« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2010年2月

来週は東京出張へ

 昨日おこなった同業者さんの事務所での学習会は、双方1mmも遠慮しない状態ながら無事に終了しました。もっとも、僕は無事だったのですが終了後の宴席で日付が変わるまでいじられ続けた誰かさんには…

 心から哀悼の意を表します(遠い目)

 まぁ、僕は楽しかったのでよしとしましょう。今回は解雇を巡って、特に初動の対応を中心にお話しましたが、やはり2時間では少々短いですね。

 予想通りに手間がかかったのが資料の準備です。手持ちの申請書類を、架空の人名・企業名に置き換えて見本として使用する、という作業をしたのですが、これが結構面倒なのです。同時に、労働紛争を中心にいままで作成した書類を、本来の事案と全くわからないように一般化したうえで見本として公開する作業を補助者さまと進めています。これにも書類ごとに適当な架空の名前をつかって書類を作ろうとしたのですが、全ての書類に法務太郎や厚生一郎という安直な名前をあてがうのも少々味気なく、ちょっと困って試みに

 個人情報 ジェネレータ

 として検索をかけたら…出てきた出てきた!データベース等の検証用に、架空の個人情報を出力するソフトウェアやウェブサイトが!

…僕より謙抑的な倫理観をお持ちの補助者さまは、架空とはいえいかにももっともらしい人名や住所(もちろん全部架空)を適当に入力して書類を作ることに結構な抵抗があったようですがそこはそれ。今後しばらくの間、この作業を逐次進めてもらうつもりです。公開したい書類は最低30種類程度ある(苦笑)ので、作業が終わった書類から公開しようか考えているところです。

 さてさて今月は、東京への出張を設定できずに終わってしまいました。来週から3月になり、春の青春18きっぷが使えるようになります。暖かくなってコートもいらなくなってきたことですし、久しぶりに国会図書館で資料を漁ってこようかと思っています。3月2日または5日に日帰りで一回、3月中にもう一回関東方面へでかけることになるでしょう。

そんなにすごいか、『どうこうしえん』

 今日は社労士会の研修の日。本県社労士会は熱田に自前の会館があるのに研修ではなぜか使わないらしく(収容能力の関係なんでしょうね)、いつも通り池下の研修会場のいつもの部屋まででかけました。着席すると、何列か後の席から妙に張りのある、女性の声が聞こえます。

-あいちはけんむら-

 というキーワード。(ひらがなにしてあるのは検索エンジン対策です)

 はっきりとデカイ声!なんで嫌でも聞こえるのですが、この女性社労士が派遣問題に関するなんたらネットワークの唯一の構成員なのだとか。さらに社労士は司法書士や弁護士より云々、とか言ってます。


接近危険、と推測します。


なおも聞こえてくるその声、予想したとおりに生活保護相談および申請へのどうこうしえんの必要性を周りの社労士に吹聴しています。相談を受けている方まで落ち込むが是非一度見てみてほしい、等々。

この人達のご努力はそれ自体素晴らしいんでしょうけど、今ひとつ何かが納得できません。以前当事務所にお話に来られた新聞記者さんとも話しをしたんですが、相談先としての弁護士・社労士・司法書士は多かれ少なかれ

『行くところまで行ってしまった状態の人のところには手弁当で駆けつけて集団を作って盛り上がるんだけど、それ以外の人にはちょっと使いにくい』

という面があるように思えます。受託して業務を遂行する能力、という点でも、それに対する報酬設定という点でも。正社員の人達が持ってこられる少額の労働紛争、というものに取り組んでる少数派のひがみ、だといいのですが…

さてさてプロボノ活動にもならないし儲かりもしない、つまり職能集団の対外的お体裁という見地から評価すると悲しくなるほど中途半端な位置づけの業務になってしまう『少額の労働紛争』。もちろん社会的な必要性は確信できる業務ですし、これはこれで専門的にやってると非常に面白く意義深いものがあるんです(その境地にたどり着くのに数年かかるところに結構な問題がありますが)

それがわかって冒頭の同業者女史、せっかくお持ちの労働法の知識を『用いない』業務の意義を力説するのかな、と少々複雑な気分でありました。最近当事務所に持ち込まれる複数のご依頼で、会社側に社会保険労務士が関与したがために紛争が激化・状況が悪化したとしかいいようがない案件があり、なかには

「社労士は悪い奴だと思ってたので、同じく社労士である鈴木先生への依頼を躊躇した」

と言われて思わず笑ってしまった、というものまでありました。職能集団で適当にくくって、社労士は弁護士よりどうこう、とか司法書士は社労士とちがってどうこう、という議論自体にあまり意味はないし、生活保護を要する集団、をひとくくり設定したうえでさあこの人達をみんなで支援しよう、とがんばる動きはその反面で、要保護水準まで行ってないけど安価で精緻な支援を要する人の存在にあっさり目をつぶるものにもなりかねない、そんなことを考えながら、ちょっと遠い目で資料を眺めておりました。

さぁ、明日は同業者さんとの勉強会です。プロボノ活動にもならないし儲かりもしない労働紛争の魅力(笑)を少しでもお伝えできるでしょうか?こうした営みがうまくいって労働紛争に関与する人が増えたら、なんたらネットワークの諸先生の仕事が将来少しは減るかもしれません。

素晴らしき『無料サービス』

 最近はこのブログを、だいたい二日に一度更新するようにしています。それより更新頻度が延びるのは、なにか面白くないことがあって文体が荒れる可能性があるか、そうでなければ面白いことを見つけてしまってそれに没頭しているときだ、とお考えください。

 さて先々週は、よそへ売却するレーザープリンタ(梱包後重量 推定90kg)を一人で車に積み込むという後ろ向きな作業に文字通り全力を注いでおりました。これが終わった先週末から今週にかけて取り組んでいたのは、うってかわって…たぶん前向きな作業です。

 昨年から着想だけはあったのですが、事務所にただ一台だけあるWindowsXPPro搭載機に、PDA(東芝genio e830)からVPNを使ってリモートデスクトップを利用したいと思って悪戦苦闘していたのです。そのために特別なソフトウェアやサービスを新しく購入しない、という条件で。

 リモートデスクトップはWindowsXPProに標準装備されている機能で、遠隔地にある搭載機の画面をクライアントのPCやPDAから操作できるというもの。これが使えれば実質的にはPDAが画面の狭いWindowsXPPro搭載機として動作することになりますから、これが実用化できればいつも出張時に持ち歩いているWindows98SEが動作するサブノートPCを持たなくて済む→最近ひどくなった出張時の肩こりが減る!これはやるべきだ!

…と心に決めたのは、寒風吹きすさぶ30年前の新興住宅地(茨城県内)に現地調査に赴いた昨年12月。今日、全ての不具合を潰してようやくシステムが安定的に稼働する状態に持ってこれたのです。VGAで動くように改造したTerminal Service Cliantの狭い画面の中で、しっかりと一太郎が動いています。

VPNを組むにあたってネックになったのが、ADSL+ルータでブロードバンドに接続している現在の環境下でグローバルIPアドレスが接続のたびに変わる(つまり、クライアントで設定すべきデータが毎日変わってしまう)のをどう解決するか、です。

 通常はこのへんを、ダイナミックDNSを利用してVPNクライアントの設定は常に一定、ということにして対処するのでしょうが、これは採りませんでした。要は出先から、いつでも事務所内のブロードバンドルータが付与されているグローバルIPアドレスを知ることができればいいわけで。

…探してみたら、ありました!PCに常駐して自分の属するルータのグローバルIPアドレスを監視し、最新のIPアドレスをメールで携帯電話に送ってくれるフリーウェアが。これなら、VPNクライアントの設定はしばしば変更の必要があるものの、ダイナミックDNSを利用する必要もないし、数時間に一回グローバルIPアドレスが変わる(ま、接続が不安定なだけなんですが)のはかえってセキュリティが強固なようにも思えます。侵入を試みたくても、侵入先が数時間おきに変わってしまうわけだから。

あとは念のため万一の不正侵入に備えて、秘密鍵を利用する暗号を用いてVPNサーバのファイルを軒並み暗号化してしまえばシステム一式のできあがり、でしょうか。

とにかくこれで、出発前に慌てて最新のデータをデスクトップPCからサブノートPCに同期させる、などということをせずに済みます。手荷物も数百グラム軽くでき、大変満足です…もともと、出発当日朝の数分間早起きする必要がない、というのがこのシステムの構築目的の一つであったりします。

そしてもう一つ、気づきました。

今回構築したシステム、どこかの補助者さまが(ええ、誰とはいいませんがどこかの…)ご自宅のPCからいつも使っている事務所のPCの画面で作業するにもそのまま使えるよな、と。

あくまでも可能性の話しです。ただ、補助者を在宅労働者化するのは司法書士事務所でも結構簡単、なんでしょうね。リモートデスクトップのクライアントを自分のうちのPCに実装してしまえば、あとは通信回線経由で事務所のPCを動かして不動産登記をオンラインで申請する、という仕事をしている人もすでにいらっしゃるはずです。

 今日出先で試したのは、PHSでダイヤルアップ接続してVPNを構築しリモートデスクトップ経由で事務所の一太郎を普通に使う、という作業でしたが、ダイヤルアップ接続の通信速度でも、動画や音楽を利用しない限りソフトウェアの利用は余裕で可能だということがわかりました。

もちろん登記が年数件の当事務所では、VPNは運用したいと思っても不動産登記オンラインシステムの導入には、技量はあっても関心がないんですが(失笑)

ま、甲号オンラインのほうは諸先輩方の犠牲ご努力のもとにもう少しシステムがブラッシュアップされるのを待って、ゆ~っくり導入に動くつもりでいます。現状では乙号オンラインが、このVPN+リモートデスクトップの活用で手のひらサイズのPDAから利用できちゃう、という点に十分満足しています。

駿府城址の春待人

駿府城址の春待人
静岡までやってきました。

裁判所の隣は、堀をはさんで駿府公園です。帰りのバスまで時間があるので、園内を通り抜けて静岡駅まで歩くことにしましょう。この木の回りだけは春の気配です。

出張中に、二人のお客さまから嬉しい連絡を受けました。いずれも、労働紛争のお客さまからで、それぞれ入金があったとのこと。たどった経過も支払われた額も全然違いますが、なんとか妥当な結果にたどり着くことができたと考えています。

順当に行けばもう一件、春までに終結しそうな事案があるのですが、こちらもいい結果を待ちたいですね。

小さな事務所に小さなプリンタ

小さな事務所に小さなプリンタ

ヤフオクで落札したA4カラーレーザープリンタ(CANON LBP5050N)がやってきました。中古で買って以来、製造後9年立ったEPSON製A3カラーレーザープリンタを淘汰して、事務所の身の丈にあった小さいプリンタに取り替えることにしたのです。

ところで先代のレーザープリンタ、梱包して事務所外に追い出すのに無慮5日を要した先日の記事の写真と比べて…

なんだよこの小ささは(笑)

一人でもなんの苦労もなく開梱し設営できる幸せに感謝しつつ、つつがなくネットワークの設定を終えてまずプリントアウトしたのはWEB乗車票=明日の名古屋から静岡への高速バスのきっぷです。出力された紙を見ると、トナーのつやがなくなってなんだかインクジェットのような雰囲気です。待機時に無音になったほか印刷時の騒音も低減されており、この事務所のような零細事務所にはこれで十分という印象を受けました。黒だけ使って書類を大量出力する際のスピードは先代より劣るカタログスペックなんですが、公称毎分26枚、ただし100枚に2枚は用紙ジャムで停止、というより毎分12枚の出力を中断せず100枚やってくれるほうがよほどいいわけで。先代とは6年半つきあってついに愛情が芽生えることがないまま別れの日を迎えることとなりましたが、今回のプリンタとはうまくやっていけそうな気がします。

ところで今回は、行政書士補助者時代の平成12年に買ったインクジェットプリンタ以来実に10年ぶりに新品のプリンタを導入できたわけですが、ここで少し考えました。

今回の購入価格は送料込み4万円弱。もちろん保証は1年ついています。

これに対する、保証期間を延長するかたちの定額保守のメニューは、1年当たり1万3千円程度。

さてそうすると。3年間定額保守に入るお金で一台新品が買えてしまうことに…?

さらには保証期間が切れたあとでも製造部品の保存期間中は新規に利用開始できるタイプの定額保守は、1年で2万7千円。

→もう新品買ったら?って設定です(笑)

先代のプリンタは、中古で買って4年使って各所で不具合がでてきたところで1年だけ定額保守に入って不具合を直させ、さらに1年半使って廃却するという作戦を取りました。今回も、それで行ってみようか少々悩んでいます。経営上は、壊れたら捨ててしまうのが一番コストパフォーマンスに優れているように思えます。

さて明日は、静岡への日帰り出張です。

1mmも遠慮しない、というオーダー

 そのお客さまから来たファクスには、標題のとおりとっても強気なお言葉が書いてありました。なるほど、要望事項がずらっとならんでいます。

 ふっ。相手にとって、不足なし(笑)

 さてさて今回のミッションは、これまた少々変わっています。市外のある同業者さんの事務所に出向いて、そこの先生方相手に個別的労働紛争に関する学習会を行え、というご注文です。同業者さんに対する労働関係の研修は一昨年、隣県へ出向いて実施したのですがやっぱり一度あることは二度以降あるものなんでしょうね。昨年は司法書士会支部で年金に関する講師になったことがあり、案外年に一度はどこかでお座敷がかかるのかもしれません。

 とりあえず受託にあたっては、研修終了後何か食べさせてくれるという条件を確保しつつ、あとは依頼人も事業主である以上クーリングオフされることはあるまいな、と値踏みしつつ喜んでお受けすることにしたのですが(←冗談ですもちろん)、どうせでかけるからにはお客さまの要望を満たしながら、何か楽しめる趣向を持ち込まないといけないな、といろいろ考えているところです。

 せっかく小集団での研修ですので、実際にあった(もちろん、権利関係が錯綜して登場人物も多くて同時に複数の手続きを取らねばならず某テラスの相談担当者はアッサリ匙投げたような)事案をベースにして、それがどんな相談からはじまるのか、何を聞き取りどう動き結果としてどうなったのか、の過程をお客さまの要望があるところを厚めにして話してみようか…と、これまでの事件のファイルを漁ってモデルになるものを選定しています。あとは選定した事案をもとにして復元した相談の内容を事前に先方に送り、ご自分ならどうされるかを少々考えてもらって実施日を迎える感じにしてみましょう。

 昨年から僕の身の回りで、司法書士業界(単位会)が労働関係の能力を向上させようと動き出す話しが少しずつ入ってきています。愛知県でも隣県でもそうした動きがあると聞いています。一方で社会保険労務士会でも、各支部の研修で、労働紛争について弁護士を招聘して研修をしようという企画が出てきています…以前敵に回した弁護士さんが東京から呼ばれてくる企画を見たときにはちょっと笑ってしまいましたが。

 もちろん、そうした動きのなかであるものは継続せず沙汰やみになるでしょうしあるものは実際に定着する方向で動き出すでしょう。ただ一つ言えるのは、知識をひろめる手段として数十人規模の受講希望者を集めて適当に2時間程度研修を設定してハイおしまい、ということの繰り返しであれば常にほぼ無意味(少なくとも、そうなる可能性が大であることを自覚して実施すべきだ)、ということです。出席者は寝てても単位が取れるし起きてても思考停止状態でOKなわけですからね。そういう講師の依頼なら多額の迷惑料を請求せねばなりません(笑)

 でも今回はその真逆を突いてきた、ということで、この発想に至った経緯にも興味があったりします。これまでの『少々変わった』初めての類型の依頼たちに対してやってきたのと同様に、思い切り品質の高いサービスを安値でぶつけて反応を見る、という作戦で行ってみるとしましょう。こちらも、1mmも遠慮せずに仕掛けてみます。お楽しみに?

今度は、小さいのにします

今度は、小さいのにします

廊下を封鎖する、謎の物体。別に事務所内に立てこもっているわけではありません。

前回の記事で少々触れた、ヤフオクで売却が決まったEPSON製A3対応カラーレーザープリンタとそのキャビネットのうち、上半分(プリンタ本体)の梱包を終えつつある写真です。本体重量71kgということで段ボール箱にいれてオシマイにできるわけもなく、久しぶりに大学時代の講義(曲げモーメントとかせん断応力とか)を思い出しつつ合板と鉄製のアングルと2×4の角材をふんだんに用いて作り上げてみました。

白い鉄製のアングルはかつて『ファングル』という商品名で発売されていたのがここ数年遊休資産と化していたもの。学生時代はこのファングルを組み替えて机や棚や踏み台をつくっていたのです。

写真の状態にしたあと、上半分の構造に長さ1200mmのファングル4本で足をつけて自立させ下半分のキャビネットをいったん取り外し、ファングルとキャスターを組み合わせた台車の上に載せ替えれば水平方向への移動が可能になり、部屋の外に出すことができます。しかも台車のキャスターに合わせたレールもファングルで造ってあげれば、梱包後90kgはあるプリンタもそれなりの勾配を上がったり段差を超えたりすることができるようになる、と気づきました…鉄製の軌条の上を車輪で走行させ物を運ぶ、これはまさに『鉄道』?

しかもこのレール、それ自体が鉄橋を兼ねます。僕のマンションは駐車場から階段2段上がってから1階エレベータにつながる配置が搬出の障害になるはずだったのを逆に利用して、地上高440mmの一階からファングルで作ったレールを地上高590mmの自動車の荷室に渡して台車を走行させ、一気に積載を終えることができました。全長わずか1m弱とはいえ、重さ90kgの物体が空中を走行している数秒間を見るのは結構な恐怖でしたが。

…と、文章にすれば数行でもこれだけのことを考えて実行するのが実に4日がかり。プリンタ本体部分の車載が終わったのは13日の夕方のことです。いやはやものすごい時間の浪費です。

そしてこの半不動産一式を化猫運輸の営業所に持っていったところ、容積換算重量800kg(荷物車載用のボックスパレット一台の貸し切りが必要と査定された)で2万6000円也の請求を受けました。ちなみに落札価格は8000円で、落札した方に請求していた送料は実重量基準で約6000円(愕然)

ちゃんとした事務機器販売店から買っていれば、少々(結構?)高いかわりにこうした処理でわずらわされることはないのですが、今回はまさに出品そのものが失敗としか言いようがありません。いまになって考えると、おそらくは梱包なし手渡しで取りに来れる人限定として気長に出品するのが最適な対応だったのだと思います。それなら落札価格1円でも、搬出してもらえるだけいいわけで。

ちなみにこのプリンタ、廃却処分に際していろいろな業者に聞いたところ部屋まで引き取りに来てもらって単純に廃棄処分する費用は約3万円、梱包せず落札者のところへ発送する場合には6万円、という見積が取れていますので…処分費用としてはこれでも安い方。製造から9年立っているこのプリンタ、うかうかしていると値段がつかなくなって廃棄しか選択肢がなくなります。まだ1万円台の出費で済んで、よかったかもしれません。

そしてありがたいことには、このプリンタの廃却処分の過程で僕も忘れていた未使用のトナーが3本出てきました。こいつがヤフオクで売却できれば、今回の赤字の半分ほどを補填できる…はずです。

思えばこのプリンタ、カタログスペックとしては十分で開業以来3万枚弱の書類を出力してくれました。でも、ここ3年ほどで気づいていたのです。

この事務所では、とくにA3判の書類を大量出力する必要なんかなかったことに。

次の導入機種はすでに決まっています!

重さ16kgのCANON製A4判カラーレーザープリンタです!

なぜか豊川稲荷経由掛川行き

なぜか豊川稲荷経由掛川行き
体のあちこちがきしんでいます。あまり歩きたくありません…が、それでも二月第一回目の出張となると心が弾みます。
今日の目的地は、掛川市。半日で帰ってこれます。先月の沖縄のような遠くへの旅もよいものですが、近場でもやっぱり楽しめるものです。

さて週明けからいままで、ヤフオクで売却が決まった動産の発送準備に忙殺されていました。ブログの更新どころか、ここ三日ほど午前4時より前に寝てません。
なぜなら今回の売却物件は、カラーレーザープリンター。しかもA3対応。

総重量 71kg。

男手が他にない現状では、動産というよりむしろ不動産(汗)

しかも、複数の運送業者で扱いや集荷を断られたり、新品が買えるぐらいの見積もりを出されたりして結局のところ、『自力で梱包し、営業所に持ち込む』という選択肢しかなくなりました!こんなときに男性補助者の応募があれば即決採用するかもしれませんね。

かといって便利屋さんや軽貨物の業者さんに安易に頼むのも悔しいし…

という思考過程でドツボにはまりました。つまり、この半不動産を高さ60cmのキャビネットから床に下ろして作業員二人でなら壊さず持てるよう作業場所を選んで梱包し(一部のドアが通れない寸法になります)、地上にある2段の階段を38cm下って地上高57cmの軽自動車の後部荷室に滑り込ませなければなりません。

これを家にある手持ちの資材と僕一人の労働力で実現する一人遊びに体力と知力と精神力を使い果たしまして、昨晩ようやく梱包後の本体を床に下ろし、台車に載せて水平方向への移動を可能にしたところです。まさに三日がかり。ですが、この技術を応用すれば階段と積み込みには対応できる目処が立ちました。少なくとも、女性の補助者さまでも指先だけ貸してくれれば大丈夫、というところまで準備が整っています。午前3時まで頑張った甲斐がありました(仕事しろって?)

そんなわけで、今日は重たい体と軽い心を引っさげて出発したら。

本宿で名鉄から13時04分発の東名バスに乗り換えるはずが、なぜか一本あとの13時17分発のバスの時間に合わせて出てきてしまったようです。

しかたがないので豊橋まで名鉄で行こうと急行に乗って車内で仕事していたら、なぜか豊川稲荷に到着してしまいました。(名鉄の豊橋寄り末端区間には、豊橋への本線のほか豊川稲荷への支線があります。こちらへ連れ込まれたわけで)

う〜ん。
よほど知力を使い果たしたようです。たしかに、一般先取特権行使事件の数倍頭を酷使した自覚がありますし。

気分転換と厄除けを兼ねて豊川稲荷に参拝後、慎重に慎重に本日持参の契約書をチェックしたら本文は完璧ですが日付と!表題が!違ってます。嗚呼。

とりあえずコンビニエンスストアで修正版を出力して、なにごともなかったように捺印をいただいてきたところです。

今日はこれにて、一件落着(遠い目)

新しいコンテンツができました

 久々に、依頼の誘致や事務所の情報とは全然関係ない情報提供系の大型コンテンツを公開することができました。名づけて、

 誰でもできる『傍聴』のしおり

 これはもっぱら民事訴訟に対象をしぼって、傍聴してみたい人がつつがなく裁判所に行って傍聴してみたい訴訟を選び、法廷に入って出て帰ってこれることを目指して解説したコンテンツです。対象者は、これから本人訴訟を利用しようとしている人(べつに、当事務所に依頼するつもりがなくても全然結構です)、さらに、すでに訴訟の当事者になっていて証拠調べを目前にしており、試しに他の訴訟の証拠調べを傍聴してみたい人たち。当事務所でこうした人達にどんな説明をしているか、を整理しながら作りました。

 つまり…今後は『コンテンツを見てね』の一言で説明を終了できる!というわけではありませんが、少なくとも説明の品質を均一に、そして精密にしやすくなったはずです。お客さまへの説明を整理してコンテンツにしたものとしては『こちら給料未払い相談室』がありますが、これは手続きに関する情報提供と併せて当事務所への依頼誘致という目的を持たせてありますので、別に依頼とは関係ない!というコンテンツとしては『『おはよう』のない事務所で』以来実に4年ぶりの新規大型コンテンツになりました。

逆に考えれば、今の手持ちのネタだけで食ってこれた(笑)ということなんですが。

 さて純粋に情報を提供するだけのコンテンツの増強にもちゃんと意味はありまして、説明に関する文章の質や内容を評価したうえで有料の相談を受けてもいいとおっしゃる良質のお客さまが当事務所に依頼してくれることを期待できます。良質の文字情報をたくさん保有する、という検索エンジン対策の王道を指向するものでもあります。

 ただし『純粋に情報を提供するだけ』なので、事務所経営に対する効果はとっても遅効性です。だいたいこの手のコンテンツを増やしてお客さまから反響が来るのは半年後。それまでどうやってこの事務所を持たせるかはつねに未解決の課題であります。

 とはいえまだまだ書きたいコンテンツがありまして、いま考えているのは

  1. こちら給料未払い相談室』に労働審判・債権仮差押・債権差押命令申立・一般先取特権の行使に関する情報を追加
  2. いままで経験してきた、労働訴訟における『会社側の反論・言い訳・ウソ・こじつけ』を類型ごとに整理して公開
  3. 労働紛争で実際に用いた書式を整理して、申立類型別に解説をつけて公開

この辺を逐次進めていきたいな、と思っています。1.だけは今月中にできるはずですが、2.は依頼受付を停止してもまる1ヶ月はかかりそう。3.に至っては補助者さまの全面協力を得てもいつになるやらわからない、という感じです。

これまでの作業のせいで最近の補助者さまの仕事はすっかりコンピュータオペレータと化しており、あまり楽しく仕事をしていただいているかどうか自信がありません(苦痛でも無意味でもないとは思いたいですが)。

さて、『病院職員』さんは最近少しずつコメントの頻度があがっているような気がしますね。ありがとうございます。日々の仕事を楽しむことはなかなか難しくて、それ自体が芸の一つになりうるのかもしれませんね。

2月はゆっくり執筆生活(?)

 …などと口にしたとたんにどこか県外から緊急の依頼が降ってくる、というのはあまりにもありがちな展開なのですが、しばらくの間それはないことを期待しましょう。

 さて、今月に入っていきなり、関東の裁判所で予定されていた当事者尋問が会社側代理人の辞任により、3月に延期されてしまいました。このほか、先月に期日があったり訴状をだしたりした訴訟がなぜか揃って3月に期日を設定してくれています。この数、関西2件関東1件。

 裁判所が春の青春18きっぷ発売期間に合わせて期日を入れてくれた、と考えてよいかはさておいて。(3月に労務倒産させてくれる、という考え方もあります)

 これで2月は、対応を準備しなければならない期日が一つもないことになってしまいました!さらに、月初めに4件ほどの入金が一気にあって(めったにないことですが)、今月末のお家賃の心配をしなくてもよい状況になっています。

 こりゃゆっくり冬眠して春を待つとしましょうか、などと言ったら補助者さまに説諭されるに決まってますので、何かしごとを探さねばなりません。そんなこともありまして、これまで書こう書こうと思って書けなかったコンテンツの作成にとりかかっており、来週明けには一つ新しいコンテンツを公開できそうです。これは本人訴訟を考えている人に、民事訴訟の傍聴の仕方を解説するもので、気分よく執筆していたら現時点でA4判20ページほどになってしまいました。久しぶりに情報提供系の大型コンテンツになるものと期待しています。

 しかし道理で今日は、背中から肘にかけて痛い(キーボードの使いすぎ!)

 それでもこの二日ほどの集中作業で、なんとか文章は9割方できあがりました。とりあえず今週末に出勤される補助者さまを一般人代表と見立てて、彼女の校閲を経て公開する予定です。

 このコンテンツでは、以下の本を参考文献として必要に応じて参照しながら説明する形式をとりました。執筆にあたって傍聴に関する書籍を国会図書館で結構漁ったなかでも、これは裁判の傍聴をまじめに解説してわかりやすい、ためになる本だと思います。念のため愛知県内の公共図書館での所蔵状況を横断検索したところ、結構な数の所蔵がありますので、他県の図書館でもそう悪くない状況にあると推測します。裁判所で用いる書式・書類もたくさん掲載されているので、本人訴訟の何事かをお客さまに説明せねばならない司法書士さんにも便利な一冊かもしれませんね。

楽しいこと、考えてますか?

楽しいこと、考えてますか?

 ひきだしの中を整理していたら、収入印紙がでてきました。100円と50円の組み合わせということは、裁判書類の閲覧(150円)で使おうと買っておいたものだと思います。しかし糊が湿気でくっついてしまってはがせません。やむを得ず水につけて溶かし、台所の蛍光灯のところで一晩乾かしておりました…写真のとおりに。

 で、今日は補助者さまの出勤日。お茶の用意をしていた彼女の手が止まります。予想も期待もしていたとおりの質問が降ってきました。

なぜこんなところに収入印紙があるのか、と。

旅行書士、答えて曰く


 ああ、2月1日は司法書士のお祭りでしてね。そうやって台所に収入印紙を貼ると幸せになれるって…逆さに貼ると福が降りてくるっていうでしょう?


→これをごく普通の口調で言ってみるところがミソなのですが、今回のは少々外したようです。その後彼女はにこやかに、鯛焼きとコーヒーをおやつに並べてくれました。

 さて、仕事中になにか面白そうなことや楽しいことを考えるのが大好きです。できれば、補助者さまとも一緒に楽しめる事務所を目指したいとも思っています。粛々と真剣にやっている(ようにみせている)だけでは頭はあまり働かないというのが持論でして、それなりに楽しませないと仕事もはかどらない、というのは僕だけでしょうか?

 ただし、仕事を(あるいは、仕事場を)楽しくすることと世間一般で通用しているプロトコルに適合する仕事をすることは当然シビアに両立すべきものと考えておりまして、このあたりが見えていない求人応募者については5秒で不採用の決定を下します。今までに複数出現しているのは、履歴書の送付状にこちらの企業名(つまり事務所名)と担当者(僕の名前)をちゃんと書けない人。ある程度馴染んだあとなら少々遊んでくれてもいいけれど、初対面の人には普通にアプローチする術を身につけていてほしいものです。

※当ブログの継続的読者の方にはおわかりかと思いますが、もちろん司法書士のお祭りなど存在しません。罫線内の発言はあくまで冗談ですのでなにとぞご承知おきを…

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2021年4月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30