運がよければ、あえるかも?
二週間ほど前に、一通のファクスが司法書士会からやってきました。司法書士会が運営している相談センターの相談員への登録を募集するものです。併せて、相談センターから業務の紹介を受けられる司法書士としての登録も可能ということになっていました。
そこに興味深い記載があるのです。『司法書士会・総合相談センターから紹介された場合、相談、受任、受託する業務(該当する項目に○を記入ください)』という欄に
裁判所提出書類作成
労働問題 □
という項目ができています。たぶん、今年からのはず。
常々思っていたのは、弁護士会の会員検索では各弁護士さんの担当分野が表示され、受けてもらえるかどうかはさておいて『労働紛争(労働側)』という表示を出している人を発見することだけならさほど困難ではないのに対して、司法書士会の会員検索ではそうした業務分野の表示が皆無なのは、利用者からみてさぞ使いにくいだろうな、ということです。
それを問題視する動きもちらほらと見受けられはしたので、いずれ何か動きがあるだろうと思っていたところ、今回はじめてそうした形で『司法書士の業務分野を細分化して表示する』営みが緒に就いた、ということなのかもしれません。まだ対外的な表示につながるものではありませんが、いずれそうなると考えるべきです。
僕はまだ簡裁代理権を持っておらず、一般的な法律相談を受けることができないため、相談員への登録はしませんが、裁判書類作成業務の受託は可能なので新しく届出だけはしてみることにしました。裁判所提出書類作成の項目にはほかにもいくつかの分野があったため、『消費者契約トラブル・借地借家問題・家庭裁判所提出書類・民事執行関係書類』の欄にも○をつけて、ついでに
登記業務等
不動産 □
の欄にはたまにはしごとがありますように、という切ない願いを込めて○をつけておきます。これでほどよく集団に埋没できるでしょう。債務整理関係の分野には一切○をつけてないことさえ見過ごしてもらえるならば(笑)
さてさてこれで…
- たまたま司法書士会の相談センターで司法書士の紹介を頼んだ人が
- たまたま名古屋市緑区・天白区付近にお住まいで
- たまたま労働問題ほか裁判に関することでお困りで
- たまたま、もっと条件のよい諸先生方の受託余力に空きがなければ(!?)
我が零細事務所にも、ご紹介があるかもしれません。
それを運がよければ、というべきなのかどうかは、ちょっと難しいところですが。
少なくとも、今回の登録にあたって全然やったことがない業務分野は受託可能としてはいない(ですので民事一般、という欄には恐くてチェックができませんでした)ので、ご紹介があれば…普通のお行儀のよい司法書士として対応させていただきます。
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