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たかがお金、されどお金

 すでに本屋さんで見かけた方も多いでしょうが、ついにこの業界、週刊ダイヤモンド誌で特集を組まれるまでになりました。過払いバブル最後の饗宴、と言ったところでしょうか。

 パラパラとめくってみると…以前関わったことがある司法書士さんのお名前が!やっぱりあの人、稼いでいらっしゃったのね(笑)

 この雑誌に事務所名が出てくる人達がことさらに注目されてしまうのは、彼らの稼ぎが『債務整理』=お金がないはずの人が相手の仕事である、という皮肉なコントラストあるがゆえだと思います。これがなおさら、士業で売上増加に奔走することの是非を巡る論議を盛り上げるわけで。内容として必ずしも好意的に扱われているわけではない感じもします。いずれ分割前の旧国鉄みたいに何かと言えば叩かれる存在になるような日がこなければよいのですが。

 だからと言って清貧に甘んじているべきだ、というわけでもないし、ましてうっかり事業を破綻させて誰かに迷惑をかけてよいはずがありません…が、『カネのない事業主』というのはそのへんに気づかないもののようです。kanaさんは初めてコメントをくださったお客さまですね。はじめまして。僕は破綻寸前の土地家屋調査士事務所で本職の爺さんと配偶者の婆さんが夫婦げんかから別居状態に突入するのをつぶさにみせてもらったことがありますが…確かに勤労意欲もへったくれもあったものではありません。これじゃぁダメだと思ったのでこの商売を始めましたが、あまりうまくは行ってませんね。

 で、その事業的には全然うまく行ってない当事務所。昨年のいまごろ、あることに気づきました。

 →このまま行ったら、昨年末時点で結構なお金が手元に残ることに。

もちろん上記雑誌に出てくる事務所とはゼロが二つ以上違う金額ではあるのですが、それでも大事に食い延ばせば1年やそこら生きていけるだけの純資産ができそうです。そこでいろいろ考えました。

  • 開業後間もない時期、1部2円のポスティングをやってた頃盗まれた折りたたみ自転車を再購入する、とか。
  • リゾート会員権が欲しい、とか。
  • いっそ業者に数十万円払ってウェブサイトを一新し、困ってる人を適当に騙して過払い金返還請求に邁進するか(←冗談です!)

しかし。これらを一通りやったら、そのお金は確実に消えてしまいます。魅力的なのは拡大再生産につながる三番目の選択肢なんですが(だから冗談ですって)これとて確実に成果がでるとは言えません。

 さてさて要はお金を使ったらなくなってしまうことに問題があるのだから、使っても減らない方法を探せばよいわけで。


 などという議論を真顔で開始する本職にこれまでつきあってくださっている補助者さまに敬意を表しつつ、先へすすみましょう。本日補助者への応募書類をお送りいただいた方については、ゆっくりと検討させていただきます。


 さてでは使っても減らないようにするにはどうしたらいいか?発想のしかたというより説明のしかたを替えればあまりにも当然なのですが、まとまった資金を一般会計から分離して基金をつくり、運用して増やしたあとで増えた果実だけ使えばよい…はずです。かくして上記のほか様々に考えたお金の使い道には全くお金を回さずに、その大部分で『すずき事務所経営安定化基金』をでっちあげたのが今年一月のこと。

 具体的には、残高がカラッポ(笑)だった二つの証券会社に

  1. 百数十万円の資金を入れて運用を開始し、
  2. 200万円になるまでは大事に増やす。
  3. それを超えたら、200万円を上回るぶんは一般会計に繰り戻して使う。

こんな感じにしてみよう!ということでいろいろ試しているうちに…無慮8ヶ月の時は流れて。

こんな決まり事があることを忘れかけた先週末。為替が円高に振れたおかげで資産が221万円まで成長したことに気づいたのです。週の大部分出張していた週に大きく増えた、ということは四六時中パソコンの画面なんか見てあれこれ投機行動を考えても意味ない、と思い知らされたようで複雑です。

ともあれ大喜びで20万円繰り戻して、これまで導入・更新したかったいくつかの物品の発注をかけまくった…つもりでした。

  • 開業以来六年間無かった『相談室専用の椅子』を二つ。中古なので2万円
  • 来年サービスが停止する第二世代携帯の更新用に、第三世代の携帯電話。ジャンクなので3千円。
  • 240万画素のデジカメを下取りにだして920万画素の新しいデジカメを。差額2万6千円。

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ここまでご機嫌で考えて、思わず立ち止まりました。

これだけやっても5万円ではないか、ということに(呆然)

これ以上考えることはやめることにしました。お金の使い道を考えることがそれ自体ストレスに転化しそうな気配です。外国為替証拠金取引を始めてなんとか8ヶ月生き延びたおかげで、損失を限定する術を身につけたことが無形の大きな収穫なのかもしれません。

などと言ってるうちにどこか外国の金融機関の破綻のあおりをくって資産が吹き飛ばされるかもしれないし、やはりありすぎてもなさすぎても困るもののようですね。お金。もちろん正業を少しずつ育てていくのが最も健全で文句のつけようがないのですが、それとは別の何か、を持っていることの重要性を感じさせられたことであります。

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