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「美味しいね」という素敵な呪文

「美味しいね」という素敵な呪文
窓の向こうは、東京タワー。いつも泊まるホテルより、大きく見えています。

今晩の宿泊先は、会食の場に近い六本木三丁目。

自販機とコンビニエンスストアとファストフード店以外で売ってる物の値段が名古屋より二割は高いような…田舎者には辛い町です。
さてさて先程お客さま方との会食を終えたところなのですが、僕にとってはとても不可思議な情景でした。

招待者たちが、目の前に出てくる料理を、実に淡々と食べるのです。

つまりそれはおいしいのかおいしくないのか、どっちなんだ?

あるいは深く静かに感激しているのか、はたまた彼&彼女にとっては、ここにある料理は特にありがたいものではないのか?考えだしたらこちらまで、自分が何を食べてるのか、目の前の人が何を思って僕を呼んだのか、わからなくなってきました。なんだかとても理不尽な目にあってる気がします。
しまいにゃこの人から依頼を受けたことさえ…後悔しかけた一刹那。

この感覚、思いだしました!

僕が昔●●書士の補助者だったときに、センセイ様に連れて行かれた年末の高級中華料理店でこんな目にあったことがあります。出てくるものは確かにおいしいはずなのに、ホスト(主催者)が実に淡々と食事する、あの感覚だ!

何かの漫画で接待に供される料理を『虚無への供物』と描写したのを読んだことがあり、上記の経験と併せて思わず膝を打ったことがあります。
僕はいつもならおいしいものは目一杯美味しそうに食べるようにしているのですが、どうもそういう雰囲気ではなく、何だか消化不良で終わりました。もちろん招待者に悪意はないはず、なんですがね。


とりあえず、結論。
悲しいから泣くのではなく泣くから悲しいのだというのが正しい面があるのと同じように、美味しいから美味しそうに食べるのではなく美味しそうに食べるから一層美味しくなるという面は確かにあるのです。多分。

で、提案。
特に妻帯者または恋人がいらっしゃるみなさま。
たまには貴方のパートナーが作ってくれる食事に思い切り敬意と感謝を捧げて喫食してみてはいかがでしょう。よりわかりやすく言うと、冒頭の言葉を使ってみては?

きっと、いいことがありますよ。
僕はどこかの同業者さんと違って、男女関係論をブログで展開できるほどの経験も知識もありませんが(笑)たったそれだけのことで、いつもより素敵な食事の時間が過ごせるかと思います。もちろん野郎同士で酒盛りに出るときにもこれで間違いにはならないはずなんですが…
今回それが叶わなかったのは残念です。それもまた一つの縁、なのでしょう。

さ、一眠りして過ぎたことは忘れます。明日は久しぶりに、中央高速線昼行便で帰ります。

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コメント

私は料理に夢中になり、がつがつと食べるので、食事中はあまりしゃべらないですが、できるだけ感想と感謝の念を伝えるのを忘れないようにしたいと思います(^-^;

子供の頃はあれこれ言ったような気がするんですけど、昔、父に怒られたことがあってあまり料理の感想を言わなくなったのかなぁ…。
いや、一人で黙って食べるのにすっかり慣れてしまったせいかもしれないなぁ。

明日、ケーキでも買って、「美味しいね」と言いに実家に行こうっと( ^ω^ )

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