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2008年10月

何か不思議な裁判所

何か不思議な裁判所
久しぶりに訪れた横浜地裁。玄関前に報道陣が詰めています。何か大きな事件があるのでしょうか?

ロビーに入れば、開廷表の前にはいつもながらの人だかり…

じゃあ、ないですよ?
人だかりの年齢が妙に若い!
大学生ぐらいでしょうか?

やがて彼らはいずこへともなく消えていきます。やれやれ、と思いながら開廷表をよく見ると…妙な物足りなさを感じます。

民事の開廷表に、事件名がありません。

これじゃ全くの部外者が、例えば労働事件の傍聴をしたい、なんてことができない気がします。

とにかく、今日の出張はここから始まります。

出張中止!-決算変更届の意外な使い道-

 なんとなーくネタがないな…更新サボって寝ちゃおうかな…と思いながら、明後日実施の関西・木曜日夜発の関東出張に備えて準備をしていた夜更け。関西地方某県のウェブサイトの表示に、文字通り虚を突かれました。

 -建設業許可申請書等の閲覧休止について-

見ればまさに出張実施日に、目的の書類が閲覧できない、ですと!

あやうく無駄足を踏むところでした。土日休みのくせにさらに平日一日業務を休む、というのがなんとも解せない制度なんですが、そう決まってる以上どうしようもありません。しょうがないので29日の出張を中止して、他の日に変更することにします。まぁ、当日役所で呆然とするよりは事前に気づけてよっぽどよかったのですがね。

さてこの閲覧制度、僕は本来の目的とはぜーんぜん違った意味合いで使っています。本来ならこれは、建設業者の財務状況やら受注実績、管理責任者や技術者の経歴や資格云々を確認するために公衆の閲覧に供される(つまり、誰でも見られる!)ものです。実は見られる書類のなかで

  • 建設業許可申請書(許可を取る際に提出するもの)

のほかに、

  • 決算変更届(決算期から4ヶ月以内に、工事実績や財務諸表を提出するもの)

があります。この決算変更届には損益計算書が添付されており、それを見れば社長に支払われる役員給与がわかります。

…つまり。なんらか理由があって建設業の社長の所得が知りたい場合には、この閲覧制度を悪用利用してそれなりの目星をつける(役員一名の会社なら、文字通り確定させる)ことができるわけで。

 で、僕はそれを養育費に関する調停申し立ての際の調査に使ったことがあります。元の配偶者がたまたま許可をとった建設業の社長で、現時点での所得が(つまり、それを反映して決まる養育費の額が)知りたい、でも本人は口にするはずがない、調べろ!ということでいろいろ探していたらこの制度にたどり着いたのです。いったん知ってしまえばこれほど素敵なしくみもめずらしい=毎年毎年収入筒抜けでわかってしまう、しかも閲覧で手数料500円ふんだくる●務局と違って、はるかに情報量が多いのに手数料無料です。まったく法●局とはえらい違い。

 ただ、一点問題がありました。

最初はこの調査を、●●商工リサーチ(●●には日本の首都の地名が入ります)に発注してやらせてみたのですが、損益計算書は要旨しか調べてこなかったのです!つまり役員報酬も事務員の給与も一緒くたにして販売及び一般管理費の総額だけを書き写して来た、と!

しょうがないから電車で三時間かかるその町に僕があとで見に行って決算変更届の詳しい記載事項がわかった、という次第。建設業者の元配偶者を相手取る養育費請求事案、というのが今後どれだけあるかは知りませんが、苦労しただけあって一つ貴重な経験を積んだ…と言えるのでしょうか?

さーて、そろそろ最新の決算変更届が出てるころなんだけどな~

楽しみだな~(って何が?)

横浜地裁へ、もう一度

 今を去ること三年前。この事務所が最初に受けた労働訴訟は、この事務所唯一の完全敗北で幕を閉じました。労働事案でお客さまに費用倒れさせたのは、後にも先にもこの一件のみなのですが、それが横浜地裁での事件なのです。完敗の理由は、訴訟係属中に敵側会社が破産したため。以来なんとなく、破産は債務者の権利だと声高に叫ぶ相談者・同業者には屈折した感情を抱いています。

 それ以後、神奈川県でいくつかのご依頼をうけたものの裁判所の利用までには至っていませんでした。

 何がどうあっても意識せざるを得ないその裁判所で、三年ぶりに新しい事件が始まります。第一回期日は今週ですが、さて敵さんからまだ答弁書が出てきておりません。

 こと地裁で代理人付きの労働事案で、期日までにまともな答弁書がお客さまの手に渡っている割合、というのはそんなに高くありません。せいぜい半分以上四分の三以下といったところなので僕自身はいつものことだと思っています。さりとてお客さまはそう思ってはいないことはよーくわかっており、なんらか支援が必要であるとは思っています。

 ・・・と、いうわけで。

 関東方面への他の用事を束ねて、この日程にぶつけます!

 とはいえこの期日、出ようとするとぷらっとこだまエコノミープランで名古屋発の一番はやいこだまを使っても間に合いません。さりとて自腹で新幹線をそうそう使っていたら事務所が傾きます(失笑)

 しかたがないので、と半ば笑いながら前日発のファンタジアなごや号の空席を確認します。これは名古屋発22時40分、横浜着5時51分。高速バスネットから早売3を使って4310円です。ところでこの区間、のぞみ指定席だと新横浜経由で1万円ちょっとかかるとか。住んでる世界が違います。

 さてこの出張を入れたので、今週は水曜日に尼崎-西宮へ、金・土曜日に横浜-東京-埼玉県内にでかけることになりました。楽しい一週間になりそうです。

無駄!な警戒。

 ジャンボ宝くじほどではないにしても、忘れていた社会保障あるいは民間生命保険の給付の申請で結構な金額の一時金を手にしてしまうお客さま、というのはあるものです。それこそ新築のマンション一戸買えるくらいのお金を。

 一方で、なにかのきっかけで中古のマンション一戸買えるくらいのお金を手にした人が、それをきっかけに新たな紛争に巻き込まれる、というお客さまもいます。せっかく2億円当てても殺されてしまったらどうしようもありません。しかし、それより一桁少ないお金がある日突然入ってくる、という可能性が決して非現実的ではないということは、たとえば漢字系生保のくだらない生命保険の保険証券を一瞥すれば、容易に想像できます。

 発見できればお客さまにはとても感謝され、かつ契約条件によっては結構な報酬を手にすることもできるのですがこうしたお金、僕はこう呼んでいます。

一生遊んで暮らすには不十分だが、生活を持ち崩すには十分なお金

と。

 先日、ある社会保障制度からそうしたインパクトをもつ金額の入金があったと連絡をされたお客さまがありました。相続がらみの事案なので他の相続人に対する分配処理の方針を指示したら、そのお客さまから…

 返事がありません(汗)

 3日後メールを再送しても返答なし。さらに2日後再々送しても返答なし。1日後電話しても…つながらず

 さてさてこのお宅、ちょっと状況が複雑です。あと1日待って何の対応もなければなにがしか事件性を視野に入れての現地調査に赴くべきか?

 悶々としていたら、今晩になってようやく電話がつながりました。

生きていてくれたんですね、と口を滑らせそうになったことはとりあえず伏せて話しを聞けば、単にメールチェックを一週間やってなかった、とのこと(脱力)

 変な言い方かもしれませんが…

 お客さまへの多すぎる入金の実現、というのは、時として無用の心配事をこちらにもたらします。嬉しいような、そうでないような。

帰ってきたよな気分

帰ってきたよな気分
ここまで来れればもう安心。出張日程を消化して戻ってきたのは北九州新門司港、19時43分です。タグボートの支援を受けて出港するらしく、曳索をこちらの船がたぐりよせています。

さて今日は福岡での相談の日でした。ただ、南国某県の簡裁で一つの訴訟が終わる一方で東海某県の簡裁では第一回期日が入っていました。簡裁の裁判官は時々、お客さまに無茶苦茶なことを言ってくるもので、それこそ勝てる訴訟も負けさせるくらいの訴訟指揮を見せてくれることがあります。

それをどうにか交わして、満足のいく結果にたどり着くことができるかは、お客さま次第。
ただこれは、年齢性別法律知識訴訟経験とは全く関係なく決まってくるようです。その辺がこの商売の面白いところなのかもしれません。

さて、明日帰ったら訴訟の準備です。こと労働訴訟では、簡裁より地裁の裁判官のほうがまとも(真っ当な書類を作って出せば、お客さまを当惑させるようなことを言わない)なので妙に安心感があります。

九州とんぼ返り 始まる

九州とんぼ返り 始まる
手元の時計では19時49分。

タラップが切り離され、蛍の光が始まりました。少しは神妙にすべきなのかもしれません。ですがこれから12時間半の船旅だ、と思うとどうしても顔がほころんできます。

さて今回の出張では難波で予定の相談がキャンセルになりました。最終的な実施可否の確認を指定時刻までにいただけなかったためです。

残念ながらこうした目に遭うことが少しずつ増えておりまして、次回から出張相談の料金を値上げして前払いにしないと、時間が無駄になってダメだと思っています。

…といっても2時間4000円から5000円にできれば十分で、依頼終了時にその料金分を引いて実質無料にしてしまうのはこれまで通りなんですが。さてこの判断、吉と出るか凶と出るか?

『変化の多い運気です。』

 今月行ってきた太宰府天満宮のおみくじに、そう書いてありました。さてどんな変化が…と身構えておりましたら、今月は以下のようなことが。

-1 被告代理人になったのは…?-

 ある割増賃金請求訴訟。請求額元本は50万円ちょっとですので当然簡裁に係属し、しかも愛知県内です。

 期日までまだ二週間あるというのに、お客さまから早くも連絡が。聞けば被告代理人に弁護士がついた、とのこと。ずいぶん気の早い奴だな、さてはペラ一枚の答弁書で欠席の上申書でもあげてきたのか、と思いながらメールを読んで

 代理人弁護士の名前を目にした瞬間、背筋から冷汗が三斗ほど噴出してきました。

 このお方、労働法をやってるなら誰でも知ってる大先生です。諸般の情勢からそうなったんですが、もともと蛇がでるのを覚悟して藪をつついた=通らないと知っていながら労基法114条の付加金の請求をくっつけたところへ、いろんな不運な偶然が作用して、どうみてもありえないシチュエーションで東京からご来駕賜ることになってしまいました。

 ですが、この先生の作る書面がナマで見られるということに結構ときめいている自分がいます。この対応の早さは敵ながら尋常ではない真っ当さですし、おかしなことはやってこないという点では圧倒的な安心感があります。あるいはこの訴訟では、お客さまの頭越しに、僕が宝物(貴重な実務経験)を手にすることになるのかもしれません。たぶんこの訴訟を戦いきることができたなら、僕は労働訴訟の世界でそれなりにやっていけると言っていいはずです。

-2 労働審判むけの事案?-

 いままで意図的に避けてきた労働審判手続申立書の作成に適するご依頼が連続してきています。これらは労働審判にしてみることをすすめてみようかと思うのです。労働審判は準備書面の応酬を長々と行うものではないため、書面での殴り合いで有利な立場を作れない意味で代理人をつけないこちらにとって危険な面があると考えています。その認識はいまでも変わりませんが、証拠書類が十分に整っていて付加金の請求をおこなわず、少々譲歩して和解案を出せる割増賃金請求には労働審判に適するものもありそうなのです。もし労働審判の長所が生かせるならば、慎重に判断した上で使っていけるようになりたいものです。

-3 2年余を経て依頼終了-

 一昨年から関与してきたご依頼が、予想も期待もした形でのハッピーエンドで終わることになりました。これは訴訟ではなく、社会保障制度からの給付漏れの探索です。予想していた支給額がちょっと多いと考えたので、『発見し獲得できたお金の●%』を実費交通費日当込みで受け取る、という契約を結び、いままでずーっと立て替えて仕事をすすめてきたので…感無量、というよりこの事務所がぶっ倒れるまえに仕事が終わってよかったです(汗)

 そしてこのお金が入ってくると、晴れてこの事務所の経営基盤が確立できると思っています。暢気な仕事を続けるにも、やっぱり先立つものは必要です。今回の仕事の終了は、この事務所のよい傾向を伸ばす方向への変化や、いい意味での余裕をもたらしてくれるでしょう。

-4 簡裁代理権取得へ-

 今日の記事冒頭の大先生を向こうに回す労働事案、簡裁代理権もってりゃ頼まれなくても代理人になったのに(苦笑)、とも思ってます。だからというわけではありませんが、来年実施の特別研修は受講することに決めました。これも変化の兆しでしょうか。まぁこれは

 やっと(受講に要する)金がたまったんだよー!

 というだけのことでもありますが。実際問題として中央新人研修からブロック研修・配属研修・簡裁代理権取得のための特別研修を次々に受講するのに必要なお金とその間働けないことによって手当しなければならないお金を、若い人なんかはどうやって確保してるんだか不思議でたまりません。

 ちなみに僕は、上記各研修のうち配属研修を受けておりません。当時はそれでもよかったのです。そして当時は、それほどお金がなかったんですよ。まぁ首尾よく簡裁代理権をとっても、債務整理に邁進するということはありません。140万円以下の給料未払いを発生させた会社に受任通知を送るのには、遠慮なく使うとしましょうか?


さて、明日から出張です。船中2泊で福岡往復なのですが、現時点では大阪・福岡で各一件ずつの相談が設定されています。もし同地区周辺で相談ご希望の方、いらっしゃいましたらどうぞ。

今日は一日、さいたまで

今日は一日、さいたまで
改札を終えたのは、バス発車2分前。少々焦りました。

昼過ぎから埼玉県内でお客さまと打ち合わせし、出されたみかん二つとぶどう一房をぱくぱく食べていたら…時間を読み誤ったようです。

湘南新宿ラインで埼玉県からなんとかたどり着いたのは新宿駅。16時50分のこのバスは、名古屋に着くのが23時前です。名古屋への最終便という位置にあるはずなのに、やっぱり空いています。今日は東名集中工事をやってないので東名ハイウェイバスのほうが速いのですが、往復割引を使うために新宿発にのらなければいけません。とはいえ事前にクレジット決済しているため、乗り遅れたら全て無駄になります。
座席に腰を落ちつければ、窓から見る新宿東口は早くも怪しく輝いています。

赤い木の実と湖と

赤い木の実と湖と
居眠りしているあいだに伊那盆地を駆け抜けて、バスは二回目の休憩地に到着しました。
誰かに申し訳ないような気分で、今日は温かいコーヒーを買うことにします。

ここ諏訪湖サービスエリアはもう、いくつかの木々が色づいています。上着を持ってくればよかったかもしれません。

さて集中工事で東名ハイウェイバスが半分以上運休しているわりには我が中央ライナー2号、あっさりと窓際の席を取ることができました。

すずき事務所の一日

1.午前中

 第一回口頭弁論期日の訴訟を傍聴に、市外の地裁支部まで行ってきました。よくある話なんですが、被告会社側からの答弁書はペラ1枚&代理人はご欠席。戦闘が激しくなってくるのは冬からだろうな、と思っています。この会社とは、別件ですでに訴訟を起こしており、そちらの被告代理人とおなじ弁護士さんが敵に回ったということで…

 安心感があります(笑)

 たとえ直接話をせずとも、準備書面というかたちであちらさんの書いた文章をたくさん読んでると、嗜好というか癖のようなものが見えてくるのです。まったく知らない人を相手取るときにはどう出てくるかわからない意味で不安なのですが、それがないだけでもずいぶんありがたいものです。いま庁舎を改築しているこの裁判所、この訴訟が終わる頃には新庁舎が完成しているのではないかしらん?

 とくに釈明を求められることもなく10分ほどで終わった期日の終了後、その別件の訴訟の打ち合わせに入ります。1時間弱で終了となりました。

2.お昼

 木曜日は補助者さまの出勤日ということで、朝から彼女も同行中。お客さまに紹介すると『ああ、あのブログの…?』と。さてさて補助者として労働訴訟の最初から終わりまでを見ることができる日常、ってのはいったいどういう心持ちなんでしょうね(今度聞いてみましょうか?)。そういうのが見たいんだ、ということを志望理由にした補助者希望者がいましたが

 なら、こっちにお金払ってよ(苦笑)

 ということで(言ってはいませんが)そうしたお方は不採用としております。同業者の方にはご依頼があればいくらでもお見せしているんですがね。

 列車で名古屋にもどってきてそのまま昼ご飯にでかけます。久しぶりに仕事で自動車に乗って思い出しました。僕が補助者だったころは、先生は助手席で居眠り、補助者がハンドル握ってましたっけ。任意保険の運転者家族限定特約をなくして、いっぺん自分の車の助手席に乗ってみたいものです。

3.午後

 零細事務所の暢気な昼下がり。僕はメールで労働相談の回答をしながら、隣の部屋では補助者さまがスキャナを駆使して(駆使してますよね?ね?)証拠書類を取り込んでいます。例によって二年分の割増賃金を請求する訴訟の準備をしており、ADFで一気に取り込めないような紙質の資料は一枚一枚スキャンしていくしかありません。

 そうした作業を分担してくれる人がいてくださるのは、ありがたいことです。

 そんな単純作業もしながら、当事務所に(お客さまではなく、たぶん商売上の)アプローチをしてきた人のメールをみてもらったりもします。自分と違うものの見方をする人が誰かいてくれる、というのはやはり違います。忙しすぎずヒマすぎず、ゆっくり時間が流れます。15時過ぎに補助者さま退勤後、株式市場がまた暴落していることを確認。

 胸をなでおろします。

 僕が加入している変額保険は、特別勘定に関する変更は電話して二日後に約定するのです。10日の暴落を確認後、反騰中の14日に世界債券型特別勘定から日本株式型特別勘定へのスイッチングを依頼しており、今日の価格を基準にして日本株式型に積立金が移るのです。もし約定が昨日だったらいまごろ悶絶してたところ。あとは少しずつタイミングを分散して、日本株式型に資金を投入していくとしましょう。

4.夕刻

 晩ご飯の支度をしていたら、九州某県地裁本庁に訴状を出されたお客さまから電話が入ります。聞けば関東某県でお客さまを紹介してくださると(笑)

 少し急いだほうがよい状況にあるので、予定していた東京出張を繰上実施します。明日・明後日に行くことにして、明後日午後に待ち合わせすることになりました。

5.夜

 当事務所において、出張はほとんど常にいきなり決まります。先ほど高速バスネットで中央高速道経由新宿行きのバスの予約をしたところです。行きは明朝7時33分発で昼過ぎに新宿着、帰りは明後日16時50分の便で、名古屋に着くのは23時前です。明日はまず国会図書館で資料収集をするつもりですが、出張相談ご希望の方がいらっしゃったらどうぞ。時間にはわりと余裕があります。

 もう一件、21日から実施の九州出張の途中に大阪での労働相談希望が入っています。こちらは初めてのお客さまなので、念入りに予定をすりあわせておかないといけません。出発を14時の近鉄特急にして16時半ごろに待ち合わせをすれば、19時50分大阪南港発のフェリーには余裕で乗れそうです。

6.業務終了

 来月実施予定の他県の青年会会長さんからの講演依頼は、お断りすることにしました。夕方着のメールで諾否をせっつかれたのですが、こっちが一ヶ月以上前に提示した条件(講演の内容・準備してほしい資料の調達可否など)に対する回答を全てうっちゃらかしておいてその言い方は違うだろっ!ということで。

 彼らの実施日程からすればすでに一ヶ月を割っているのですが、人の提案を一ヶ月以上受領確認すらせずに放置されればこっちも本気を疑います。

 逆に言えば連中が実施する単発の研修って、その程度の準備でチャラっと行われてる、というものだったんでしょうか?最初に意向を尋ねられた先月、まじめに考えて長文の提案を送った僕が馬鹿だったと言えばそれまでなんですが…割り切れないものを感じます。

 さ、明日は7時前に出かけねばなりません。

九州へ 九州へ

 昨晩よりもさらに遅い作業の終了となりました。準備書面を書き上げたのは、午前2時25分。やってはいけないはずの夜のおやつは…本日はプリンです。アタマが疲れたときには、甘いものがことさらにおいしく感じます。

 さて南国某県のお客さまに送るこの書面の作成終了をもって、過払い金返還請求訴訟で準備書面の応酬を要する事案がひとまずなくなりました。前回の期日で、弁論終結を宣言されましたので、よほどのことがないかぎり書面を出したくとも出せないし、現在係属中のほかのお客さまの訴訟も、いよいよ片手で数えられる件数まで減少してきています。

 しかしながら九州にはご縁があるようで、来週水曜日に天神で出張労働相談をおこなうことになりました。例によって名門大洋フェリー2便船2等洋室で往復13000円のツアーなのですが、今回は

九州内で宿泊できません(泣)

 つまり21日大阪南港発のフェリーで出発、22日の昼間に相談やって22日北九州新門司発のフェリーで帰ってくる、ということになっています。その気になれば門司-博多間であと1~2件は相談の対応ができますので、余裕があると言えばあるような…ないような。

 今月は最終週に尼崎に行くほか、東京・三重からちょっとお呼びがかかりそう。さらに来月、他県の司法書士さんの集まりで労働関連の講師をやってくれというご依頼があり、さてこれは応じたものかちょっと考えています。

いま断ったらきっと困るだろうな…でも応じたら大変なことになるだろうな…

準備書面よ、がんばってこいよ

 やってはいけないとは知りながら、エクレアを一つつまんでしまう午前0時。

 さきほど、準備書面を一つお客さまのもとへ送り出したところなのです。今月書かねばならない準備書面は、あと一つだけ。

 法廷に入れない僕は書類でたたかうしかなく、それゆえに個々の書面達への期待が強くならざるをえません。自然と、そうした書面を送り出すときにはそれなりの感慨があります。少しの達成感、いくばくかの不安、希望、ごくごくまれには「作ってはならんものを作ってしまったー!」などなど。もちろん、労働事案では上記「作っては…」と思ったことはありません。

 この準備書面、たとえば今回は全4ページのものですが、作成には

  1.  敵側の準備書面の精査 約1時間
  2.  同証拠書類の検討 約3時間
  3.  お客さまとの打ち合わせ 約2時間
  4.  入力および編集 約2時間

 合計で8時間程度が、完全に拘束される時間としてかかっています。さすがにこの各工程のなかには補助者さまにお任せできる作業がほとんどない(ただし、全然ちがう人に書証を見せた場合何を考えるか、という点で上記1.2.を重複しておこなってもらうことはある)はずです。あとは道を歩いたりバスに乗ったりご飯を食べたりお風呂に入っている内に漠然と考えてるのが延べで何時間かはあるものの、これは一応カウントしないものとしておきましょう。

 さてそうすると。8時間で準備書面一つ作成できるということならば、一週間で訴状を一つ別件で準備書面を二つ程度を作成して、一日8時間・週4~5日働くことは不可能ではないように思えてきます。8月から月に3件程度あたらしい労働事案の書類作成にあたっている状況でして、来月あたりからそうした新しい事案の準備書面の応酬が本格化してくるはず。労働事案だけやっていれば処理能力にはまだ余裕があり、何かをはじめようとするとまとまった時間は確保できない、かなり微妙な状況です。

 今月は、東京・福岡・尼崎へでかけることになっています。最近は移動中にウェブサイトのコンテンツを書くことが多く、逆に出張がないとその作業が進みません。依頼受付停止を発動すべきか、ちょっと迷っています。

三枚目のクレジットカード

今年にはいって新たに二枚目のクレジットカードの審査が通りました。個人事業主で賃貸住宅住まいで独身というとっても●●な属性でも、定住後または開業後5年を境に審査に耐えうる能力が向上するということなんでしょうか。

と、申しますのも、今回審査が通ったクレジットカードは去年審査に落ちた(!)からなのです。審査にあたって申し出た事項のうち、現住所への居住年数および現職についた年数以外はまったく変わっていません。ともあれ、これで僕の保有するクレジットカードは三枚になってしまいました。少々複雑な心境です。

 なぜそうなったか、と言いますと、大学卒業後十数年来使用しておりその気になりさえすれば●十万円の過払い金返還請求権を隠し持ってる(笑)関東に本社がある流通系のカードのみでは次第に不便になってきたから。まず関西圏の私鉄で自在に動けるPitapaを使えるようになりたい、ということで今年に入って近鉄系のカードを持ち、さらにいま利用しているプロバイダの利用によって付与されるポイントをもう少し活用したい、ということで今回のカードの取得となったのです。

 ・・・人はこうやって、過剰な与信を受けるようになっていくのかしらん?

 そう思うと、結構複雑な心境にさせられます。

 その一方で、日々の決済にクレジットカードを利用することで現金決済よりも得だ、という局面が妙に拡大しつつあるようにも見え、それらを知らないことで逸失している利益もあるようにも思えてきます。消費の拡大というより節約志向の深化という点でクレジットカードの保有が増える人もいるのかもしれません。計画的なご利用とやらができればそう目の敵にすべきものでないことはわかりますが、いよいよものの値段がわからなくなってくる今日この頃です。今年からクレジットカードが使えるようになった、駅の近くの某スーパーのレジに並びながら、そう思いました。

 たとえ見切り品のお総菜一点であっても支払いにクレジットカードと現金を選択でき、当然ながら両者で値段が変わるわけでもなく、カードで決済していればいつのまにかポイントが累積するいっぽう、現金決済にはそうした利得がない。もちろん無条件でカードの利用を肯定できるわけでもないのですが、駅やフェリーの窓口でおなじサービスを現金で買う人の群れを見ていると、非常に考えさせられるものがあります。

 ところで。もう十数年来使ってきた上記の流通系カードですが、取引履歴の開示請求をしてみようかどうか、ちょっと迷っています。補助者時代の僕をサラッとクビにしてくださった●●書士さん達のおかげで、グレーゾーン金利での借金依存体質から脱するのに結構時間をかけました。それらを完済して今がある、と認識していますので、おそらく取引履歴を取り寄せても計算だけして請求しないでしょうけどね。案外予想を超える金額の過払いが出て目の色変わったりするのかもしれません。

 さて、今日は大変嬉しいコメントをお客さまからいただきました。この事務所のスタンスが大きくは変わらないようにとおっしゃるその方は、もちろん当事務所の存立目的たる労働紛争のご依頼をされた方です。一方で債務整理のお客さまにもそれなりに喜ばれているらしい自分もおりまして、少なくとも社会保障・労働問題と関係がある債務整理はコンスタントに受けられるようにしたいと思っています。

 もちろん、この事務所の専門が労働紛争であることは変わりませんよ。そう書きたいな、と思ったら、机の上にクレジットカード会社の封筒があったおかげで、なんだか妙な文章になってしまいました。

近鉄がほしいんですが

 当事務所は、2カ所に電柱広告を出しています。作成のさいに1カ所2万円ほどの作成料を払ったのですが、この4万円を日本株に投資する投資信託の売却益で支払ったことを覚えています。もう3年前のことですから、たぶんそのころ日経平均は1万2千円程度。毎月1万円ずつ20万円買っていったのを一気に売り払ったら、税引き後24万円ちょっとになったのです。

 で、さらにさかのぼれば僕が投資信託を買い出したのが6年前。そのころの日経平均株価は9000円台から8000円に突っ込んで、『日経平均6000円で日本国崩壊』とか適当なタイトルのトンデモ本が本屋さんでいくらでも手に入ったはずです。あれよ、という間にその水準までもどってしまいました。ただ、これはチャンスと僕は見ています。株主優待目当てで株を買いたい会社があるのです。

 近畿日本鉄道です。

 ここは1000株について4枚の株主優待乗車券をくれます。金券ショップでなら1500円するので6000円相当。僕は大阪・九州へは近鉄で名古屋から難波に行くのが多いため、この株主優待は経費削減に直結します。そして近鉄の10月10日の終値は333円。年初来安値すら下回っていません。6年前なら300円を割っていたのに案外下がってない(って勝手な)300円まで下がってくれれば1000株30万円で入手でき、株主優待だけ見ても2%の利回りを得ることができ、しかもあの会社がどうこうなることはまずあるまい、ということでここは買い場だと思って見ています。いまこのタイミングで過払い金やらその報酬(笑)やらをもらっている人たち、少なくともそのお金を右から左へ使っちゃうのは愚策じゃないかと思うんですが…さてどうでしょう。

 とりあえず僕は来週から、変額保険の特別勘定を世界債券型から日本株式型へ数回にわけてスイッチングすることと、余剰資金をTOPIXに連動するインデックスファンドに投じてみようと思います。先行きが不安だ不安だと言ってるから調子がおかしくなるわけで、これが

 わーい、バーゲンセールだ!

 とみんなが殺到したら今度はアッというまにバブル、そんなもんなんじゃないのかな、と思って少しずつ、人の行く道の裏をいってみましょう。なにかいいことある気がします。再来年ぐらいに。

PC-9821V200改装完了

 先週末にハードディスクに異常を大発生させた当事務所のPC-9821V200。今日ようやく、すべてのシステムの再構築が終わりました。

普通の(モータをつかって回転板を回し、ヘッドで磁気情報を読み書きする)ハードディスクから、CF-IDE変換用のアダプタをつかってコンパクトフラッシュを利用するシリコンディスクへの換装を図った今回の改装工事。結果としては、以前のハードディスクを使用していたころとくらべてWindows98SEの起動に要する時間が5秒程度短縮され、電源ONからパスワードの入力要求までが40秒台後半といったところです。AthlonMP1200のデュアルCPU搭載機でWindows2000を立ち上げようとすると、同じく電源ONからパスワードまでが2分弱かかる…しょうがないからお茶を入れたり本を読んだりしてしまう、のと比べると、単にワープロ・表計算・ブラウザ・メールソフトを使う程度であればさっさと起動し静かに動作する(というより、ほぼ無音)PC-9821V200のほうが、やっぱり快適に使えるのです。

 ではAthlonMP1200搭載機に、今回つかったCF-IDE変換アダプタを付けてみたらどうなるか?

 実はこれを試して遊んだため、工事完了が遅れまして(失笑)

 実際に使ったのは世田谷電器の『喜多見』(AR-IDE2CF402)。100%ウケ狙いであろうネーミングに惹かれたからではなく、この種の変換アダプタで発生する『交換後のディスクが、OSからリムーバブルメディアとして認識される』問題が回避されているからです。組み合わせたCFは、危なげのないところでTranscendの133倍速4GBのものを一枚。

で、結論からいうとWindows2000の起動も10秒ほど高速になりました。たぶん効果はほかのアプリケーションにも出てくると思います。が。

 もともと起動時間がやたら長い(と、僕には思える)ため、それが10秒縮んだからありがたいとも思えませんで。さりとてCF2枚でRAIDを組んでみるほどのお金もなく、さしあたっては実験のみで終わることにしました。ただ、装着後のシリコンディスクは直ちにハードディスクとして認識されるので、Windows2000搭載機のシリコンディスク化を図る人には世田谷電器ブランドの製品はよい選択肢になると思います。

 そういえば補助者さまが時折、僕のコンピュータ取り扱いの技量について『どうやったらそんな知識が身につくのか』と聞いてきます。

 こうやって無駄な作業を繰り返すんだよ

 と申し上げておきましょうか。この一回のためにわざわざWindows2000をインストールするのはなかなか無駄でした。

 さて本命のPC-9821V200への装着はなにごともなく終了。もとのハードディスクが載っていたところに、粘着テープで変換アダプタを適当に固定します。最初にWindows98SEを立ち上げたときには起動に70秒以上かかり、ドライブA:は互換モードで動作していると言われて焦りましたがこれはインストールの仕方に問題があったため。僕は今回

  1. Windows98SEの起動ディスクを使って起動し
  2. 装着したシリコンディスクの領域を確保してシステムを転送し
  3. ついでに起動ディスクの内容を全部転送し
  4. シリコンディスクから立ち上げて、AドライブにWindows98SEをインストールした

ために、起動ディスクから写したautoexec.batとconfig.sysが邪魔になった模様です。さっそく書き直して、期待通りの速さに出会うことができました。

 ただ、一つ気になったことがあります。

 このCF-IDE変換アダプタには、ディスクアクセス時に点灯するLEDがついています。

 これが、Windows2000搭載機に装着していたときにはディスクアクセスの際に点灯していました。これは問題なし。

 ところがPC-9821V200に装着したら、

  •  普段は点灯しっぱなし
  •  ディスクアクセスがあると思われるタイミングで消灯

 という挙動を示すのです。まぁ、ご愛嬌ということにしておきましょう。放っておいてもある日突然大爆発、ということにはならないはずです。

おめでとう、とは言えなくて

 愛知県名古屋市にある当事務所から一番近い裁判所は、当然ながら名古屋簡易・地方・家庭・高等裁判所です。ですが近いわりにはあまりこの裁判所で仕事をした記録がありません。

 その名古屋地方裁判所へ、一年ぶりに訴状を出したのは今年の夏のこと。これが一年ぶりに、奇跡に結びつきます。

 割増賃金支払い請求訴訟を地方裁判所に起こして(つまり、ある程度まとまった請求額の訴訟で)第一回口頭弁論期日で会社側が、こちらの請求額元本全額の支払い義務をみとめていきなり和解で終結してしまったのです。今のところこの現象を経験できたのは二回のみ、当然ながら前回も今回も会社側には訴訟代理人がついています。そして二回とも、名古屋地裁労働部での発生です。

 たとえ労働者側がどんな思いで提訴していても、それが金銭の支払いをもとめる訴訟である以上普通ならまず挨拶代わりに1~2割値切ってくるもの。それをあえてしない、という決断を社長から引き出す説得の冴え、というのはちょっと見てみたいものがあります。前回これをやってくれたのは大阪の弁護士さんでした。今回これを見せてくれたのは東京の弁護士さん。この人たちにかぎらず、大都会の弁護士さんは時折みごとな撤退戦を演じてくれるので、よい勉強になります。

 今回の期日、弁論準備期日ということで僕は例によって廊下で待機することにしていました。ところが。

 書記官氏が裁判官からの言葉を伝えていうことには

「相手側の先生もかまわないと言っているし、原告さんと一緒に話しを聞いたほうが原告さんによさそうだと思えるなら、入ってくださっていいですよ」

 ですと!

 地裁本庁で弁論準備期日で裁判官から同席OKが出たのは初めてです。なぜか地裁支部では割と裁判官側からご招待がかかる(同席せよと言ってくる)一方で本庁ではお願いしてもサラッと断られる対照を示していたのですが、この傾向がどう変わっていくのか非常に興味深いです。

 

 ところで上記のありがたいご発言、僕はこう答えました。

「じゃ、最初は(原告)一人で入ってもらうことにします!それでなにかおかしくなればすぐ対応しますから」

 結果的には申し出を無駄にしたことになるかもしれませんが、このお客さまならそれで大丈夫だし、またそのほうがよいのではないか、と思ったのです。裁判官と差し向かいで話しをする、というのは普通の会社員がそうそう遭遇できる機会ではありません。いつもなら一人で廊下をふらふらしているところ、今日は勤務日ではないのですが、補助者さまもおいでです。彼女にとってはこの事件が、書類作成から訴訟終結までを見届ける最初の労働事案になるのです。

 あくまでも訴訟としてみるならば、客観的にはきれいに終了しているこの事案。ただ、お客さまにとってよかったかどうか、はなかなか判断が難しいところです。あまりにもかんたんに、お金だけで解決(というより、終結)がなされてしまうというのが、よいことなのか?

 もちろん、戦うことそれ自体が目的と化してるようなわからんちんには関わりたくないものですが、思いの深い、素敵なお客さま方にたくさん出会っていると、思うのです。時にはある程度期日が続いて、自分の主張が通っていくさまを見せてあげたほうが、ある種の癒しにつながるのかもしれないな、と。早すぎる和解金給付の実現は、時としてその価値を減じるのではないか、とも。もちろんこの発想にこだわると、裁判所という社会資源の無駄遣いになるので自分ではやりません。ただ、僕が儲からない仕事をある程度快適にこなせる理由は、このあたりの嗜好にあるのかもしれません。

 そんなこんながありまして、今日はお客さまには言えなかったのです。

 

 おめでとうございます、と。

臨時の出張を実施します

 遠隔地なのに依頼が途切れない・途切れにくい地方があります。労働事案のはなしです。

 関東ならば、なんと言っても埼玉県。ここからの依頼件数だけで千葉・神奈川・茨城・栃木県からの合計依頼件数に匹敵し、さらに埼玉県内のK市からの依頼が埼玉県内発の依頼の4分の3を占めています。ちなみに群馬県からの受託実績は皆無です。

 東京都下からの依頼件数はそう多くない(上記のK市からの依頼件数より少ない!すごいぞK市!)のに対して、関西では大阪府からの依頼が年間を通して一件は続いています。今年は7月に一件終了して8月に依頼0件となったものの、9月に一件新しいご依頼をいただきました。これまでには京都府・奈良県からの依頼はあったものの、和歌山県からは皆無。ちょっと不思議なのは兵庫県からの労働紛争のご依頼がありません。ここは敵側当事者の所在地なので結構頻繁に通っていたのですが。

 中国・四国地方では広島県から、時折思い出したように面談の要請が入ります。年に1回あるかないか、ですが広島県は僕にとって特別な場所です。県外への出張要請をはじめて受けた目的地が広島県労働委員会のあっせん手続きだったため。言ってみれば旅行書士揺籃の地(笑)ですが残念ながら、他の各県からの労働事案の依頼を受けたことがありません。

 …で。大遠距離のはずなのに年に一度はお招きがかかる不思議な島が九州です。熊本県以外の県からは何かで一度はご依頼をいただいたことがあり、その内容も労働紛争から不動産登記・債務整理・保険・年金と、まぁいろいろ。東北・北海道地方からのご依頼が皆無なのと全く対照的です。

 その九州へ、先月・今月と出かけたところなのですが、もう一回出張実施となりました。目的地は福岡県、実施時期はおおむね2~3週間後を予定しています。九州島内では初めての、地方裁判所へ提出する労働事案です。これは素直に嬉しいので、普段であれば書類作成開始の際の料金として請求額の5%程度をいただいているところを4%弱に押さえ込み、実質的には交通費の負担をもとめずに事前の面談を設定することにしました。この1%の差額でだいたい交通費を払えるだろう、と。

 そうまでしていちいち会いにいく意味あるの?と全国対応を標榜する債務整理がご専門の事務所の関係者から首をかしげられたこともあります。これはもちろん、法の規定にのっとった本人確認という意味もありますが、本人限定受け取り郵便やら印鑑証明書のやりとりで依頼人の何がみえるのか、僕から見れば連中の商売のほうがよっぽど腑に落ちません。もちろんそうしたやり方をするひとがいるおかげで助かってる人がたくさんいることはわかりますが、やっぱり実際に面魂を拝んだうえで話しをしてみないと、事務所が単なる『書類を作る・手続きをする装置』と思われてしまいそうな気がするのです。

 もちろん、委任状にハンコついて発送したら督促が止まって借金がなくなって過払い金が帰ってくる『装置』や望み通りの登記申請が完了する『装置』の需要は今はたくさん存在しているのですが、そんな装置だったらいくらでも取り替えがきくわけだし、現にそう宣言する人は、リアルな世界では不動産業者・ネットの世界では某巨大掲示板あたりにいくらでもいそうです。そういえば以前働いていた行政書士事務所では、本職が補助者に「スペアはいくらでもおるんやからな」と言い放ってましたっけ。でもその事務所、いまだにご健在です(嘆息)

 たぶん、そんな本職をみてしまったことへの反感があるのだと思います。その本職が好んだ「顧客に会わずに手続きを完了する(そのためには、有印私文書偽造およびその行使も当然に可とする)」のとは全く逆の考え方をとって『受託時には面談必須!関東でも九州でも例外なし!』と宣言していたら…

 九州へでかけることになった前の日。

 実はもう一件、新たな依頼のご希望が入ってきていたのです。

 埼玉県から(うわ)

 ~ってなわけで。上記の九州出張の前に、いちど東京-埼玉方面の出張をすることも決まっています。これはたぶん、今週末から来週に実施します。

 ですのでもし、東北本線大宮-鹿児島本線博多間で出張相談等ご検討の方、おいででしたらお問い合わせくださいませ。

不良クラスタ大発生

 予想も覚悟もできてはいたが、実際に直面してみると衝撃以外のなにものでもない事態。

 先週は二つ発生しました。一つは、ある訴訟の傍聴席で。法廷内で素人さんが暴走してしゃべりまくっています…意味のないことを!ある意味これって、無理矢理聞かされるカラオケみたいなもんだよな、と傍聴席で身悶えしたことであります。

 ただこれについては、裁判官が予想通りのタイミングで期待通りの表現で割って入ったのが確認でき、一安心といったところ。

 もう一つは帰宅後に起きました。事務所のパソコンのハードディスクの読み出しが妙にとろいと思ったのですが、再起動したらメモリチェック終了後、直ちにScandiskに入りました。2時間半ほどの作業を経て、このPCのハードディスクには不良クラスタが617クラスタ存在する、とのご託宣。

 当然ながら、ふつうに運用されているパーソナルコンピュータのハードディスクには不良クラスタなどあってはなりません。一つも。

 かくてハードディスクの交換実施とあいなりましたが、本機は中古で導入以来4年半つかっている

PC-9821V200

 です。

 …と言って笑ってくれる人自体がもう少なくなって来てる気がします(嘆息)クロック周波数が200MHzでメモリが96MB、ハードディスクが3GBと現代の平均的デスクトップパソコンに比べて、上記の主要三要素において数字上10倍を超える開きがあるのですがまだ延命させます。もちろんそのままハードディスクを導入してもおもしろくないので、以前サブノートPCで成果を上げたコンパクトフラッシュメモリを使ったシリコンディスク化を図ろうと思います。今日は大須でIDE-CF変換用のボードを買ってきましたが、トランセンドの133倍速のCFは2GBで4000円~5000円するようです。これがサンワダイレクトで発注すれば4GBで2280円(失笑)

 ●●書士や●●士の裁判事務や訴訟代理の費用と同じくらいわけわからん価格差が開いてますが、まぁそんなもんなんでしょう。ちなみに…いろんな●●書士事務所にカタログが転がってる●スクルのウェブサイトではコンパクトフラッシュメモリは大須よりさらに高いお値段が提示されています。世の中油断できません。

 当初は2GBで1780円のものを使おうとしていましたが、プラス500円で4GBのものが買えてしまい、しかも送料が2000円以上から無料になる関係で送料込みの値段では双方の送料込み費用が同じになります。交換前で3GBのハードディスクを3分の2程度しか使っておらずそんなに容量は要らないのですが、とにかく4GBにすることにして火曜日の到着を待ちます。

 当然ながらデータは三重にバックアップが取られており、PCは本機のほかにデスクトップ二台とサブノート一台が運用中なので特に仕事に支障はありません。

 ただ、あした出勤してくる補助者さまが…テーブルの上でバラバラ死体と化しているPCを見てなんと言うか、が少々気になります。これも当事務所の日常なのよ、と納得してもらうとしましょう。

 

さーて、今日の相談場所は?

さーて、今日の相談場所は?
市バス『祗園』停留所から八坂神社を見ています。

…昨日の今頃、太宰府天満宮にいたことにはあまりこだわらないほうがよさそうです。北野天満宮に参詣して帰るべきかもしれません。

さて、お客さまには少々交通費をいただいて、指定された京阪電鉄四条駅へとやってきて…

自分が観光地の超ど真ん中に降り立ったことに気付きました。食べものの値段が太宰府と比べてえらく高い!せめて駅から離れよう、と5分歩いたら一層観光地的なところに来てしまいました。

なかなか身のこなしが難しい町です。京都。

太宰府で昼食を

太宰府で昼食を
昨日で二つ、去年からの仕事が終わりました。
明日は午前中大阪で、午後は京都から、出張相談の要請が入っています。

で、今日はお休み。太宰府には一度きてみたかったのです。夕方まで、太宰府市内を見てまわることにします。

目覚めれば、光の海

目覚めれば、光の海
なんだか妙に寝付かれず、到着30分前までベッドでうだうだしています。

下船準備の放送にようやく起き出したら、窓の外がやたら眩しくて目があけられません。
いいお天気になっていたのです。ひと足先に到着して停泊中なのは阪九フェリーの『フェリーせっつ』。あちらも一度乗ってみたいのですが、乗り場が不便で行程に余裕のない乗り継ぎがやりにくく、なかなか使えずにいます。

さてと、九州での一日を始めるにはいい朝になりました。

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