本人訴訟に関する相談を受け付けています
ここ4ヶ月ほどのあいだに断続的に受けてきたご依頼への対応を整理して、当事務所ウェブサイトにページを一つ増やしました。インデックスページからは、『本人訴訟に関する相談・支援のご案内』として新たにリンクを追加しています。
文字通り、ご自分で訴訟を遂行しようとしている方を対象に、この人たちへの支援としての書類作成等に関する相談に応じることを明示することにしたのです。主に、ご自分で訴訟を起こしたあとで敵から(職業代理人から)反撃を喰らって頓挫しかけた訴訟をどうにかする、そうした場面で使ってもらうことを考えていますが、もちろんお客さまのイマジネーションと司法書士法が許す限り柔軟にご依頼に応じていくつもりです。これまでには、訴状や労働審判手続申立書の添削(書面はお客さまが作るが、僕が赤を入れる)、不利な展開をひっくり返すために一回だけ単発で作る準備書面の作成、裁判所での訴訟記録(主として口頭弁論調書)の調査といったご依頼を受けた実績があります。
訴状作成までは司法書士等に頼らずご自分で手続きをおこなう人でも、相手から答弁書が出た後の展開によっては第一準備書面以降の全書類について、書類作成業務として事件終了まで書類作成を受託する、さらに簡裁では訴訟代理してしまう可能性を排除しません。この点ではリリーフエースになり得ることを目指します。さすがに過払い金返還請求のような訴訟ではご依頼がないと思いますが、一般的な民事訴訟で多少込み入ってくるとそれなりに需要が出てくるようにも思えます…実際に、年に一度くらいは労働紛争と全然関係ないご依頼がこの分野で転がり込んでくるものなのです。
ならば、ウェブサイトにページを置いて、依頼を受けると宣言したらどうなるだろう?ということでいつも通りに仕掛けてみるわけですが、さてこのページをどのような検索キーワードに対応させるべきなのか、結構悩ましいものがあります。
ここは同業者さんのご意見ではなく、司法書士の資格がない閲覧者さんのご見解をお聞きしたいものです。『本人訴訟』とは言わないはずですね?
さしあたっては、『自分(で)』『裁判(手続き)』という語が若干多めに入るようにコンテンツを作ってみました。速ければ数日で検索エンジンに捕捉されるはずなので、しばらくは微調整を繰り返して様子をみることにします。
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検索は「本人訴訟」でいいと思いますが・・・ρ( ・・、)
私は、本人訴訟に行き詰ったとき、「本人訴訟 派遣」「本人訴訟 労働問題」で捜しまくりました。
「司法書士 本人訴訟」でも捜したようなに思います。ρ( ・・、)
投稿: ミュウ2 | 2010年10月 4日 (月) 01時23分
自分一人でやろうとする「労働審判」「残業代(未払い賃金・給料)請求」あたりでしょうか?自分は「訴状の書き方」とか「書面の書き方」とか検索しましたがどんなもんでしょう?
投稿: ぽっぽこ | 2010年7月 2日 (金) 23時07分