三枚目のクレジットカード
今年にはいって新たに二枚目のクレジットカードの審査が通りました。個人事業主で賃貸住宅住まいで独身というとっても●●な属性でも、定住後または開業後5年を境に審査に耐えうる能力が向上するということなんでしょうか。
と、申しますのも、今回審査が通ったクレジットカードは去年審査に落ちた(!)からなのです。審査にあたって申し出た事項のうち、現住所への居住年数および現職についた年数以外はまったく変わっていません。ともあれ、これで僕の保有するクレジットカードは三枚になってしまいました。少々複雑な心境です。
なぜそうなったか、と言いますと、大学卒業後十数年来使用しておりその気になりさえすれば●十万円の過払い金返還請求権を隠し持ってる(笑)関東に本社がある流通系のカードのみでは次第に不便になってきたから。まず関西圏の私鉄で自在に動けるPitapaを使えるようになりたい、ということで今年に入って近鉄系のカードを持ち、さらにいま利用しているプロバイダの利用によって付与されるポイントをもう少し活用したい、ということで今回のカードの取得となったのです。
・・・人はこうやって、過剰な与信を受けるようになっていくのかしらん?
そう思うと、結構複雑な心境にさせられます。
その一方で、日々の決済にクレジットカードを利用することで現金決済よりも得だ、という局面が妙に拡大しつつあるようにも見え、それらを知らないことで逸失している利益もあるようにも思えてきます。消費の拡大というより節約志向の深化という点でクレジットカードの保有が増える人もいるのかもしれません。計画的なご利用とやらができればそう目の敵にすべきものでないことはわかりますが、いよいよものの値段がわからなくなってくる今日この頃です。今年からクレジットカードが使えるようになった、駅の近くの某スーパーのレジに並びながら、そう思いました。
たとえ見切り品のお総菜一点であっても支払いにクレジットカードと現金を選択でき、当然ながら両者で値段が変わるわけでもなく、カードで決済していればいつのまにかポイントが累積するいっぽう、現金決済にはそうした利得がない。もちろん無条件でカードの利用を肯定できるわけでもないのですが、駅やフェリーの窓口でおなじサービスを現金で買う人の群れを見ていると、非常に考えさせられるものがあります。
ところで。もう十数年来使ってきた上記の流通系カードですが、取引履歴の開示請求をしてみようかどうか、ちょっと迷っています。補助者時代の僕をサラッとクビにしてくださった●●書士さん達のおかげで、グレーゾーン金利での借金依存体質から脱するのに結構時間をかけました。それらを完済して今がある、と認識していますので、おそらく取引履歴を取り寄せても計算だけして請求しないでしょうけどね。案外予想を超える金額の過払いが出て目の色変わったりするのかもしれません。
さて、今日は大変嬉しいコメントをお客さまからいただきました。この事務所のスタンスが大きくは変わらないようにとおっしゃるその方は、もちろん当事務所の存立目的たる労働紛争のご依頼をされた方です。一方で債務整理のお客さまにもそれなりに喜ばれているらしい自分もおりまして、少なくとも社会保障・労働問題と関係がある債務整理はコンスタントに受けられるようにしたいと思っています。
もちろん、この事務所の専門が労働紛争であることは変わりませんよ。そう書きたいな、と思ったら、机の上にクレジットカード会社の封筒があったおかげで、なんだか妙な文章になってしまいました。
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