その設備工事を待っていた!
かつては簡単に手に入れられたり、そこに存在しているのが当たり前だったのに、いつしか失っていた、なにか。
あなたなら、なにを思い出しますか?
- 子供の頃の純粋さ?なるほど妥当ですね。
- そばにいてくれた大切なひと?なかなか起伏のある人生ですね。
- お金ですって?…ベンチャー企業を潰した過去でもおありですか?
さて僕がこのほど思い出したのは愛知県内のローカル放送局、テレビ愛知です(汗)
実は3ヶ月ほど前に我が家のテレビをアナログチューナー+PC用モニタという構成から、地デジ対応チューナー内蔵のモニタに置き換えたのです。各局ともアンテナレベルは32~40、『世界の車窓から』を放送している放送局(名古屋テレビ)はブロックノイズだらけで受信不能、ということでかなりへこみました。
このままずっと『世界の車窓から』が見られない生活なのか、と人生を諦めかけていた先々週。ドアに突っ込まれていた一枚の紙に、目を奪われました。
共聴設備工事のお知らせ
ええーっ?
つまりこのマンション、まだやってなかったの地デジの工事?
どうやらこれまで、メーテレ以外の各局がアンテナレベル36~40でなんとか受信できていた(そして、ときおりできていなかった)のは、アナログUHFのアンテナで辛うじて電波を受信していたから、ということのようです。
それから10日間、期待に心躍らせて…昨日23時11分。
鮮明な画面一杯にゆるやかなカーブを描いて入線してくる、メキシコのディーゼル機関車三重連。本物のそれを見るときするように画面の左から右へ首をふりながら、思わず声を漏らしました。
(メーテレに)受信料払ってもいい。
もちろんNHKは受信料払って見てますが、とりあえず民放は『世界の車窓から』が見られりゃあとはどうだっていい、という程度の認識です。しかしながら受信状態がどれだけ改善されたのかは興味があります。リモコンをいじってアンテナレベルを呼び出すと、各局60~64、といったところ。さらにリモコンをいじると、音声多重にもなってれば字幕も呼び出せ、データ放送も問題なく受信できます。すご~い(ってそれが地デジなんでしょうが)
調子に乗って、さらに『番組表』を呼び出します。これまでの貧弱な受信状態だと、番組表の文字データすら受信できていない、というのが定常状態だったのです。
もちろん予想したとおりに、再受信の操作をする(そして大抵の場合応答不能になる)までもなく、全チャンネルの全番組のデータが取れています。すご~い(だからそれが地デジなんでしょうが)
上機嫌で番組表を横スクロールしていくと、なんか妙なものがあります。
10
じゅっチャンネル?
いつもなら、メーテレ(デジタル6ch)の次にくるのは東海テレビ(1ch)だったのですが、なんだか一個増えてますよ放送局が?
ええと、テレビ愛知ねぇ…
知らなかったよそんなの!(驚愕)
よくよく検索してみるとテレビ愛知はデジタル放送の出力が他局より低く、地デジ移行に際して各所で問題になっているようです。
で、タダでさえ受信能力が低かった先週までの我が家では、その存在すら感知できませんで、もともとテレビへの関心が低いこともあってそのままテレビ愛知の存在は忘却の彼方へ消え去っておりました♪と。
とにかく今回復活してくれて、なんだか得した気分がします。
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