山形へ -昔馴染みを見送りに-
そいつとは、中学生時代からつきあいです。昔は元気でやっていたのですが、そろそろ仕事を辞めなければならないと知らせが入ってきました。
彼、あるいは彼女、かもしれないそいつの名は、キハ58。
昭和30年代から生産が始まった国鉄の急行型気動車です。JR東海管内ではすでに定期列車での運用がなくなったこの車両、僕が一人で鉄道旅行を始めた二十年前はそれこそ全国各地で会え、大好きだった車両の一つですが、この秋でJR東日本からも定期運用が無くなります。彼らの最後の仕事場が、山形県米沢市から新潟県へ抜ける米坂線です。
遅い夏休みをとって、乗りに…というより、会いに行ってこようと思います。
米坂線とキハ58をはじめとする国鉄型気動車の組み合わせの魅力を普通の人に説明するのはまず不可能、ということでこれをする気はありません。しかし
- 大学受験当時、静岡に住んでいたが第一希望の三重大学のほかに新潟大学を受験し、帰りにわざわざ米坂線に乗って米沢-山形に出、山形発の夜行高速バスで東京に戻り、翌朝静岡に帰った(実家では若干の反発があった)
- 平成10年司法書士試験の受験後、合格発表までの空白期間を利用して運転免許を取得することになったが、名古屋近郊に住んでいたにもかかわらず米沢市で合宿免許で免許を取ることにし、学校の合間に短区間乗車を楽しんだ
とか言えば思い入れの一端を推測してもらえるかもしれません。
さて仕事のほうは
- 先週一件、割増賃金請求訴訟の訴状を提出しました。
- もう一件は月曜日に提出可能な状況…というより出さないと時効で結構な金額の未払賃金債権が吹き飛び、出さない選択肢がありません。
- あと一件作っていたものも、訴状案としてお客さまに送付ずみ。
よって今月の事務所での仕事は、25日で終わりにできそうです。手元に残っている青春18きっぷは三日分。
さらに
- 8月25日以降、仙台-名古屋間の太平洋フェリーの運賃が繁忙期から通常期の運賃にもどります。
- 8月26日に、静岡県西部のお客さまから打ち合わせ希望が入っています。
こりゃどうあっても東へ行け、ということだと勝手に解釈し、たぶんつぎのような行程で動きます。
8月28日 静岡県内-甲府-長野-小出(泊)
29日 小出-会津若松-郡山-福島-米沢-小国-米沢(泊)
30日 米沢-山形-仙台
仙台からは8月30日発のフェリーで名古屋港へ帰ってくるつもりです。只見線と米坂線でおなかいっぱいの29日を除いてわりと行程に余裕がある構成ですので、通過地域周辺で出張相談を受け付けます。たぶんご希望はでないと思うのですが、南東北・甲信越へ出かける機会はあまりないのでどなたかこの機会にいかがでしょうね?これでもし福島から真剣さ一杯で緊急度の強烈に高いご依頼が入ってしまったら、それこそ悶絶しますが…それは無いことを祈ります。
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おはようございます。
最近こちらを見つけてちょくちょく覗いています。
最近からですが、行政書士になるべく勉強を始めた同じ区内の「ぢーさま」といいます。
キハ58米坂線からも無くなるんですね(泣)
25年ほど前はよくキハ58にはお世話になりましたが、最近はとんとご無沙汰です。
なんか寂しいですね。
投稿: ぢーさま | 2008年8月26日 (火) 08時16分