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2009年10月

モツカレさま…でございます

モツカレさまでございます

月曜日の出張で出掛けた駅の土産物やさんで思わず手に取ったのはこの、『モツのカレー煮込み』。製造者を見れば、もうしっかりとはごろもフーズ(本社:静岡県静岡市清水区。静岡県人なら誰でも納得するブランド)謹製であります。完璧なキャラクターの一品を、少々お疲れ気味の晩ご飯に添えたところです。

さてさて今月最後の相談は、昨日新宿で実施したものとなりました。出張中に飛び込みでご依頼をいただいたこの相談は2時間5000円の通常設定に加えて、やむを得ず土浦ー上野間の特急料金1410円也をご負担いたいだいたのですが…さてこれが高いか安いかは今後の判断を待たねばなりません。

旅行書士として表の顔で2時間5000円の稼ぎをあげている間に、今月最後の取引が約定しました。外国為替証拠金取引でユーロ売りの逆指値注文(設定値より価格が安くなったら約定する売り注文)を出しておいたのです。相談終了時にこれを決済して、こちらでは1時間半で7000円ほどの収益。

そして今月は、すずき事務所経営安定化基金の外国為替証拠金取引だけで200万円の元本に対し40万4千円の収益を上げることができました。ついに単月で本業の売上を超えてしまったのが嬉しいような恥ずかしいような感じですが、さりとて清く正しく美しく事務所を経営破綻させる趣味はないので…まぁ、これでいいでしょうかね。今週末はすべてのポジションを決済して現金化し、のんびりと過ごしています。ただ、このぺースで行くと来月には金融取引による年間雑所得(笑)が100万円を突破し、いよいよ本気で納税額の心配をしなければならなくなってきます。たかが雑所得、されど雑所得。

一方本業のほうは、ウェブサイトを改装したせいか久しぶりに不動産登記のお問い合わせをいただいたところです。これで少しでも依頼が増えれば作業の甲斐もあったといえるのでしょうが、今回は徹底的にサイトの見栄えを替えたにも関わらずそれについてコメントしたお客さまがほぼ皆無、みごとなまでに皆無!という状況にあります。

…そのうち誰かが『元の手作り風味漂うデザインがよかった』とかコメントを入れて、それを皮切りに元に戻せというクレームが殺到したら…どうする?

などと補助者さまに冗談を言ってるところです。もちろん現実化しないことを祈ります。

今月あったいろいろな出来事のいくつかは、今後この事務所にかなりな影響をもってきそうな気がします。

全出張日程終了!

全出張日程終了!
新宿駅新南口の夕焼けは、排気ガスの匂いがします。

気分は悪くありません。労働審判が第一回期日で終わり、望み通りの成果を得ることができました。今月は東京と名古屋で労働審判を経験することになりました。このほか二件の新しい代理業務の御依頼をいただいています。

なんとか来月も、生き延びることができそうです。

名古屋行きの中央ライナーは16時50分発。混んでなければよいのですが…

ウェブサイト改装ほぼ終了

ウェブサイト改装ほぼ終了
先日九州方面へ出張したときに撮ってきた写真をトリミングして、インデックスページのスタイルシートを書き換え、それぞれアップロードを終えた午前2時。

とりあえず、これで当事務所ウェブサイトからテーブルデザインと以前のスタイルシートを使っていたページがなくなりました。

透過PNGファイルをIE6で表示させる方法とか同一ブラウザで同一のスタイルシートを読ませてもDOCTYPE宣言する文書型で表示が違うとか、知らない立場で接すれば理不尽極まりない上に本業とは全然関係ない(汗)経験を一層蓄積してしまった気がします。

細かい不良個所の洗い出しは補助者さまにお任せして、今日からの関東出張では秋の中央道を選びました。さすがにしばらくディスプレイを見たくない気分です。

競合する名鉄バスが片道3500円のキャンペーンを張っているため、きっと空いてるだろう…と選んだJRバス中央ライナー2号(片道3880円)は栄発車時点で乗車人数わずか2名。
せっかく小綺麗なバスでも乗ってくれる人がいなくては…と思いかけましたが、まず自分のウェブサイトの心配をするべきでしょうね(苦笑)

ビルの谷間の境内で

ビルの谷間の境内で
実家から1時間ほどでこれるその街に、久しぶりにやってきました。被告欠席ということで僕が訴訟代理するまでもなく自動的に勝訴判決にはなるものの、喜ぶにはまだ早い状況です。

帰りのバスまで2時間弱の空き時間。ひま潰しにと少し歩くうちに、小さな神社を見つけました。宮司さんの三歩後ろを、トラネコが歩調をとってついて行きます。

簡裁代理権取得後の、我が事務所の繁栄(というより生存)を願って参拝を済ませ、おみくじをひいたら…

旅行 ひかえて吉 利なし

なんと不吉な、と思って隣を見れば

商売 扱うて 損をせず
…これって簡裁代理&法律扶助業務のことでしょうか?

笑えたのは
相場 大丈夫 売れ

…ナイスです。先週からユーロ売りのポジションを作っていたところです。

ささやかな達成感と根拠なき安心感を道連れに、東京からのバスを待っています。

今週は、事務所にいません!

 今日は日中二件のお客さまに会い、夜になってさらに二件のお客さまと電話での打ち合わせを行い、さすがにぐったりしたところに開いたメールが妹からで「(この)ブログを時々読んでいる」と。

…なんか、疲れが倍加した気がします(苦笑)

 さすがに身内にこう言われるといかにも複雑な気分ですね。まぁ生存確認に使う程度ならよいでしょう。

 さて、週の初めから思い切り疲れたところで今週は三つの期日が入っています。

  1. 26日 静岡県内
  2. 28日 東京都内
  3. 29日 東京都内

上記1.2.は自腹出張めでたく確定(失笑)3.については他のお客さまの依頼と調整して行ってみたいと思っています。28・29日の出張はさらに北関東まで足を延ばして2泊3日になる予定で、つまり今週事務所にいる平日は27日の火曜日だけになりました。ただ上記三件はいずれも戦略的優勢が確立されている戦いですので、精神的にはだいぶ気楽です。

ただし。26日は簡易裁判所での第一回期日なので、お客さまには「もしおかしなことになったら訴訟代理するから」とはお伝えしています。現在の情勢では欠席判決で全面勝訴するか飛び込み的に訴訟代理人デビューとなるかの選択になっており、その意味ではちょっと気がかりではあります。

いちばんお気楽なのは、欠席判決が見えた時点で(期日数分前に被告が出頭しておらず、答弁書も出ていないことが確認できた時点で)駆け込み的に訴訟委任状を出して欠席だけど勝ちは勝ちさ♪と言ってのける、とか?

まぁとりあえず、少々時間に余裕をもって往復のバスを手配しました。東名ハイウェイバスを使うと、新幹線を使った場合の三分の一の費用で往復できてしまいます。

 もちろん、欠席判決が取れたら躊躇無く訴訟費用確定処分を申し立てるつもりです。その場合の交通費は実際の支出額より多く決定されるのですが…

 完全に合法なんですって!合法なんです!

限定的無料相談をどうぞ

ステッカー 出してます
 書類を出したのは先月です。文字通り提出すら忘れかけたタイミングを見計らったかのように、法テラス関連の書類が届きました。法テラスの正式名称は日本司法支援センター。司法制度改革の一環として設立された特殊法人でして、司法書士から見ると民事法律扶助(資力がなくて弁護士や司法書士が使えない人のために、報酬を立て替えてくれる制度)の制度の提供者になります。今年の9月に簡易裁判所における代理権を取得したのを機会に、法テラスとの契約申し込みを行ったのですが…

 さて、見れば法テラス愛知地方事務所から僕宛の申し込み承諾書類が発出されたのは10月9日、さらに司法書士会からの書類が10月22日、で本日到着となったわけですが…いったいこの過程になにが起きていたのかはまったく謎、です。

 同封物のなかに大小二種類の素敵なステッカーが入っていました。司法書士会22日発の書類に、法テラスの制度を使った無料相談の登録を行った司法書士はこのステッカーを掲出するよう書いてあります。しかしそこは賃借人の悲しさ、うっかりこうしたものを貼ってしまって原状回復が厄介になったらイヤです。そこで。

 周りを探したら、ときどきポスティングされるどこかの水道屋さんのマグネットシート(写真上)が出てきました。こいつを切ってステッカーを貼り付けたらマグネットステッカーのできあがりになるはずです。試しに両者を重ねてみたら、高さ方向の寸法がほぼぴったり♪

 納得しているのかどうだか少々わかりにくい気配を漂わせている補助者さまに作業を頼み、シートをカットして着脱式相談登録司法書士ステッカー(写真下)を作ってもらいました。


 まじめな情報提供のページはあとで作りますが、本日より晴れて民事法律扶助業務をはじめます。これは、具体的には

  • 無料の相談を提供するもの
  • 書類作成の報酬を立て替えるもの
  • 訴訟代理の報酬を立て替えるもの

 の三種類となります。残念ながら誰でも使えるわけではなく、単身者なら月収約18~20万円以下、4人家族なら約30~33万円以下、かつ所有資産が単身者180万円未満・4人家族300万円以下(評価方法に諸規定あり)、といった制限がありますが、勤め先を解雇されたフリーター、というような人ならだいたいパスする基準ではあります。

 上記の制度のうち、とくに無料の相談については報酬の立て替えではない(利用者に支払を求めていない)制度なので、当事務所においても久しぶりに無料相談の扱いが復活することになります。残念ながら事務所において実施されるものに限るので、当事務所まで来ていただける方に限ります。

 ところで。

 いままで当事務所には、三重やら東京やら大阪やら兵庫からお客さまが相談にいらっしゃったので…

 試しに送付資料を調べてみたところ、

  • 相談場所が当事務所であること、
  • 相談者が資力の要件を満たすこと、
  • あとは相談内容が民事法律扶助制度の趣旨に沿う(労働側への労働相談がこれに沿わないことは滅多にない!)こと、

 これらの他に、相談者に対する制限はありません。つまり、この事務所に来てもらえれば居住地に関係なく無料相談対象たり得る…と?

 ならその分の交通費で有料の相談使えばいいじゃん、ということに、普通はなるんでしょうけどね。

萌えもよし 兵器もまたよし…?

 先日、お客さまと家庭裁判所へ行ってきました。ある申立にくっついていったのですが…

  申立相談の番号を呼ばれて着席。申立の内容を述べると職員氏の表情が冴えません。その類型での受理実績があまりない、ということのようで他の職員氏たちと参考文献に取り組んでいます。しまいには奥のほうに引っ込んでしまい、ふとカウンターの奥、彼の席のパソコンに視線が止まりました。そこには、

 F-4ファントムEJ改登場

 の文字がひたすらひたすら横スクロールしています。

 もう、ひたすらひたすら

       F-4ファントムEJ改登場

という画面を出したまま…戻らない主を待ち続けています(呆然)

なぜEJ改なのか、確かにF22の導入の途がほぼ絶たれたいま、まだ同機種の重要性は減少しないはずなんですが…

なぜ、彼はこのメッセージをスクリーンセーバーにセットしたのか?謎です。

 そうなると他の職員氏の端末も気になってきます。パッと目に入ったのは庶務課の某氏の壁紙。約7メートルの彼方からでもあきらかにそれとわかる

 女の子(アニメ調のイラスト)の上目遣い

…萌えなのか?

 …それは萌えなのか??

 いずれも聞いてみる勇気はなかったのですが、家裁のひとたちもずいぶん楽しく仕事されているようであります。ややあって、手続き自体は無事開始されることになりましたとさ。


 さてさて新たなコメントをいただきました。ホシヲさん(お店のウェブサイトは業者さんに作らせたんですか?)、病院職員さん、どうもありがとうございます。病院職員さんははじめましてですね。写真がきれいとのこと、おそらくは機材が従前よりよくなったということでしょう。腕が上がった自覚はありません(失笑)

 あとは、いろんなところに行けるために何か素敵なものに出会える頻度が高いというところでしょうか。ウェブサイトにも自分で撮ったものを使いたいな、と思っているのですが、未整理のまま数百個のファイルが滞留して収拾不能に陥りつつあります。いいカメラの連写機能で多数枚をとるより、携帯電話のカメラで気合一発で写したような写真にきれいとコメントをいただくということは…機材も関係がないのかもしれません。

 とすると、実は単に現場のお天気がよいだけ、とか…?

これも?一応?仕事部屋?

これも?一応?仕事部屋?
九州からの帰りの船は、阪九フェリー神戸行きの2等指定Bの予約を取りました。週末割引適用で片道6000円の個室です。

行きで使った2等指定Aより1500円安いこの部屋、なかなか微妙な差をつけてあります。占有面積はほぼ同じですが、2等指定Aと比べて
椅子
テレビ
洗面台

がありません。また、空調と放送音量は調節できません。テレビがないのは全然構わないとして、椅子がなかったのは気付きませんでした。おかげでベッドに腰掛けて姿勢を捻って準備書面を作ることになりました。

ただ、片道6000円で専用のコンセントと机と個室が使えるなら仕事には充分です。

ところでこの2等指定Bの空調、天井から吹き出してくる風(この季節は冷風)を弱めることは可能です。送風口のふたがネジになっていますので、いくらかの調整はできるでしょう。

たまに泊まってみたい宿

たまに泊まってみたい宿
いつもよりいいホテルで迎えた朝。雲が通り過ぎるたびに、海が表情を変えていきます。

昨晩はここでひたすら、サブノートPCの小さな画面とにらめっこしてスタイルシートを作っていました…ずいぶん眺めのいい仕事場です。

朝刊をみると、かつて関与したことがありその後創業者がスピンアウトした某司法書士法人の新聞広告がいまだに健在です。崩壊しかけのバブルに踊り続けるのと外国為替証拠金取引で儲けお金で労働紛争のために自腹出張するのとどっちが天国に近いのか…少し考えながらの朝食になりました。

さて、お天気がよくなってきました。少し山陰本線に乗ってみます。

実りの秋の筑豊へ

実りの秋の筑豊へ
非電化で、複線。
空が広いです。

博多駅でお客さまとの打ち合わせを終えて、平成ちくほう鉄道初乗車にやってきました。列車の運転間隔が日中毎時二本程度の第三セクターに複線が要るのかは、謎です。

この平成ちくほう鉄道、各駅のネーミングライツを売りに出しており、聞いたこともない地元会社の名前がついた駅がたくさん現れます。

ご当地の企業でなくていいなら、一つ権利を買いたい気がします。

これは!まさに!仕事部屋!

これは!まさに!仕事部屋!
関西から北九州までは二つの会社が同じような運賃と時刻でフェリーを運航しています。思うところあって、いつも使わない会社=阪九フェリーを試してみることにしました。こちらは六甲アイランドへの発着なので、あまり乗り継ぎに便利ではないのです。

が、しかし。
週末割引で片道7500円の2等指定Aのお部屋はなかなかのものです。書類を広げられる机とコンセントが完備しており、テレビがついているほか、空調が調節できます。ただし、窓はありません。

いつも使っている名門大洋フェリーの二等洋室に千円ちょっとプラスしてこれなら…

安心して仕事が持ち込めます(笑)

さて、あとは食堂を試してみましょう。ただいま出港です。

作業途中で出発です

作業途中で出発です
16時名古屋発の近鉄特急は、僕にとって非常に重要です。大阪を20時ごろに出る九州へのフェリーに普通に乗り継ぐには、この特急を逃すと新幹線の利用を余儀なくされるためです。
この列車に乗るためには15時25分の地下鉄に乗る必要があった、ということに気付いたのは家を出て半分ほどあるいた15時20分!

慌てて走ったおかげで、なんとか間に合うことができました。いつもより満足な気分で、揖斐川を渡ります。

一方で、すでにお気づきのお客さまもいらっしゃるでしょうがウェブサイトの改築が未了のままで出張に出ることになってしまいました。主要な情報提供型のコンテンツと表紙のページは間に合ったのでアップロードしたのですが、かえって更新前の各ページとの差(落差?)が目立つ気もします。

今回の大改装で、サイト創設時のテーブルデザイン→これまでの自己流のCSS→各ページのデザイン統一と完全CSS化、という方向に歩んでいる…つもりですが、なにぶん管理対象のファイルが300個近くあり、作成時期によってデザインも異なっていて、建て増しと改築を繰り返した場末の温泉旅館のような状態になっています。さらに今回、各ページに導入した事務所のロゴ(旧国鉄型車両の方向幕に使われている書体です)に透過PNGファイルを使ったところ、IE6で背景に画像を使った場合に表示が破綻することに今日午後になってから気付きました。他にも、たぶん各所に妙な個所が出てくるはずです。

ただ、今回の大改装で全ページの構造を統一できるめどが立ちました。あとはCSSをいじってあげればよそさまの事務所なみ(または、やや劣るくらい)に小綺麗なサイトになりそうな気がします。

さて、残りのファイルはしっかり持ってきました。今回の出張は、htmLファイルをひたすらいじる旅になりそうです。

円安につき…宿 ランクアップ(笑)

 支部長先生が…テーブルに突っ伏して動きません。僕のせいです。

 宵闇深い司法書士会館8階で二人きり。永遠にも思える数秒がすぎていきます。僕はかける言葉を見つけられずに立ち尽くします。

 やがてゆっくりと顔をあげ、妙なものをみる目で僕を眺めてつぶやきます。

 な・ん・でそうなるの???


 昨日は司法書士会支部の寄り合い=評議員会に行ってきました。本当なら当支部では今週土曜日に新人向けのゼミ形式の研修『司法塾』が開かれる予定なのですが、僕は出られません。支部長先生にその理由を問われて、

「九州行ってきます。労働訴訟のお客さまと打ち合わせがあるんで」

 と言ったら一瞬で冒頭の情景にたどり着くことができました。

 はて、僕なにかおかしなこと言ったかしら(遠い目)

 ともあれ僕が旅行書士であることは、まだ支部長先生にはバレてない様子です。結構結構。ちなみにこの出張、『僕が必要と判断するタイミングで勝手に出張する場合はお客さまに交通費の請求をしない』という旅行書士服務規程にのっとって完全に自腹なのですが、さすがに支部長先生にはそこまで申し上げることができませんでした。このタイミングでうっかり自腹だなどと洩らして、テーブルにめり込まれたりしても困ります。

 さて、例によって船中2泊現地1泊のこの出張、現地での一泊をどこで泊まるかかなり迷いがありました。当初は一泊4千円台のところを考えていたのですが、さきほど一泊1万4千円の宿をとったところです。

 今日は日が暮れてから社会保険労務士会の年金研修がありました。これを受講している2時間弱のあいだにユーロ円相場が132円台から133円60銭超まで一気に円安に振れたのが、今回僕がその港町一番のシティホテルに泊まれることになった唯一の理由です。

 8月末の記事に書いたとおり、昨年働いて得たお金を外国為替証拠金取引で現在運用している『すずき事務所経営安定化基金』は元本約200万円、200万円をこえたぶんだけ一般会計に繰り入れるという方針によって8月・9月にそれぞれ20万円ずつの運用益を出しています。つまり運用が順調なら、200万円弱→220万円台の資産規模をいったりきたりしながら運用の果実を生み続けることになります(あくまで理想ですが)

 これが今日の時点で217万円まで成長したため、133円60~50銭ですべて利益を確定し、ポジションを清算したところです。これで200万円が2ヶ月ほどで257万円になったことになり、月間リターン5%を目標としていたのを大きく上回る好調ぶりです。

 今月はあと2週間以上あるため20万円の運用益を出せることはほぼ確実になったので、まず今回の出張で宿泊施設を一気にグレードアップさせることにしました。

 実は今年上半期までは、正直言って自腹での出張というのも良し悪し(事案は見たいがお金はかかる…困った)と考えていたのですが、この少々不純な利潤を毎月得られるようになったおかげで8月以降そうした複雑な感情が消えてきたのは、たぶんお客さまにもよいことだと思います。これまで経験したことのない経済的余裕というべきでしょうか。

 ちなみに現時点で、1ユーロ133円05銭。売り時を見失うと、4千円のお宿どころかカプセルホテルになりかねないところでした。あぶないあぶない(苦笑)ひさしぶりにポジションを全部清算して現金に換えたので、今夜はゆっくり寝るとします。

ふたつの『国会丼』

 一昨日のこと。13時半を回ったというのに国立国会図書館6階食堂5番窓口の待ち行列は解消する気配を見せません。食券を確認しながら、店員さんがオーダーを伝えます。

「シンコッカイ入りまーす!」

「シンコッカイもう一つ入りまーす!」

ふたつの『国会丼』

これも政権交代に伴う混乱の一つなのか、と憮然としながら待つこと数分。ようやく受け取ったのが、写真のシンコッカイ=『国会丼』です。

 自民党政権末期の与野党伯仲状況を受けて生まれた旧国会丼も健在で、これは牛丼とカレーが一つの黒いどんぶりに同居しているもの(ねじれてはいませんでした)。今回出現した新しい国会丼は、親子丼とカツ丼が白いボウルに入っています。それらが何を表しているか、は食堂入り口に解説が出ています。

 気になったのは新国会丼の価格設定。旧国会丼が500円だったのに対して600円となりました。僕は旧国会丼より新国会丼のほうが好みなのですが…

…この価格変化が国民負担の増大を暗示しているものでないことを祈ります。

 さて、今回は3時間ちょっとしか図書館にいられなかったため満足に書見ができず、閲覧した資料が9点ほどだったのに対してさらに検討すべき資料を30点ほど残しました(泣)できれば月末から来月初めまでに一回腰を据えて書見に専念したいと思っています。

二つの休日快速

二つの休日快速
みどりの窓口でたまたま窓際の指定席が取れたので、中央本線経由で帰ります。
新宿9時06発臨時快速『ビューやまなし号』は週末のみ運転され、全車2階建車両を使っています。これで小淵沢まで行ってしまえば、塩尻を15時20分発の『ナイスホリデー号』名古屋行きに間に合うので、中央本線を気楽に東京から名古屋まで戻れます。

朝の半蔵門を散歩するところから始めた今日は、甲府まで快晴。ぶどう畑の向こうには富士山が見えてきました。

頭のなかでは、月末の期日に準備する準備書面の構成を考えながら、でも旅を楽しんでいます。

さて、今週末に九州への出張を行うことにしました。土・日曜は九州北部にいる予定です。

2つのホームライナー

2つのホームライナー
10月前半は、例年『鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ』が発売されています。青春18きっぷより名前が長い分名前から正体を推測しやすいこのきっぷ、JRの普通列車が三日間乗り放題で9180円という設定です。
今回の東京出張ではお客さまから9000円の交通費をいただきました。しかしながら、今日は東名・中央各高速バスとも二日前時点で窓際の空席をとるのが困難な状況です。いつもは空いてる知立から東京への知多シーガル号まで満席になっているのに少々驚いたのですが、よく考えたら世間では三連休なんですね。

さてさてどうしよう、と時刻表をめくったら、浜松発8時29分発のホームライナー静岡行きが目に入りました。
土曜・休日のみ運転のこの列車なら、普通列車が軒並みロングシート車(列車型拷問装置とどこかの掲示板でみたような)になっている浜松−熱海間の半分は楽に移動できます。さらにこの列車、名古屋からは豊橋行きのホームライナーに接続が成立します。このきっぷや青春18きっぷで東海道本線を往来する人にとって熱海−浜松間は現代の関所と化しており、朝晩に数本あるホームライナーをどこかで使えないと旅そのものが嫌になりかねません。

でも使える列車があれば日中の東海道本線を特急用車両で東上するのも楽しそうだな、ということで行きはこの乗り継ぎを使うとして、帰りをどうするか少々悩んでいます。平日は沼津−浜松間直通のホームライナーが使えるのですが、休日は乗り継ぎが必要で静岡で40分ほど時間を空費します。これはいかにも合理性に欠けると思います(名古屋から東京へ仕事で行くのに普通列車を使う、という時点で非合理的ですか?)

がら空きの列車は大井川を渡ったところです。車内のテーブルにパソコンを出して、まず一つめの仕事=補助者さまへの給与計算を終えました。おそらく熱海あたりで振込み手配が取れるはずです。
これがN700系新幹線なら車内の無線LANからネットバンキングが使えるのにな、と卑屈になりかけたところで気付きました。昨日ようやくPDA(東芝genio e830)からもダイヤルアップで事務所のPCへVPN接続できるようになり、これとリモートデスクトップを組合せれば在来線でも(そして、10年もののサブノートPCからも)似たようなことができるかもしれません。

真夜中の『和解予報士』

 日付が替わった夜更けのこと。そろそろ寝ようか、と思っていたところにお客さまから緊急のメールが入ってきます。初めてみるようなことが書いてありました。

 期日前日に、会社側訴訟代理人からバイク便で準備書面が送られてきた

 ですって。なんじゃそりゃ?

 もっとも、締め切りは期日の一週間前のはず。早速添付ファイルの中身を確認します。見かけ上は反論する気満々の書面を1時間ほどで検討した結果、一つの結論に達しました。お客さまにメールを起案し、送信手配をとったのは午前2時前。風の音がだいぶ大きくなっています。作業を急いだのは、どうやら今回の期日に和解希望が、しかも会社側から出てくる可能性大だと推測したからです。

 もちろん一般的な指示として『和解の提案が出てきたら話しだけは聞くように』ということはほぼ全ての事案・全ての期日で申し上げているところですが、今回はそれよりはっきりと予想を口にしてよさそうだ、と思えました。地裁で複数回の期日を経てきたこの訴訟、会社側からも裁判所側からも和解の可能性について検討を指示されておらず、殴り合いが続いてきたのですが…

  •  もし会社側代理人の認識として、訴訟を続行して僕のお客さまである素人たちを圧倒できるつもりでいるならわざわざ『期日の前日に読めるように』準備書面を渡す必要はありません。半年後にきっちり勝つ気でいるなら今回締め切りをサボってもさしたる打撃は受けないはずです。
  •  いろいろ書いてある準備書面の割に、論理展開が微妙に粗雑になっています。勝利を狙ってない気配が漂っています…先月もそんな展開がありました。

 さてでは敵は何を狙っているのか?

 答え:反論する姿勢を示し、かつ労働者側司法書士が書面を検討できない(本人たちでは内容を精査できない)状況を一時的に作り出して、和解を持ちかける。

 これまで準備書面の応酬をやってきて、その内容から推測できる向こうの代理人の心性を考えると…彼が合理的な行動を維持するならたぶんそうしてくれるはずです。

 そうしたことを説明し、とるべき態度を記したメールを出しておいたところ、お客さまからは特に質問もなく期日の時間は過ぎ、夜になって電話がかかってきました。

会社側代理人から、和解希望が出てきたと(爆笑)

 思わず笑ってしまったことでありますが、書面で殴り合ってるうちに『きっとこの人ならこうしてくれるだろうな』という妙な信頼感が芽生えてくることがあります。今回はまさにこっちが予想も期待もしていた通りに行動してくれたわけで、きっとお客さまも楽しんでいただけたのではないかと思います。もちろん和解を希望したのはあくまであちらさんなので、こっちは応じてあげるという態度をとって交渉に入ることができ、大変ハッピーです。

 さて、親愛なるあちらさんが予想または懸念しているのかもしれませんが、今回出して来た準備書面にはきっちり反論しておく必要があります。次回の和解期日まで少々余裕がないのですが、今回までで決戦は終わって最後の一踏ん張りをしなければいけません。ここで十分な反論を加えておくことで、いくらか解決金が上がるかもしれませんから。

 このこともあって、打ち合わせに出かけることにしました。今週末は東京に出張します。久しぶりに交通費をもらって東京へでかけることになりました♪まぁ、ここまで楽しい予想を出したのですからたまにはご負担をいただくとしましょうか。往復高速バス代相当額で9000円を、三名でシェアしているので出せない金額ではないはずです。あくまでも往復です(苦笑)

 今月後半は、九州への出張を入れる予定です。向こうで一件、やっぱり締め切りに遅延した困ったちゃんがいるのです。

無料相談会無事終了!

 司法書士会では例年、この時期になると市区町村役場で無料の相談会を行います。それも今日の区役所での相談会でおしまいです。

 僕が相談員になるのは午後のみの予定ではあったのですが、9時半に会場の設営に出かけると、相談開始時間前に待ち行列ができつつあります。事態を予測してお越しになった支部長先生と交代で訪れた副支部長先生、僕と所定の相談担当者2名、延べ5名の司法書士を投入しての相談会は、まず午前中の部が無事に終了。

 心なしかホッとした様子で、あるいはそそくさと引き揚げる先生方を見送って、一人だけ帰れない僕は午後の相談に入ります。雨脚が強くなってきたからか、所定2名の相談担当者で淡々と相談会は進みます。次のお客さまが入るまでに一息つける余裕が出てきた午後3時過ぎのこと。

 どさっ、という音がして顔を上げると、一人の男性が相談席に座ったところ。年の頃40代前半、きちんと背広を着こなしている背の高い男性です。一瞬で人相風体を観察したのち、慎重に言葉を選んで話しかけます。

 『会務のことでお悩みですか?(笑)』

 …失礼いたしました。ほんの冗談です。いま対面に座ったのはもう一人の副支部長先生。会場撤収の手伝いに来て下さったのです。

 結局午後の相談は、ラスト1時間はかなり余裕で終わることができました。

 今日は午前中から相談会場に張り付いていたため、延べで5人の司法書士さんたちの相談ぶりを横目上目見てないふり聞いてないふりで盗んで学んで過ごすことができ、大変有意義でした。今日だけで僕が担当したお客さまは11名、もちろん全部、労働紛争とはぜーんぜん無関係なご相談ということでなんだか今日だけ普通の司法書士さんになった気分がします。


 さてさてここ数日ブログの更新をサボっておりました。実は事務所のLANの設備で、VPNを使えるようにしようと悪戦苦闘していたのです。

 当事務所のLANはADSLからIP電話アダプタ兼用のルータ(NTT東日本のADSLモデムNVⅡ)配下に複数台のPCとプリンタ・スキャナが有線でぶら下がっています。うち一台はWindowsXPProなのでこれをPPTPサーバにして(着信接続を受け入れるようにして)、出先でダイヤルアップ接続(第三世代携帯またはb-mobileを用いる)するノートPCからVPNで接続したいと思って作業を開始したのが今月1日のこと。

 適当に検索して情報を集め適当にルータを設定し、適当に接続を試みますがエラー:720が出て接続を確立できません。ここで漫然と、この分野ではよくある問題=インターネットからルータを越えてLAN内に入り込むためのルータの機能および設定に問題があると適当に推測して対処をこころみたため、あっさりと6日ムダにしました。この間だいたい夜2時過ぎまでああでもないこうでもないと悶絶しながら虚しい試行錯誤を繰り返していた…ところが。

 ブレイクスルーは今日の相談会の真っ最中にやってきます(倫理的観点からはちょっといただけないのですが、アイデアってそんなもんですよね。ね?)。

 これまで失敗していたのはWindows98SE搭載機+b-mobileダイヤルアップ接続、成功したのはLAN内でローカルIPアドレスを接続先に指定してWindows2000搭載機で、なのだから、このWindows2000搭載機でダイヤルアップ接続してみて接続が確立できれば、原因はルータにないことがわかるはずです!

 喜び勇んで帰宅し、ただちに作業にかかります。外付けファクスモデムから有線電話でダイヤルアップして14400bpsという、思わず失神しそうな遅さの接続でしたが…接続成功!

 とりあえずこれで、冤罪によって廃棄処分まで検討されていたADSLモデムNVⅡが一気に名誉を回復します。つまり下手人は、Windows98SE搭載機またはb-mobileだ!

 さらに検索を重ねて、どうやら一回Windows98SE搭載機のネットワーク設定でTCP/IPを削除して再度バインドしてやると、ようやくb-mobileダイヤルアップ接続でVPNでの接続が確立できました。

 残るはPDAからのVPN接続なんですが、これができない原因は不明です。もう少し楽しい日々が続きそうです。

業界団体支部における理想的時間差攻撃の一形態

 先日のこと。一仕事終えて帰ってきて、さて昼寝でもしようかな…と思っていたら電話がかかってきました。副支部長先生からです!ってことは支部の用事でございましょうか…と思って身構えたら、そうではありません。

 支部じゃなくって、本会の行事に関する動員要請でした(わぉ)

 聞けば来月、司法書士会で労働問題に関する相談会を実施する予定があるとか。その担当者となれ、ということで、しかもその実施日程が複数日間(ええっ?)

 昨年まで、この時期の無料電話労働相談は司法書士会ではなく若い司法書士さんたちの任意団体が行っており、僕はそっちには関係がないために全然関与せずにいられたのですが…

 副支部長先生曰く。「い~い人材いた♪、ってことで」

 眉間に白羽の矢が刺さった音がした、秋の午後。なし崩し的に承諾するのも悔しいのでちょっと自分を高値で売りつけてみます。

 「6月に他県の相談を手伝いに行ったときには、僕を他の担当者では手に負えなくなったときの支援要員として使うという計画でしたが」

 副支部長先生、切り返して曰く。「それいいね~ じゃ監督ってことで♪」

 当番弁護士に電話していいか思わず聞きたくなりましたが、あいにくまだ身柄は拘束されていません。ただし何かに捕まっちゃったことは確かです。今後副支部長先生が本会側担当者にどう働きかけるかはすべて僕の頭越し神のみぞ知るところであります。

 それでね?と楽しそうに副支部長先生は話しを続けます。脇の下からイヤな汗が出てきました。

 その相談に先だって事前研修をやろうって計画があるんだけど、と。

 で、なんとなくその事前研修が実施される場合には僕がその講師になるようなならないようなことに…さらにたたみかけてきます。そういえばこの副支部長先生、消費者問題に造詣が深いお方なのですがこういうのを次々商法というのでしょうか(愕然)

 なんでもいま、司法書士会では裁判事務委員会のみなさまがご担当されている労働問題について、これと別にするか下にぶらさげるかはさておいて何か労働問題への対処を主眼とする組織を一つ作りたい、という話があるのだそうです。『そいつに関与しないか』というご提案が最終的に降ってきたのですが副支部長先生曰く、

「うまくすれば労働問題の専門家ってことで依頼殺到かも」

「じゃあいまのうちに転出か廃業の準備しときます!(泣)」

と即答しましたが…今夏の飲み会では名古屋東支部のガラパゴス諸島(労働紛争という独自の方向へ特殊な進化を遂げている&外界から隔絶されている)と言われていたはずの当事務所、絶海の孤島だったつもりが片側2車線鉄道兼用の橋がそこまで工事されてる気配を感じます。


 なんとか追及を振り切った次の日の10時前。今度は支部長先生から電話!気をつけして電話を取ったら支部長先生曰く

 今度の司法塾(支部で開催する新人の司法書士さん向けのゼミ。テーマは離婚問題)なんだけど、母子手当とかの市役所での手続きって鈴木君のほうが詳しいかと思って…講師が打ち合わせできる日程が10月5日か8日しかないんだけど、8日空いてる?

 出張です!

 と力強く言い切ったのですがよくみたら、この日は社労士会の本会研修でした…そっちに出ます。おそらく次の週には一回、東京方面出張を設定するはずです。

 さて、ここで上記両先生にはなんらかの連携があるのかないのか、を考えてみたいところですが、積極に解しても消極に解してもあんまり素敵な結論は出てこなさそう。僕としてはいつまでもガラパゴス諸島の住人でいたいのですが、やっぱり目をつけられてしまったようです。

 それにしてもこの両先生、まさにはかったようなタイミングでのアプローチにはちょっと笑ってしまいました。

法の日の…失策

 廊下の奥の扉が開いて、男が三人出てきます。中年から初老といったところでしょうか。一人はお約束のように、ひまわりに天秤をあしらったバッジをつけています。こちらへの視線は、

  •  結構な反感
  •  若干の当惑
  •  爪の垢ほどの好奇心

 がほどよくブレンドされています。あえて吹き出しをつけるとするならば

 てめーなのか悪の黒幕はっ(怒)

 迎えるこっちはただ一人。やはりこんな事態のお約束として、首都の市民を締め出して建国記念パレードをやってしまう妙な隣国の報道官的な微笑を繰り出してすれ違います。

 ややあって、その部屋からお客さまが出てきました。予想も期待もしていたとおり、今回の労働審判は第一回期日、しかも一時間弱で和解成立となったのです。

 最低の防衛ラインをきっちり守って迅速な終結を実現でき、こっちは満足のこの和解。しかし会社側からは期日の冒頭、支払金額としてゼロ回答を出したとか。そういうお馬鹿なことを素人が裁判所で口にしないように訴訟代理人がいるはずなんですが、いったい何をしてたのやら。もっとも、もし期日前の打ち合わせをきっちりやってからゼロ回答を裁判所に持ち込んできたならば、期日終了後に依頼人から見識を疑われる憂き目にはあっているはずです。ご愁傷さま。

 さて、今日は法の日なんだそうです。県内の多くの市区役所では、司法書士会による無料相談が開催されます。司法書士会支部の下っ端評議員たる僕は今朝はまず、区役所に寄って相談設営用品を配達するところから仕事をはじめることになりました。ともあれ、法の日に一勝を挙げることができたとあって気分よく裁判所を引き揚げ、近くの喫茶店に入ったところで事態はにわかに暗転します。

 曇り空を見上げながら自分勝手な(ささやかな)満足感にひたっていると、アイスコーヒーを持ってきた素敵な眼鏡っ娘がそっと頬を寄せて、ささやいてきます。

 …あの…お客さま?

 苦しゅうないぞ申してみよホレ、と内心でつぶやきながら、もちろんそんな言葉はおくびにもださずに彼女を見上げると、少し戸惑い気味の表情で

 クリーニングのタグがついておりますが。ズボンのうしろに


 教訓。

 裁判所内において敵対側から好意に欠けるまなざしで見られた場合、それは必ずしも訴訟の結果によるものとは限らない(合掌)

 せっかく弁護士をつけておきながら、腰のうしろに黄色い紙をホチキス留めしてニコニコしながら廊下で待ってる妙な代書人に勝てない、というのは一体どんな気持ちになれるのか、願わくば一生味わうことなく済ませたいものです。

 ちなみに今回の労働審判手続申立書一式の作成にあたっては申立書6ページ証拠説明書1ページ証拠数点を調製しておりますが、着手の際に二万円弱、期日一回で済んでしまったため成功料率部分としては和解金額の7%、しめて5万円を下回るのが僕の料金というかたちになっています。こうした点についてシローさんからは少々耳に痛いコメントをいただいておりますね。はじめまして。

 さてさてシローさんのコメントは、一読してそれとわかる堅固な妥当性を持っており一般的にはとても正しく、通常は推奨される行動ですね。反論のしようがありません。

でも、嫌なんですそういうの。

 別にコメントをした人がいやだ、というのではありませんのでご安心を。でも客観的には正しいけどやりたくないことってありませんかね?まぁそういうものです。

 より具体的に言えば、この事務所の労働紛争解決支援各業務は僕が●●書士事務所の補助者だったころ=月間二百数十時間はたらいて手取り月収二十万円台前半、すなわちサービス残業時間を考慮すれば時給数百円台の労働者が気分よく費用を負担できること、に報酬負担能力の基準をおいて運営することにしており、お説を受け入れて普通の報酬体系に近づくという選択肢は創業以来もともと全く存在しません。

 それに、売上が(たぶん利益も)多い事務所が品質の高い執務を実現しているかどうかは、全国ネットでコマーシャルに余念がない過払い歓迎型の事務所を見れば明らかだと思います。『人が一定の品質を維持して仕事ができる報酬の範囲』は相当広く、僕も現時点でそこからはみでた低水準に甘んじている気はありません。おそらく時間単価が10倍になっても作業品質はほぼ変わらないでしょうね。

 ま、要するに労働紛争にあっては『わかっちゃいるけどやめられない』報酬体系でして、その価格と品質が気に入ってくれた人からファイナンシャル・プランニング業務のご依頼があればよいと考えています。そんな形でも5年半事務所を持たせることができたのだから、仮に今後、当事務所の経営破綻があるとしても報酬体系とは別のところからくるんでしょう。

 そうした日が少しでも遅くなるように…閲覧者のみなさまにはせいぜい当事務所をご利用くださいませ。できれば不動産登記などで(笑)

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