« 『条文にない…』対『究極の…』 | トップページ | 納得できないストップ高 »

「大府まで出しときますか?」

 本日より1月20日までが、冬の青春18きっぷの使用可能期間です。今季はすでに来週二日分の使用予定があり、うち一回は関東への出張に使います。

 稼いでるような儲けてないようなこの事務所、やっぱりこの季節の出張に一度はムーンライトながら号を使ってしまいます。自転車で10分ほどのショッピングセンターにあるいつもの旅行会社にきっぷを買いに行くと、カウンターの向こうでは

  1.  初めて見る眼鏡ッ娘
  2.  見慣れたおとーさん

以上の二人の手があいてるようです。どちらに担当してほしかったかはさておいて、12月16日名古屋発の指定券の申込書を書き終わって振り向いた瞬間に『どうぞ』と微笑んだのはおとーさんのほう。軽く落胆しましたが…

今日はこいつが本性を見せてくれました。「まずムーンライトながらの空席をみてみますね」と端末をあたりながら軽くジャブを放ってきます。

「・・・(席が)ありますね。窓際だしていいですか?」聞いてもいないのに続けて「結構空いてますよ。200席ぐらい」

「そうでしょうね。学校が冬休みになるのが25日頃からのはずですから」

軽く答えてしまった口ぶりからおとーさん、何かを感じたようです。プリンタから排出されてくるきっぷを受けながら、上目遣いで決定的な一言を放ってきました。

  • 「大府まで出しときますか?」
  • 「あ、僕これ岡崎から乗るんでいいですよ」

これだけのやりとりで、カウンターのこちらと向こうで完全に意思が通じています。

お前ら一体何者だ?と首をかしげた人は、まぁ普通です。説明します。

青春18きっぷは一回分で暦日の0時から24時まで使用可能です。一方で名古屋発東京行きのムーンライトながら号は23時55分に名古屋発です。よって名古屋から旅行をはじめたい(または、青春18きっぷを一回分しか使いたくない理由がある)人は、同列車が0時を過ぎて最初に停車する駅から青春18きっぷを使い始めるのがお約束です。時刻表を追って行くと、0時08分発の大府がこの駅に相当するため、『名古屋-大府』の片道乗車券+青春18きっぷ一回分を利用して東京まで行くというのが常識だ(←ま、常識なんて集団に依存します)、という小集団が、発券担当のおとーさんと僕の間で形成されたわけ。

僕が何者であるかをほぼ見抜いたおとーさん、カウンターから今年青春18きっぷで行ったあちらこちらのことを楽しげに話しはじめます…いいのか?と思って周りを見回しましたが、なるほど平日夕方のショッピングセンターでは、僕の後ろに待ち行列もできていないようです。

おかげでいつもより若干時間がかかって無事にきっぷを手にすることができました。まさかこんなところに乗り鉄(旅行派鉄道ファン)仲間がいるとは、思ってもみませんでした。

« 『条文にない…』対『究極の…』 | トップページ | 納得できないストップ高 »

旅行書士 業務日報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「大府まで出しときますか?」:

« 『条文にない…』対『究極の…』 | トップページ | 納得できないストップ高 »

2021年4月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30