現物株で遊びましょう
『期待値』という言葉があります。高校生の数学で出てきますね。
ある統計的な事象(たとえば、宝くじ)について、事象の出現率(当選率)ととる値(当選金額)の積の総合計を、試行の回数(宝くじの発行枚数)で割った平均値が期待値です。宝くじを例にすれば、一枚の購入金額に対して50%にも満たない金額が期待値になってくる、と。
それと比べればまだましだ、という言い訳をしながら、僕は現物株あるいは株式に投資する投資信託で楽しんでいます。こちらは宝くじと違って一定の期日で結果がポンと出る、ということがありません。よほどのことがないかぎり価値がゼロになることもありませんが、その代わりに数十倍になることも…僕は経験がありません(笑)
開業前には手元の資金で結構遊んでいたのですが、その後しばらく残高を空っぽにしていた証券会社の口座に、先日思い立って100万円ほど入れてみました。先週水曜日に買ったのは
伊藤ハム 339円で1000株
日立製作所 498円で1000株
日立製作所はその日のうちに521円で売り払い、手数料控除後2万円ほどのプラスとなりました。翌日かなり下がったことを考えれば、6年ぶりの現物株投機(投資というべきではない)は幸先のよいスタートです。
その後木・金曜日の日経平均は9%ほど下がっていたのですが、売らずに持ってた伊藤ハムはしぶとく耐えて金曜日の終値が340円。プラスです。なんらか不祥事が報じられてどーんと下落した会社の株を買う、というのが好きで、伊藤ハムはそのパターンで買ってみました。これはしばらく放っておいて、どう育つか見てみるつもりでいます。週明けに、日立を売ったぶんの買い付け余力が発生してきますので月曜日にはなにか買おうかな、と思っています。
順当にトヨタ自動車はどうかな、と。金曜日はトヨタショックと騒がれましたが、そもそも日本を代表する優良株がストップ安になるところなんて一生のうち何回もみられないはず。かならず復活するに決まってるので、100株だけ買ってみたいです。かなり不純なお金の使い方ではあるものの、宝くじとは違って投入資金の4割しか帰ってこない、ということはないし、なにより今みたいな状況で市場に参入するのは、したり顔で相場の崩壊を嘆くよりよっぽど社会のためになるのではないかと…牽強付会ですが。
先日同業者さんと話しをしたときに、債務整理に邁進している他の同業者さんたちの『乗ってるクルマが、だんだん良くなってく』との話しを聞きました。それはそれで消費拡大に貢献されているんでしょうけど、生きたお金の使い方かどうかにはかなり問題があります。軽自動車から3ナンバー車に乗り換えたら5倍仕事ができるわけではないはずだし…
なら株買ってるお前はどうよ?と問われれば、やはり言葉に窮します。ただ、損得いずれにせよ新しいネタになることだけは確かです。大損こいたら記事にしますんで、笑ってやってください。
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