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2008年11月

今日はおうちでDVD

 部屋の模様替えを行いました。窓際のテーブルを取り払ってパソコンデスクを据え、ツインモニタを配置してデスクトップPC二台も集中配置しました。PCのうち一台はマルチモニタに対応し、モニタのうち一台ではテレビも見ることができます。以前は机とテーブルをL字型に展開していたのですが、変更後はテーブル+机+パソコンデスクをコの字型にして、その内側に椅子を置いて仕事をする配置になりました。結構作業性が高く、気に入っています。

 先週からの模様替え作業が一段落したので、えびせんべいをかじりつつ借りてきたDVDを見て過ごしています。見てるのは

  • 東京第二弁護士会平成19年度秋期研修会「労働法」第3部「労働審判制度」

ってこの事務所で受けた労働審判事案の第二回期日も過ぎたってのに今から研修教材見てんのかっ?

 という突っ込みがお客さまから放たれるかもしれませんが…今週末の出張時に直接説明してくるとしましょうか(遠い目)

 今回はじめて司法書士会の研修ビデオライブラリィから貸し出しを受けてみたのです。感想をひとことでいうならば

 いや~司法書士でよかったよ

 って感じでしょうか。他県の、それも弁護士会の研修を録画したものがタダで見られるなんて。特に僕が今回見た労働審判の講義は、一回手続きを経験した目で見直すとあらためて講師の先生の言ってることの真っ当さがわかってきます。もちろん、労審未体験の同業者さんが概略をつかむにもよいでしょう。

 残念だったのは同時に借り出したかった大阪弁護士会の労働事件の実務研修の教材が出払ってたこと。できればオンラインで貸し出し中かどうかがわかればいいんですがねぇ。

 この講義録DVDを一つのモニタで見ながら、もう一つのモニタでコンテンツを作っていました。先日来いろいろ考えている、給料未払い事案について一定条件下で着手の際の料金を不要にしてしまう料金設定は明日から導入します。さらに給料未払いのほか、これまでの依頼で無責任な男どもの対応に憤慨させられた『養育費』、実は当初から着手金不要…どころか面談時の旅費まで後払いにしてしまっていた『債務整理』の三分野について着手金不要の設定を作ることにしました。まぁ債務整理については諸先生方が各所でがんばっておみえですので、事実上名古屋市東南部限定になるのでしょうが…案外労働紛争のお客さまが知り合いを紹介してくださったりすることがあって、その場合には関東だろうが関西だろうがサラッとお受けすることになったりします。もちろん面談は必須です。

白砂の湯の膝乗り猫

白砂の湯の膝乗り猫

労働訴訟が二件相次いで終わった今週末。ひさしぶりに一日事務所をお休みにしました。午後から車をはしらせて、内海温泉『白砂の湯』に出かけます。家から車で1時間半ほどでこれるこの日帰り温泉施設は、夕暮れ時のながめが特に素晴らしいのです。

ほどよくふやけて一袋250円(市内のスーパーで買ったら398円はします)のみかんをおみやげに、帰ろうとしたら。

猫さんがたたずんでいます。

どこかしら訳知り顔で。

ロビーへのドアと外へのドアの間から内へも外へも動かないところをみると、なかなか分別があるお方のようです。少し様子を尋ねてみます。

「にゃーうにゃう?」

しゃがんで話しかけながら手をさしのべると、

『にゃぁ。』つぶやいてこちらを見上げます。

「にゃにゃにゃにゃにゃにゃ」

さらに話しかけると、こちらにすりすりしてきました。みかんに興味があるのかと思ったのですが、そうではない様子。嫌われてはいないようなので、いろんなところをなでなでしてみます。そのうちに。

 すとん、と前足をこちらの膝において伸び上がり、さらによじ登って…

 僕の膝の上で完全に落ち着いてしまいました。どこかしら満足げに虚空を眺めています。ぴくりとも動きません。

・・・寝相の悪い彼女と共に過ごす一夜のような、幸せなんだか迷惑なんだかよくわからない静かな時間が流れます(これはあくまでもたとえでして、実際にそうしたことがあったかどうかには一切関係ありません!)。ロビーへのドアの向こうで団体の子供達が、ちらちらとこっちを見ています。

 身をよじって携帯電話を取りだし、写真を一枚撮ってみますが全然動じる気配もありません。さらに一枚取り直して、このブログの写真を撮らせてもらえました。なかなか端正な横顔です。

 しばらく遊んでもらってこの日帰り温泉施設を後にしました。いつもここにいるわけではないようですが、見かけたら一声かけてみてはいかがでしょう?

依頼はしたいが お金はない…さて?

 当事務所で労働紛争に関する書類をつくるときには、原則として作業開始前にお客さまから料金をいただいています。裁判書類作成であれば、訴状記載の訴訟物の価額(付加金部分を除く)の3~6%にしています。

 しかし。

 今月来たいくつかの問い合わせのなかに、かなり深刻な窮乏状態にあると推測される事案が複数あります。さてこの人から所定のお金を取るべきか。というより、取れません。

 法律扶助を使えば?などと気楽に言ってくれる人もいます。しかし愛知県所在の事務所が東京や兵庫から依頼を受けるような事態を、法律扶助の制度そのものが想定していません。残念ながら当事務所にあっては、扶助の利用は考えるだけ野暮です。

 じゃあどうするのよ?ということでまず和解案として考えつくのはこっちの譲歩(笑)だってお金がないなら借りてでも持ってこい、とは絶対いえません。ただこれをやるにしても、正面から一定条件下での着手金不要をうたっていいものかどうか。かなり激しい迷いがあります。今までのようにその人の様子をみながら状況に応じて減額していくべきなのか、あるいは条件を明示しておくべきなのか。

 いま考えているのは

  •  一人あたり請求額60万円以下にかぎって着手の際の料金不要を可とし(通常は3~6%)
  •  そのかわり成功報酬部分を一律20%に固定(通常は7~14%)
  •  実費は立て替えない
  • もちろん依頼受託前の面談は、どんなに遠方でも必須

 ~この程度であれば、依頼の不当な誘致と叩かれることはないだろうな、と思っています。本当なら

 ここにある僕の預金おろして保証金を積んであげて仮差押やればきっと効果が上がるのに…

などと思える事案も複数あります。でもそれをやって発覚したら、こっちの善意は一瞬で無視されて糾弾されるのがオチです。ましてそれをウェブサイトに出すことはまず無理。

 どうなるか少し恐い面もありますが、試しに来月から料金体系を説明するページを一枚作ってやってみようかと思っています。

お話が変わります。

さて、本日14万5千円の送金を終えました。第八回の特別研修(司法書士の、簡易裁判所における代理権を取得するために必ず受けねばならない研修)を受けるだけのお金が、ようやくたまったのです。平成16年以来17・18・19年と『カネがない』のを最大の理由として受講を見送ってきたのですが、僕もようやく世間並みの(←いい意味か悪い意味かはさておいて)司法書士への一歩を踏み出した…ような気がします。もちろん代理権とったって活動の中心はいままでどおり書類作成に決まってますが、あればあったで使い道はあるでしょう。任意整理のご依頼ひとつ受けられれば投資したお金は回収できます。

あわせてもう一つ、来年1月実施のFP3級の出願を。こちらが1月25日実施、特別研修は1月30日から、ということで年末年始は勉強やって楽しく過ごすことに決めました。

・・・どちらかというと、FPのほうが今後の業務(の、差別化)には大きく貢献するものと期待しています。

好きやねん 大阪地裁(笑)

好きやねん 大阪地裁(笑)
スキップせんばかりの足取りで、大阪環状線ホームに上がってきました。

昨日に引き続いて、和解が成立したのです。
これで今月の労働関係での書類作成は、終了したもの二件、新たに訴状を出したもの一件、新たに書類作成にかかるもの一件となりました。

二年ぶりに書類を出した大阪地裁では、二年前に審理を担当してくれた裁判官が今回もご担当に。この人はお客さまへの語り口がとっつきやすいのです。

また、請求額の割には第二回期日で和解で終わって好結果を得ることができました。

訴状の末尾にわざと和解への希望を強調して作ったのは僕だし、『望むところだ』と答弁書に記載してきたのは被告代理人ですが、社長を連れてくるよう指導して一気に説得してくれたのは裁判官です。

通常訴訟も使い方により、労働審判より速いこともあるんですね。

福岡地裁の予納郵券額

 裁判所に訴状を提出するときには、あらかじめ郵便切手を預けておきます。この切手を予納郵券というのですが、さて司法書士開業五年目になってもいまだに納得できないのは

 なんで裁判所ごとに、予納郵券の額がちがうのか?

 です。今まで、東は茨城県土浦から西は佐賀県武雄までいろんな裁判所に出す書類をつくってきましたが、予納郵券額がよその裁判所と同じだ、と言ってくれた裁判所はただ一つ、静岡地裁掛川支部(静岡地裁本庁と同じとのこと。ただし債権執行の場合)しかありません。裁判所によっては郵便切手ではなく現金で納付するところもありますが、やっぱり納付すべき金額が違います(苦笑)

 今週は初めて、福岡地方裁判所に通常訴訟の訴状を出すことになりました。この裁判所はウェブサイトで予納郵券額を表示してくれていませんので、次のようにして調べます。(同業者の方にはわかりきった記述ですが、『●●裁判所 予納郵券』といったキーワードで検索してくるひとのために説明しています)

 まず裁判所の電話番号を調べます。代表番号でもかまいませんし、ダイヤルインであれば訟廷事務室あるいは書記官室と書いてある裁判所もあるでしょう。簡易裁判所と地方裁判所の代表番号が同じ、ということもありますので、電話をかけたらこう言えばよいと思います。

「地方裁判所の民事の受付をお願いします」

これで訴状の受付を担当する人につながりますので、こんどは

「通常訴訟の訴状提出に必要な予納郵券の金額と組み合わせを教えてください」

といえば郵便切手の組み合わせを教えてもらえます。原告・被告が複数いる場合には、「当事者が一人増える場合の組み合わせも教えてください」といえば増額分を教えてくれます。気を利かせて、向こうから当事者の人数を聞かれることもあります。

で、福岡地方裁判所の通常訴訟、原告・被告各一名での訴状提出時に要する予納郵券の組み合わせ。

  • 500円×8枚
  • 100円×8枚
  • 80円×10枚
  • 20円×10枚
  • 10円×20枚

以上です。ところでついでに聞いてみたかったことがあるのです。

「御庁では労働基準法第114条の付加金は、訴訟物の価額に入りますか?」

「入りません!」

力強く断言する担当氏。さてそうすると、高裁所在地の裁判所で僕が訴状を出した庁では、東京・福岡は付加金が訴訟物の価額に『入らない』、名古屋・大阪(堺支部。ただし大阪地裁本庁も同じとのこと)が『入る!』ということになっています。

・・・謎です!

あると便利な?ノベルティグッズ

 久しぶりに、僕も反訳書を作ることになりました。労働訴訟の証拠にします。

とは言っても30秒の留守番電話のメッセージが二つだけ。留守電だから周囲のノイズが入ることもなく、音源としてはほぼ理想の状態です。

さて、録音の結果を証拠として出すときにはつぎのようにします。

  1. 録音した音源から複製をつくる。裁判所・被告・原告用と、同じものを三つ。これを甲第●号証の1と付番する。録音媒体はカセットでも音楽用CDでもよい。裁判所によってはMDも可。かならず、ラベルに事件番号と証拠の番号を書いておくこと。媒体の種類については担当書記官と調整して決めること。
  2. 音源の内容を文字にして、反訳書を作り、甲第●号証の2と付番。反訳書は必要により、録音の時間・発言者を書いたり、僕は重要なところは赤字でゴシックで四倍角にしてみたりします。この辺はお好みで。
  3. 証拠説明書は必ず同時に添付します。作成日と立証趣旨がわかりにくくなることが多いためです。

これだけやっておけば本人訴訟でも、どこの裁判所でも嫌われることはありません。(証拠調べ当日にポンと出したら疎んじられることは、ほかの書証でも同じです!)

 さて当事務所では、録音を提出するときには音楽用CDにしています。どこにでもプレーヤーがあること・音質が劣化しにくいこと・録音時間がわかりやすいことが長所です。

 で、作成した準備書面5枚+書証7枚+証拠説明書1枚+CD2枚をいざ発送しようとしましたら…

 はて、せっかく焼いたCD-Rを入れるケースがありません。もともと20枚●百円の某国製CD-Rですから一枚ごとのケースがないのです。

 ごそごそごそごそ。引き出しやら押し入れやらをひっくり返してケースか緩衝材になるものを…探します。すると。

 大きさがぴったりな、不織布製の白いものが出てきました。幅12センチ深さ14センチのポケットのような形状で、上部にはフックを引っかける穴が空いています。こりゃいいや♪と手に取りかけて、ハタと手をとめました。

 その製品には、こう書いてあります。


 SHOE SHINE CLOTH

●●●● HOTEL


 う~ん。さすがに靴磨きにCDを入れて送りつけたら被告代理人も怒るかしらん?一回やってみたいのですが、今回敵に回している訴訟代理人さんはそこまでどうしようもない奴ではありません。むしろ仕事ができるお方のようであります。

 しょうがないので残り少ない樹脂製ケースを二つ、西のかた●●地裁に旅立たせることにしました。願わくばそれだけの成果が、ありますように…ってうまく当たれば何十万円かの和解金をつり上げることができるはずですが。

 もしちょっとしたビジネスホテルかシティホテルに泊まる機会があれば、見てみてくださいよ。

 クローゼットの中に、必ずこのCDケースが、一つか二つぶら下げてありますよ?

素晴らしきかな、三連休

 もう4年前になりますが、ある成年後見人をつとめておいでの弁護士さんが、こう言ったのを聞きました。

 弁護士に土曜も休日もない。

 このひと僕より3つ年下なんですが、この執務姿勢には素直に敬服したものです。

 だから、というわけではありませんが、この事務所の22日から24日までの予定は

  •  新しいお客さまとの面談二件
  •  訴訟係属中のお客さまとの打ち合わせ一件
  •  準備書面の作成二件
  •  訴状の作成発送一件

~単にペース配分を誤ったからこうなった、というふしがないではありません。ともあれ、エキサイティングな週末であることは確かです。平日9時から17時までに執務時間を限定するにはいったいどんなマジックを使えばいいのかな?と思いながらよその事務所のウェブサイトを眺めてみたりしますが、実は平日休めるからいいか、と思ってもみたり。

 さて今日のお客さまからは新たな労働訴訟のご依頼をいただくことになるようで、27日の大阪出張をさらに延長して神戸までいくことにしました。12月も一件、訴状提出となるはずです。

 いま作っている…遅れ気味の訴状は福岡へ送るもの。秋に入って妙に西日本からの引きが強くなっています。

 11月27日、大阪-三宮間で労働相談ご希望のお客さまが他にいれば、時間にもよりますが応じることができます。お問い合わせをどうぞ。ただし、12月までの受託余力はそう余裕があるわけではなく、割増賃金請求訴訟の訴状ならあと2件程度が限界です。

運がよければ、あえるかも?

 二週間ほど前に、一通のファクスが司法書士会からやってきました。司法書士会が運営している相談センターの相談員への登録を募集するものです。併せて、相談センターから業務の紹介を受けられる司法書士としての登録も可能ということになっていました。

 そこに興味深い記載があるのです。『司法書士会・総合相談センターから紹介された場合、相談、受任、受託する業務(該当する項目に○を記入ください)』という欄に


裁判所提出書類作成

 労働問題 


 という項目ができています。たぶん、今年からのはず。

 常々思っていたのは、弁護士会の会員検索では各弁護士さんの担当分野が表示され、受けてもらえるかどうかはさておいて『労働紛争(労働側)』という表示を出している人を発見することだけならさほど困難ではないのに対して、司法書士会の会員検索ではそうした業務分野の表示が皆無なのは、利用者からみてさぞ使いにくいだろうな、ということです。

 それを問題視する動きもちらほらと見受けられはしたので、いずれ何か動きがあるだろうと思っていたところ、今回はじめてそうした形で『司法書士の業務分野を細分化して表示する』営みが緒に就いた、ということなのかもしれません。まだ対外的な表示につながるものではありませんが、いずれそうなると考えるべきです。

 僕はまだ簡裁代理権を持っておらず、一般的な法律相談を受けることができないため、相談員への登録はしませんが、裁判書類作成業務の受託は可能なので新しく届出だけはしてみることにしました。裁判所提出書類作成の項目にはほかにもいくつかの分野があったため、『消費者契約トラブル・借地借家問題・家庭裁判所提出書類・民事執行関係書類』の欄にも○をつけて、ついでに

登記業務等 

 不動産 □

 の欄にはたまにはしごとがありますように、という切ない願いを込めて○をつけておきます。これでほどよく集団に埋没できるでしょう。債務整理関係の分野には一切○をつけてないことさえ見過ごしてもらえるならば(笑)

 さてさてこれで…

  •  たまたま司法書士会の相談センターで司法書士の紹介を頼んだ人が
  •  たまたま名古屋市緑区・天白区付近にお住まいで
  •  たまたま労働問題ほか裁判に関することでお困りで
  •  たまたま、もっと条件のよい諸先生方の受託余力に空きがなければ(!?)

 我が零細事務所にも、ご紹介があるかもしれません。

 それを運がよければ、というべきなのかどうかは、ちょっと難しいところですが。

 少なくとも、今回の登録にあたって全然やったことがない業務分野は受託可能としてはいない(ですので民事一般、という欄には恐くてチェックができませんでした)ので、ご紹介があれば…普通のお行儀のよい司法書士として対応させていただきます。

どこかで見てるんですか?

どこかで見てるんですか?
バスは静岡インターを通過したところです。事務所の留守電が、転送をかけてきました。
聞けば二年越しで未払い家賃の回収を支援しているお客さまから、一ヶ月分支払われた、と。

…残り、約20ヶ月。

道はまだまだ遠く、裁判上の和解後もさらなる手練手管の発揮を要する状況です。実際に受け取ったお金の10%をいただく契約をした自分のためにも、引き続いて支援していかなくては。

ところでこのお客さま、静岡県内から、しかも間もなく通過する街からのご連絡です。

図ったわけではないはずですが、タイミング良すぎです。

地域密着も素敵な業態ですが、距離を感じさせない芸の発揮もいいものです。今回の出張中に労働相談のご依頼があったのは、兵庫県の西の端のお客さまから。

…週末にも当事務所にこられるとのこと。

当事務所最遠距離来訪者記録の西端部門を更新されることになりました。おめでとうと言っては、いけないんでしょうが…

汽笛・紅葉・海の風

汽笛・紅葉・海の風
今朝のご飯は前日にコンビニエンスストアで仕入れたカップスープとパン一つ。

空しい気分になりかねないところですが、窓の向こうに素敵な熟女がたたずんでいるとなると話しは違ってきます。

彼女の名前は、氷川丸。

昨晩は、山下公園の隣の宿の海側に部屋を取ったのです。

立ち去りがたい景色なので、11時のチェックアウトまで仕事をします。午後からの現地調査では、都内を横断して足立区まで行かなければいけません。

横浜へ、傍聴に

横浜へ、傍聴に
九州のお客さまに送る訴状案をなんとか書き上げて、睡眠時間2時間でやってきたのは朝の名鉄鳴海駅。まだコートが必要なほど寒くはありません。西に送った訴状案に背を向けて、今日は東に向かいます。

7時05分発の列車に乗れば、知立から東京行き高速バス『知多シーガル2号』に乗ることができます。午後の期日の傍聴には、この行程でも間に合うのです。

今回の出張のメニューは傍聴と打ち合わせが一件、出張相談が一件、現地調査が一件。明日少し時間が空くので、鎌倉に行ってみたいな、と思っています。
…と、呑気な記事を書いてたら!

いつもは遅れてくるバスが、今日に限って早着してます!
バスの背中目指してかけた200Mダッシュは、報われました。定刻より15秒遅れで、発車です。

恐るべし、反訳書

 久しぶりに、反訳書作成のご依頼をうけました。

 反訳書というのは、対面での会話や電話の内容の録音内容を文字に起こしたものをいいます。対立当事者間でさしたる証拠書類が存在しない労働訴訟では、黙って録音しておいた結果をポンとだすことで相手の主張を一挙に吹っ飛ばすこともできる破壊力を有する貴重なものなのですが…

 作成に、手間がかかります。やったことがない人が考えてるよりも、ずっと。

 ところでこの反訳書作成ですが、専門の業者に依頼すると60分の録音データで1万5千~2万円程度の費用がかかります。1分あたりで220~350円と言ったところ。

 これを高いと言ってはいけません。試しに、その辺に転がってる適当なレコーダーをもって適当な喫茶店に行き、隣席の人の会話を10分間ほど録音してその内容を文章にしてみるといいでしょう。

 まず間違いなく、録音時間の5~10倍かかります。

ちなみに僕がやったときには最初、10分間の録音を表計算ソフトを使って反訳書として書式を整えるまでに3時間ほどかかりました。軽く絶望しかけました。

 なぜなら、その事案で反訳しなければならない録音は延べ7時間ほどあったから。録音の内容にも問題点はあり、周囲のノイズ、性能がいいとは言えない内蔵マイク、早口の、時には関西弁の言い合い、悪条件はいくらでもあり、まともに聞き取れる状況のほうがむしろ珍しいものです。

 そんなこともありまして、昨年から反訳書作成についてはお客さまにやってもらうようにしています。しかし先日、ある労働訴訟で2時間半ほどの録音を反訳する必要がでてきました。うまくやれば敵側訴訟代理人の向こうずねをかっさらうことができるタイミングです。しかし。

 ためしにお客さまに反訳してもらったところ、あっさりと音を上げました。他にフルタイムの仕事をしてらっしゃるため、客観的には悪い判断ではありません。問題は誰が後始末をするか、です(苦笑)

 当然ながらそれはこの事務所にやってくるに決まっており、以下のような条件で依頼をうけました。

  • 作業に要した時間1時間につき1500円で作成する。
  • 費用総額の上限は、録音時間×1500円×7で計算した額とし、それ以上は請求しない。

つまり実質的には、録音1時間あたり10500円で請けてしまったことになります…業者だったら下をみても12000円、ところによっては2万の仕事を(爆)

まぁ労働者向け特別価格ですからよしとして、慣れれば録音時間の5~7倍の所要時間で反訳書を作成できるという計算も働いてはいます。しかし。

今回反訳にあたるのは…もちろん補助者さまです。

当然ながら彼女、そうした作業の経験はありません。試しに最初の数分を反訳してもらったところ、やはり録音時間の10倍を超える、というより20倍に近い時間を要しています。当初の僕と似たようなもんです。まぁ、今回の作業にあたって僕が補助者さまに課した目標は

発作的に退職を図ったりしないこと。逃亡禁止。

というわけで所要時間ほぼ不問、ということにしています。彼女なりの作業速度が把握できればよいのです。慣れの要素が大きい作業なので、いずれは速度を上げてくれるでしょう…と期待しておきます。

完全な本人訴訟で、反訳書の作成を検討している方、いらっしゃいますか?

提出のタイミングにかかわらず、作成は早期に、かつ計画的に行われることをおすすめしますよ。その1時間の録音を自力で文書化するのに、12時間かかることは不思議ではないのですから。

恐るべし、ファンコン

昨晩寝たのは、21時45分。

今朝起きたのは、9時53分。

目覚ましをかけずに床についたら…こんなことになりました。

風邪をひいたのです。

風邪をひくにもパターンがあって、12日の夕方には始まったのがわかったために準備に入ります。

  • まず薬局に行き、粉末のきんかん湯・葛根湯・ドリンク剤を仕入れます。
  • クリームシチューを4皿分作ります。カボチャを入れるのがミソです。
  • 一袋38円のうどんを二食分、買っておきます。

とりあえずこれだけあると、一人暮らしでぐったりしてても二日は乗り切れます。あとはひたすら眠りこけて自然治癒を待つ…か、二日放っておいて直らない場合はもれなく一週間潰れるパターンが待っています。昨日は電話は出ないわ打ち合わせは延ばすわ補助者さまには出勤停止を要請するわで徹底してなにもせず寝て過ごし、夜はまるで子供のような就寝時刻でさらに寝て過ごし…今朝。

 体のふしぶしに痛みは残っていますが、前の日ほど頭痛もせず鼻水もでてきません。どうやら今冬第一回目の風邪からは短期で釈放されたようです。

 しかし。明日から火曜日まで、人に会う用事が毎日入っています。どうあっても治してしまわないと大変なことになってしまうため、今日もゆっくりゆっくり過ごします。そんななか、暇つぶしには絶好のアイテムがゆうパックでやってきました。

 先週末にヤフオクで落札した中古のファンコントローラーです。お値段6000円。

 当事務所で最速のコンピュータ…といっても6年前の基準でなら速かっただろうAthlonMP1200のデュアルCPU搭載機なんですが、まるで風量最大の扇風機のような騒音を発するのです。このおかげで、戦力としては最強なのに作業性が最悪という状況にありました。なら騒音の原因たるCPUファンを適切に制御できれば静かになるのではないか、と思っていろいろとファンコントローラーを探していたら、すでに生産中止となった製品がいちばんよさそうだ、と判明(失笑)

 しょうがないのヤフオクで出品をチェックすること10ヶ月。中古のくせに発売時の新品の価格より高い6000円~ときには1万円弱が落札価格となっており(これには不正を疑いますが)漫然と入札することができませんでした。それが最近、同じ品物が違う出品者から二つ出品されたために競争者なく落札できたのです。

 で、待った甲斐あって装備の効果は革命的でした。通常時には、これまでの半分程度の回転数でファンを回し全然騒音を感じない程度に運転する一方、試しに●●な動画を再生させて高負荷を掛けてみるとCPU温度の上昇を検知して時折ファンを高速にして冷却しては低速に戻る、という動作を勝手に繰り返します。賢いです。こんなことならもっとはやくやってりゃよかった!というのはお約束なんですが、さて今回の改装でさらにどれだけ延命できるのか、がナゾです。どうせ最近のマザーボードはどれもファンをコントロールする機能は実装してるに決まってるので、案外活躍の期間は短いかもしれません。さらに考えてみると…もともとがヤフオクで中古で買ったこのPC、

  1.  電源を取り替えて
  2.  マザーボードを取り替えて
  3.  グラフィックボードを取り替えて
  4.  ケースを取り替えて
  5.  キーボードを取り替えて
  6.  ハードディスクを取り替えて
  7.  CPUファンを一つ取り替えて
  8.  ファンコントローラーを取り付けた

このマシンは…購入時とは全く異なる個性を持った何者か、になってる気もします。あれ?

依頼者層の微妙な変化

 仕事が楽になってきています。

 ヒマになった、のではなく、楽に。

 具体的には依頼件数は徐々に減少しながら、1件あたり単価の低い相談のみで完結する業務のご依頼が顕著に減り、請求額100万円単位の割増賃金請求訴訟の裁判書類作成のご依頼が毎月1件コンスタントに入ってくるようになってきたのです。

 この変化の理由がなんなのかは不明です。強いて言えば、労働紛争での無料相談を標榜する事務所が徐々に出現してきたために有料での相談のみを希望するお客さまが減ってきたのではないか、と考えています。その一方で、ある程度のレベルを確保しつつ労働分野での裁判書類の作成を真っ正面から受託する事務所はまだ少ないことと、弁護士を選任せず自覚的に本人訴訟を選ぶ人がインターネットのおかげで(他人の景気のいい成功例を追っかけてるだけの危ない人もおられますが)増えてきている、ということもあるのかもしれません。

 おかげで最近はようやく労働紛争関連の裁判事務だけをとっても、連続して新たな依頼を受けつつなんらか解決にたどり着く案件も発生する(つまり、成功報酬も支払われる)状態にたどり着くことができてきました。だからでしょうか、最近丸くなったと、二年越しのおつきあいがあるお客さまから言われました(つまり以前はどうだったかって?)

 これは、『お金があるから』生み出された精神的余裕なのだと言わざるをえません。思い起こせば二年前の今頃は、まだ月末のお家賃の支払日が迫ってくると偏頭痛に悩まされてた覚えがあります。

 さてこの余裕と客層の変化が、この事務所をどんな方向に向けるのか?

 ある程度高額の請求をする人だけが使えるような事務所への変化ならそれは嫌!なんで、なにか工夫をしたいところです。過払い金返還請求でいろんな事務所が実施しているように着手金無料としてしまうのが一番手っ取り早くてわかりやすいのですが、10万20万30万の請求でも平気でプロの訴訟代理人(司法書士でないお方)を立てて延々と争ってくる社長様が多々出現する労働訴訟の世界でそれをやってしまうと、『ご依頼は受けたがいつ解決できるのか=お金がもらえるかは全く不明』という恐ろしい世界に突入しかねません。ただ、いま手元にある余裕を生かせば実施は不可能ではありません。

 悩ましいところです。少額訴訟に適する案件にかぎって完全成功報酬制をうたってみるのが手頃かな、と思ってはおりますが。

4000円で、行ける場所?

 明日は、女王様お客さまをエスコートして関西へお出かけです。下僕ならぬ旅行書士がきっぷの手配にあたっておりますところ、先日名古屋駅周辺の金券ショップで近鉄の株主優待券の相場が下落しているのを発見しました。

 通常なら一枚1500円のものが、1350円で売られています。見込みで三枚仕入れておきます。ちなみに有効期間は今年12月いっぱい。

 さて名古屋にある当事務所から関西・あるいは大阪南港から九州方面に行く場合、やはり金券ショップで『名阪まる得きっぷ』一枚3250円を使うことが多いです。これは通年で発売されていて近鉄特急を利用でき、名古屋から難波までの所要時間は約2時間。

 1350円で買った株主優待券は名古屋から難波までの乗車券としての効力を持ちますから、特急券をチケットレス予約してクレジットカード決済し事務所のプリンタで発券してしまえば、特急料金の定価は1850円ですが、10%のポイントが還元されて次回の特急券購入時に料金として充当でき、クレジットカードのポイントは還元率1%なので都合11%引きになります。よって実質的には特急料金は1647円。つまり、名古屋-難波間の乗車券+特急料金合計で2997円となりました。車中で仕事をすることは常に考えていなければならない関係上、特急を使わずに同区間を移動することはちょっと考えたくありません。伊勢中川以西でほとんどの場合、ロングシートの車両にあたりますから。

 あとは往復割引4600円の高速バスを使う、というパターンもありますが大阪まで3時間以上かかります。それに、急いでるときにかぎって遅延を発生させるというマーフィーの法則の適用があってお客さまと一緒の旅には向きません。

 ~そんなことを考えながらきっぷの手配をおこなって、ついでの来週の出張の手配もしてしまうことにしました。ある裁判所でやっている労働審判の傍聴が、結構勉強になるのです。そうした事案では交通費自腹!で押しかけることにしており、だーれもお金は出してくれません。さらに都内で現地調査が一件入っています…ある人がある公団住宅に住んでるかどうか、を確認する仕事が。

 行きがかり上現地で一泊することにして、時間的には余裕があるので当日朝発の知多シーガル号をつかって東上することにします。知立から東名江田までの運賃は…3540円。神奈川県まで3540円。

 数字だけ見ると、名古屋から大阪に行くのも横浜あるいは東京まで行くのもそんなに違いはない…気がしてきます。

 さらに気づきました。

 さいきん事務所の財務状況が良好なのは、自腹で新幹線に乗る機会が減ってるからかもしれない、ということに(失笑)

現物株で遊びましょう

『期待値』という言葉があります。高校生の数学で出てきますね。

ある統計的な事象(たとえば、宝くじ)について、事象の出現率(当選率)ととる値(当選金額)の積の総合計を、試行の回数(宝くじの発行枚数)で割った平均値が期待値です。宝くじを例にすれば、一枚の購入金額に対して50%にも満たない金額が期待値になってくる、と。

それと比べればまだましだ、という言い訳をしながら、僕は現物株あるいは株式に投資する投資信託で楽しんでいます。こちらは宝くじと違って一定の期日で結果がポンと出る、ということがありません。よほどのことがないかぎり価値がゼロになることもありませんが、その代わりに数十倍になることも…僕は経験がありません(笑)

開業前には手元の資金で結構遊んでいたのですが、その後しばらく残高を空っぽにしていた証券会社の口座に、先日思い立って100万円ほど入れてみました。先週水曜日に買ったのは

伊藤ハム 339円で1000株

日立製作所 498円で1000株

日立製作所はその日のうちに521円で売り払い、手数料控除後2万円ほどのプラスとなりました。翌日かなり下がったことを考えれば、6年ぶりの現物株投機(投資というべきではない)は幸先のよいスタートです。

その後木・金曜日の日経平均は9%ほど下がっていたのですが、売らずに持ってた伊藤ハムはしぶとく耐えて金曜日の終値が340円。プラスです。なんらか不祥事が報じられてどーんと下落した会社の株を買う、というのが好きで、伊藤ハムはそのパターンで買ってみました。これはしばらく放っておいて、どう育つか見てみるつもりでいます。週明けに、日立を売ったぶんの買い付け余力が発生してきますので月曜日にはなにか買おうかな、と思っています。

 順当にトヨタ自動車はどうかな、と。金曜日はトヨタショックと騒がれましたが、そもそも日本を代表する優良株がストップ安になるところなんて一生のうち何回もみられないはず。かならず復活するに決まってるので、100株だけ買ってみたいです。かなり不純なお金の使い方ではあるものの、宝くじとは違って投入資金の4割しか帰ってこない、ということはないし、なにより今みたいな状況で市場に参入するのは、したり顔で相場の崩壊を嘆くよりよっぽど社会のためになるのではないかと…牽強付会ですが。

先日同業者さんと話しをしたときに、債務整理に邁進している他の同業者さんたちの『乗ってるクルマが、だんだん良くなってく』との話しを聞きました。それはそれで消費拡大に貢献されているんでしょうけど、生きたお金の使い方かどうかにはかなり問題があります。軽自動車から3ナンバー車に乗り換えたら5倍仕事ができるわけではないはずだし…

なら株買ってるお前はどうよ?と問われれば、やはり言葉に窮します。ただ、損得いずれにせよ新しいネタになることだけは確かです。大損こいたら記事にしますんで、笑ってやってください。

ネクタイゆるめて、伊勢へ

ネクタイゆるめて、伊勢へ
いつもなら乗るはずの17時発名古屋行特急を見送った難波駅。
大阪で二人のお客さまと会い、17時05分の鳥羽行で伊勢市に向かいます。今夜は久しぶりに伊勢市で泊まりです。
すっかり日が短くなって、伊勢市までの1時間50分は全て闇のなか。せっかく伊勢志摩ライナーの車両を選んだのですが、むしろ出発を早めたほうがよかったかもしれません。

さて一年ぶりに仕事をすることになった大阪地裁。そこそこ美味くてそこそこ安い地下食堂には、早くも『鍋焼きうどん はじめました』の貼り紙が。

…もう冬なんですね。
ところで、今日は珍しく裁判所で会社側の弁護士さんから声をかけられました。法廷内では裁判官が僕のお客さまと和解の協議中。僕ら二人は廊下でそれを待っています。

答弁書の書き振りからしてあまりおかしな人ではない、と思っていたのですがそれが確認できて一安心。無駄な仕事はしなさそうで、こちらが訴状で示した和解希望にしっかりのってくれます。
おかげで次回期日は三週間後。期待通りの速さです。

個人の債権回収支援の必要性

 一年ほど前に終わった訴訟で、分割払いの和解金の支払いを怠った債務者がいる事案が二つあります。差押えはかけたものの、よい成果は上がっていません。

 こうした事案については、頼まれてはいないのですがときどき債務者の名前でtsr-van2の検索をかけてみるようにしています。もちろん一般の検索エンジンも使います。

 で、今日は当たりを引きました。上記の債務者の一人が、新しく会社を設立していたことがわかったのです。資本金額500万円で。

 だったら未払いの給料払ってやれよっ(怒)

~といいたい気分です。ともあれ、これは悪くない傾向です。法人になり、登記を終えた以上は誰かがその会社の株式を有しているわけで、順当に行けばその大部分は、会社を設立して社長におさまった債務者が有している=資産を持っていることが予想できるから。

 それにまぁ、万一その会社が流行ってくれたら会社から債務者に支給される役員給与を差し押さえる可能性も見えてくる(もちろん会社の社長はその債務者であり、実質的に差押命令が無視される可能性が高いため、取立訴訟を起こすことは覚悟せねばなりませんが)し、この先儲かって家の一軒も買う気になってくれれば抵当権設定登記から取引銀行がバレるかもしれません。会社側の取引銀行は調査会社を入れればわかるので、個人もつきあいで口座を開いていると推定して差押えをかけてみる、そんなこともできます。

 さてこれらの問題事案、債務名義が取れたのは昨年で最後の入金があったのが今年なのだから、時効消滅まではあと10年弱あるのです。破産さえされなければ、こちらがいきなり殴りかかれるような隙をいつか見せてくれるかもしれません。

 というより、数年後に破産されたとしても破産債権として僕のお客さまが持っている債務名義記載の債権を記載しなければ、破産しても免責されない可能性だって残っています。

 さて、今回のことからあらためて気づくのは、相手がいま強制執行可能な財産をもっていなくても、それだけで債権回収を諦めるにはあたらない、ということです。これは個人事業主から取りたい未払い給料だけでなく、家賃・貸したお金・養育費もそうです。

 だからとにかく債務名義だけ取って(つまり、訴訟をやって判決なり和解の結果を残して)おいてもらえれば、あとはあきらめず過剰に期待せずのんびり経過観察してればいつか回収できるかもしれませんよ、という回答を相談者にすることが、年に数回あります。しかしながら、このアドバイスにしたがってくれるお客さまはそう多くありません。

 破産は債務者の権利だ、というようなありふれたウェブサイトを作るよりは…僕には『取り立てる』仕事のほうが性に合っているようです。取り立てる、というよりは契約と法律に基づいて、あるべき義務の履行を実現させる仕事ですね。

 ですので債務整理でも、特定調停や過払い金返還請求訴訟はやっていてストレスがあまりありません。一方でちょっとおかしな個人再生申立をしてきた債務者にお金を貸していた年金生活者から依頼を受けて、再生債権評価の申立をやって債権額を増やしたこともあります。失敗に終わりましたが、免責許可決定に対して債権者側から即時抗告したこともあります。個人再生や破産申立書類そのものは作ったことないのですが…債権者側で書類の閲覧をやって、なぜか他の先生方が作った書類はいくつか手元にあったりします。

 極端な話しですが、破産・個人再生を企てた人にお金を貸していた個人債権者の権利を守る専門事務所、というのは商売にならんかな、と思っています。世の多くの人は、破産と免責の区別もつかなければ免責に対して意見を述べたり即時抗告できたり、破産した人に債権を持っている人は破産申立書が閲覧できることも知りません。どうやって依頼を集めるかが難しいし難易度が高い(特に、免責許可決定への即時抗告はまず通らない!)でしょうが、依頼があれば喜んで受けたいものです。

 ただ、給料でも養育費でも、そして清算型の債務整理手続きに対する異議申立でも、『やってみないと結果がわからない』ということに耐えられない、というのが大問題です。いま考えているのですが、こうした手続きのための書類作成では結果が出るまで料金を取らない形にできれば少しはハードルも下がるのかもしれません。

 いま、そうした料金体系を選択肢として導入できないか少しずつ考えているところです。給料未払い事案のようにひたすら煩雑になりかねないものについては取り扱える上限額を設けるつもりですが、事案ごとにいろんな提案をしてみてお客さまの反応を見ながら考えていくとしましょう。

 さて、明日は大阪にでかけます。帰りに伊勢市に寄ってきます。伊勢には気になる事業主が二人(男性一名・女性一名)いるので、お顔を拝見してこようかと。

労働審判本人申立雑感 その2

 労働審判の特徴の一つは『速さ(と、裏腹な当事者への負担)』にある、という前回の記事(労働審判本人申立雑感 その1)の続きです。前回の記事でも少し触れましたが、自分で申立書を出したり代理人を使わずに利用する際にも考慮しておかなければならない労働審判の特徴はまだあります。

3.担当者が労働法の知識が比較的豊富である。

 これは県労働委員会のあっせんに似る長所であり、労働審判の純粋な長所だといっていいでしょう。

 裁判官と審判員二名の集合体である労働審判委員会が発揮する知識は、大規模庁のごく普通の簡裁判事(簡易裁判所専用の裁判官)とは知識の質・量とも比べものにならないほど優れているので、請求額140万円以下の労働紛争に関する手続きを単純に簡易裁判所に持ち込むことには、今後かなりの躊躇を覚えます。各県の地裁本庁あるいは大規模な支部クラスの裁判所だと、労働審判ではなく民事調停を選択しても調停委員のうち一名に社会保険労務士が選任されることがありますが、裁判官が持ってる強力な説得力は調停委員にはないのが残念なところです。

 労働審判の制度ができたおかげで、少なくとも地裁本庁と同じ場所にある簡易裁判所にわざわざ民事調停を申し立てて労働事案の解決を図る意味はほとんどなくなったと言えるでしょう。これは、自分で申立をする場合でも代理人をつけて申立をする場合でも同じです。平成22年以降、僕も簡易裁判所でならば代理人として民事調停に関与できることにはなっていますが、だからといって民事調停を勧めることはありません。

 また、当事務所では東京・名古屋・大阪など労働専門部がある地方裁判所とおなじ場所にある簡易裁判所に訴訟を起こす場合には、これまではなんとか請求額をつり上げて(140万円を超過させて)簡易裁判所より地方裁判所に係属することを目指したこともありましたが、こうした簡裁判事を避けて労働法に詳しい裁判官に審理してもらうことを目指す行動が全国的に取りやすくなったともいえます。

4.申立段階での援護・準備は県労委のあっせんのほうが手厚い。

 前項ではあっせんとの対比で労働審判の特徴を取り上げましたが、では両者はどう違うんでしょう?合意後の内容に基づいて強制執行できない点ではあっせんは労働審判に劣ります。しかし申立書の作成・提出から第一回期日の設定までの準備は、あっせんのほうが『自分で申立をするひとにやさしい』面を持っています。

 労働審判手続申立書は、訴状と同じ精度かそれ以上の品質の記載を要求される(訴状に加えて、証拠説明書を添付することは当然に推奨されるし争点を予想して記載することももとめられる)ため、事案によっては普通の人が簡単に書けるものでなくなります。

 これに対してあっせんの場合は、申立書の記載は窓口で教えてもらえるし申立書の意味がある程度わからなくても担当者から繰り返し連絡がくるし、あっせん申立が受理されれば期日前にかなり充実した調査が先に行われます。というより、逆に言えば期日前の調査を熱心にやって期日は一回だけで合意を成立させる、そうしたことを目指す県労働委員会もあります。これはあっせんの長所と言えるでしょう。

 労働審判では、答弁書を出す以外に反対側当事者が期日前にやることはなく、もとめられもしません。

5.第一回期日から和解勧試がはじまる。

 これは地裁通常訴訟と比べた場合の労働審判の顕著な特徴ではあるものの、いいのか悪いのか判断に迷うところがあります。

僕が傍聴した事案では期日終了間際に、経営側の審判員から申立人に解決金額として

 『一本でどう?』

 とあけすけに言われてしまって傍聴席で思わず苦笑したことがあります。

 司法書士が申立人を支援して労働審判手続申立書作成にあたる場合には、第一回期日にいきなりお金のはなしをもちかけられることをよく申立人に説明したうえで、『いくらだったら手打ちにできるか』を考えておいてもらうことが強く望まれます。

 特に解雇無効を一応争うが実は解決金の支払いを得たい、という目的で地位確認請求の労働審判申立を行う場合には、相談者の意向としてこの解決金の額が現実的なものであるかどうかは手続きが選択できるかどうかを左右するでしょう。つまるところ、非現実的だと第三者が見て思ってしまうようなことを言ってる奴は相手にされないか苛烈な説得に晒されるだけです。

 ここでは労働側が譲歩する可能性について考えましたが、歩合給が高額な労働者の残業代を請求する労働審判でこちらの見込みよりずっと過大な和解案が出てきたこともあります。その事案では調停不成立となり、審判を経て通常訴訟で和解に至ったのですが、常に譲歩のみを強いられるわけでもないようです。

※ここで経営側の審判員という表現を用いていますが、県労働委員会のあっせんと違って制度上は労働審判員には経営側・労働側という区別はありません。ただ、発言の内容から事業経営や労務管理を長く担当しているらしい審判員だとお考えください。


 労働審判の特徴を、あっせん・簡裁通常訴訟・民事調停・地裁通常訴訟との対比で考えてきました。これまでに書かなかったことも含めてまとめてみます。

1.管轄(申し立てる裁判所)

 なんらか自分に都合がよい場所を選んで申立をおこなう、ということは労働審判ではできません。そもそも地方裁判所の本庁でだけしか行えない手続きなので、この点では県労働委員会のあっせん並みに不便です。

 ですので、たとえば会社を辞めて田舎の実家に帰ったあとで未払い賃金の請求をしよう、などという時には管轄を有利に選べる通常訴訟あるいは少額訴訟を採らざるを得ないことになるでしょう。また、たまたま地裁本庁と離れたところに住んでいるために、労働審判の選択をあきらめる、ということもあると思います。

 ある半島の先っぽに住んでいる人から自分で労働審判の申立をすることの適否を訪ねられたことがあります。

 この人の住む町から地裁本庁の所在地までは公共交通機関で片道2時間半かかります。ですので徒歩数分のところにある地裁支部で通常訴訟を起こすか、民事調停を申し立てることをおすすめしました。

2.準備の難易度

 通常訴訟より煩雑だと考えます。簡単に考えれば、通常訴訟の訴状で原告・被告と書いてあるのを申立人・相手方と書き替えればよさそうに思えてきますが、第一回期日で裁判官が心証を開示してくるため、もし申立段階でなにかミスした場合にそれを復旧する余裕がありません。

 そうしたことを避けるためには労働審判手続申立書作成時に申立人が努力して綿密な準備をするよりほかなくなります。自分で申立書をつくる場合はもとより書類作成だけを司法書士に依頼した場合でも、受託した司法書士には訴状と証拠調べの準備を一気にやるような負担がかかるのではないでしょうか。

3.当事者が主導権を取れるか

 裁判所側の関与が、通常訴訟より強いです。通常訴訟の場合には、しばらくのあいだ準備書面のやりとりだけが続きます。このため、準備書面を作成し提出する当事者が反対側当事者に影響を及ぼしやすくなるのですが、労働審判ではどうしても『当事者は裁判所が聞いたことに答える』傾向が強まります。

 当事務所のやり方として、通常訴訟では準備書面での殴り合いで相手の代理人を圧倒する・少なくとも負けない状態を作り上げて有利な和解に持ち込む、というが作戦行動の基本にあるのですが、労働審判ではこれができないので当事者本人と裁判所との会話にある程度任せなければならないのです。

 そして、裁判所が申立人に対して、素人に優しい立場から配慮の手をさしのべるか専門家とおなじ知識を持つ登場人物として処遇しようとするかは、文字通り運次第です。ですので当事者が、ひいてはその背後にいる司法書士が相手方に与えられる影響力は、通常訴訟ほど強くありません。司法書士からみた労働審判の危険性はここにあります。

4.手続きの進行

 とにかく濃密で速い、というのが労働審判の特徴です。県労働委員会のあっせんのように、合意するまで3時間もかけてとにかく一期日で終わる、ということはありませんが、一期日最低1~2時間程度はかかると覚悟したほうがよいです。その期日のなかで、各当事者の主張の対比・確認と事実上の当事者尋問をやってしまうため、本人がある程度はっきりと要領よくしゃべることができないとどうしようもなくなります。

 司法書士が関与する場合には、期日において裁判所が本人や相手側に何を聞いているかを把握できないと、主張の弱いところを追及しているのか単に確認をもとめているだけなのかがわからなくなります。ですので期日が終わったあとに司法書士事務所に依頼人を呼ぶだけでは『その期日に何が起きたのか・裁判所は何を考えているのか』の正確な把握に苦労する可能性が高いです。

 その反面で、貸金請求と過払い金返還請求訴訟が仕事の大部分だ、などというような簡裁判事に見当違いなことを言われる心配がないのは安心、とも思えます。

 各期日の重要性に関して、労働審判は通常訴訟とは全く違うと考えるべきです。

5.譲歩の必要性

 通常訴訟より高いが、民事調停より低い、という印象を受けます。民事調停では給料でも残業代でもとにかく払えないと言いまくれば調停不成立で終われますが、労働審判はその名の通り『審判』というかたちで裁判所の判断をだしてしまうことが可能です。つまり裁判所が労働審判手続きにおいておこなう調停では、常に背後には審判の可能性が隠れているわけです。

 ただ、労働審判の制度として期日三回で終わることを目指す以上どうしても厳密な事実認定は苦手のようです。請求のうち煩雑な・あるいは明らかに立証できない部分についてははっきりと譲歩、時にはその部分の請求まるごとの放棄をもとめられます。これに堪えられるか(金銭的に、あるいは思い入れとして)は申立人次第でしょう。


 以上で労働審判の本人申立に関するいったんの検討を終わりますが、この労働審判という手続きは、裁判官の裁量によって

  • 簡易裁判所の訴訟よりも本人申立に適するかたち(労働法の知識を持つ労働審判委員会が、本人を援護する)
  • 当事者に知識も技量も努力も期待して、専門的で高速で精密な審理を進めるかたち(労働審判委員会は中立的な立場で、双方の主張に対する裁定者に徹する)

のいずれにも進化していく可能性を秘めています。それがどうなるか、はまったく不明です。現在でもどうなっているかは各裁判所で異なることと思われます。訴訟代理人が選任される割合が低い裁判所では、おそらく前者の傾向が濃いでしょう。その反対に、なるべく代理人を選任するよう申立人に指導している裁判所もあると聞きます。

 ですので専門家に頼らず、ご自分での申立を検討している人には、労働審判手続きを選択するにあたっては

  1.  十分な証拠をもっており
  2.  法的に誤りのない訴状が書けて
  3.  弁護士を敵に回しても勝てる準備書面が作れて
  4.  必要な主張を当意即妙に展開でき
  5.  時には大胆に譲歩できる

そんな条件をいくつか満たしている人であることが望ましいです。

そんなんありかよっ(怒)

という声が上がりそうですが…じゃあ、そうですねぇ。

どうせ労働審判で負けたって、次は通常訴訟なんだからいいじゃん♪ということで=つまり、ダメでもともとと割り切って選択してやる!というだけの思い切りがあるならば、この手続きは結構魅力的だと思っていますよ。


 最後に、当事務所では裁判書類作成のほか、本人での申立のためにお客さまが自分で作成された労働審判手続申立書類の添削というかたちで本人による労働審判の申立を支援しています。サービスの内容は当事務所ウェブサイトをご覧ください。

労働審判本人申立雑感 その1

 先日、僕が申立書を作成した労働審判を傍聴することができました。訴訟代理人を選任せずに、自分でこの手続きを利用しようとしている人のために、気づいたことを記します。(平成24年9月、内容をアップデートしました)

労働審判とは?

 ここでは個別労働紛争解決のための法的手続きという観点から、他の手続きとの対比をしてみます。当事務所ウェブサイトの『こちら給料未払い相談室』でも説明しているほか、その特徴は以下のとおりです。

1.終結までが早い。少なくとも、早く終わることを制度として目指している。

 この点では少額訴訟と似るのかもしれません。少額訴訟は簡易裁判所において一回の期日での終結を目指すものであり、三回の期日でなんらか結論を出す労働審判と同様『裁判手続きにかかる時間が読めない・長い』という批判に答える性格を持っています。

 ただし、少額訴訟はお金の請求にかぎり、請求額60万円までの制限があるのに対して、労働審判にはこれらの制限がありません。また、少額訴訟は被告側から通常訴訟へ移行させる申述がでてくればあっさりと通常訴訟にうつる、つまり手続き最大の特色を失うのに対して、労働訴訟ではとにかく会社側が出頭してさえくれれば、初回の期日から裁判所が労使双方に、時にはかなり熱心に和解への説得に入ってきます。また、平成24年の時点で当事務所では労働審判手続に雇い主側が協力しない(出頭や答弁書の提出をしない)という例をみたことはありません。

 この点から見ると、労働審判の管轄を有する地裁本庁と同じ簡易裁判所に提訴する場合は、会社側がある程度法的知識を持っていて、それを用いてなんらか嫌がらせ・引き延ばしをしてくることを予想するなら少額訴訟ではなく労働審判を選んだほうがよいように思えます。一方、相手が反論も出頭もしない、つまり欠席判決を取れる可能性を重視するなら労働審判ではなく通常訴訟あるいは少額訴訟をとるべきです。

2.個々の期日の進行も早い。

 労働審判手続きは期日三回で終結を目指すものであるため、一回一回の期日も通常訴訟と比べて濃密です。証拠調べでもしなければ大抵の期日が数分で終わる通常訴訟の期日と比べて、労働審判の各回の期日はまず1時間ぐらいを要します。午前午後にまたがることはほとんどありませんが、2時間以上かかることもしばしばあります。

 これは、おそらく自分での申立をしようとする人および本人による申立を支援しようとする司法書士には欠点として作用することが多いだろうと考えます。

 今回傍聴した第一回の期日では、裁判官がリードを取って

  1.  申立書と答弁書から双方の主張を確認し
  2.  見解が対立しそうな所では釈明を促して主張を追加させ
  3.  さらにはこの際に事実上当事者尋問をやってしまい
  4.  心証を開示して和解勧試に入り
  5.  申立人・相手方双方交互に協議を開始し
  6.  この席でも当事者から事実関係についてしゃべらせて、さらに心証を形成する

 こうした作業をしていました。請求額や法的主張が同様な地裁の通常訴訟3~4回分の作業を一気にすっ飛ばして消化するという印象を受けます。

 このことは、労働審判の期日において『口頭でしゃべる・話されることを聞きとる』という行為がとても重要になってくることを意味します。自分が問われたことに正しく回答することの重要性もさることながら、裁判官・労働審判員が相手方会社に何をいい社長や上司が何を答えているかをよく読み取らないと、自分が有利なのか不利なのか、和解勧試や次回期日までにどう対応したらいいのかがわからなくなってきます。特に相手に訴訟代理人が付いてしまった場合、進行についていけないまま和解=譲歩を強要される危険もあります。

 少なくとも司法書士が労働審判に関与しようとする場合、第一回期日は傍聴または裁判所内での待機を心がけたほうがよいと思います。というより、労働法が一通り頭にはいってない人はこの手続きを選択すべきではないように思えます。今回の労働審判では、相手方会社の代理人を半ば置き去りにして会社担当者対裁判官で話しがすすんでいた面があったのですが、これは相手方代理人が

一瞬で負けるような法律構成を持ち込んだ結果、一瞬で葬り去られた

ためだと思われます。通常訴訟でならそうした愚劣な主張で期日複数回分の時間を稼ぐことは容易ですが、労働審判だと裁判官から

 それじゃ認められませんねー

 と言われて5秒で終わります。逆に、こっちがうっかり見当違いな主張を持ち込んだ場合、その期日いっぱい不利な立場で過ごすことになりかねません。


 明日の記事(労働審判本人申立雑感 その2)に続きます。今回の傍聴でわかったのは、普通の人向けに言えば

労審はやーい!

 と。でも早すぎてやばいかも、そんな感じですかね。

 専門職からみた場合、労働審判手続は相当の準備と相当恵まれた証拠を持ってる事案でないと恐くて選択できないといえます…が、それらが満たされた場合にはとても魅力的な手続きです。請求額140万円以下でも当然利用できますし、順当に労働法がわかっている裁判官に当たるので、これでいっそう簡裁代理権から遠ざかりそうな気もしますが(笑)

歓迎!ダイヤ改正

歓迎!ダイヤ改正
17時20分発の超特急名古屋行きは、乗客十数名。名古屋への最終便は、寂しげにプラットフォームを離れます。いろんな施策を講じている東名ハイウェイバスですが、半ば脱法の格安バスに大分押されているようです。

さて、17時40分発になった知多シーガル1号で帰ります。

知多シーガル号は知立で名鉄に、刈谷で東海道線に乗り換えでき、名古屋への使い勝手もよいのです。
しかし昼は一便しかなく、先月までは東京を昼過ぎに出るのでうまく使えませんでした。

それが今日からこの時間に変更されたのです!しかも知立まで片道3570円。

これで関東での仕事が一段とやりやすくなりました。今年下半期最高のグッドニュース…かも、しれません。

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