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挨拶代わりに『半分で(笑)』

 今年初の、過払い金返還請求訴訟を起こしております。

請求額は元本が100万円弱ですので、僕が訴訟代理人になって東京簡裁で今月第一回の期日に行ってきたところです。ですが被告の刷毛藤(仮名)からは、いまだ連絡がありません。これはこのまま第二回にむけて準備書面を作っていかねばならんかな…と思って来週に作業日程を入れていた今日、やっと電話がありました♪

 連絡をくださったのは妙に愛想のいい男性の担当さん。裁判外和解の提案をしたいのですが、と定石通りに切り出してきます。して、その金額は…

担当さん:「当社でも元本を9●万円と計算していて争いがないのですが、和解ということでその半分ではいかがでしょう?」

僕:「はっはっは~♪そりゃ応じられませんねー」

文字通り即答です。

さてさて300kmの彼方から、ちょっとイヤな沈黙が伝わってきます。ただ、僕の嗜好としては

僕:「でも、僕のところは必ずしも利息を全額取らなければならないとか、判決まで争うというところまではやらなくてもいいと考えています。元本が全額いただけるなら、分割払いには応じたいと考えているのですが…どうされます?」

担当さん:「ああ、ありがとうございますぅ」

ぶ・ん・か・つ・ばらいにはぁ、と強調して話しをすると返ってきたのは、あからさまな安堵の気配。

僕:「でもまぁ今のご提案が半額ですからねぇ。もうしばらく準備書面で殴り合ってみましょうか?」

晩ご飯の献立でも決めるかのような口調で話しかけてみると、こんどはさっきと違った沈黙が伝わってきます…はて?

担当さん:「そういうことでしたら…一括で90万円ということではいかがでしょう?支払日は11月●日で」

ってそのジャンプアップは一体なんだよ(失笑)

とりあえずこのご提案、5月中に回答すると申し上げて2分ちょっとの通話を終えたことであります。通話の始めの時点では、今日中に8割を超える額のご呈示があるなんて考えていなかったのでとっても明るく対応してしまったんですが…あちらもプロなんですから、本当ならこんなに簡単に和解金額を上げてはいけないはずです。そうしないと、消費者金融業者側がまず半額から提案してくるのは純然たるダミーだと見抜かれてしまい、まず安値で提案してみる意味が消えるわけで(司法書士としての倫理を棚上げして、消費者金融側に立って考えればそうですよね?)

さてそう考えると、妙なことになってきます。世の適当な債務整理事務所のなかには、まさかまさか本当に半分+αで妥結してしまうところもある、ということなのでしょうか?

…恐怖、です。

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