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2008年6月

継続乗車で帰ります

継続乗車で帰ります
十数年ぶりに降り立った高松駅は、すっかり小綺麗になっていました。

広島からの瀬戸内エクスプレス号が延着したおかげで滞在時間が1時間を切っています。うどんをいただいて駅に戻れば、22時14分発名古屋行きオリーブ松山号の出発2分前。明朝には名古屋に帰ります。

さて6月23日から28日までの6日間乗り放題、というこのきっぷ、28日に出発する夜行便には終着まで乗れることになっています。これは青春18きっぷと大きく個性が異なる点の一つです。30代以上のかたは、昔あったワイド周遊券で有効期限最終日発の夜行列車で帰ってくる、なんてことをしたひともいるのでは?

明日は午後から労働訴訟の打ち合わせ。平常業務に戻ります。

早着万歳 大山P.A.

早着万歳 大山P.A.
昨日のこの時間は夢街道会津号から会津磐梯山を見ていました。

今日バスの向こうに見えるのは、大山です。さて昨日は新宿でお客さまと打ち合わせを兼ねて会食、週末の新宿界隈をうろつくという貴重な経験をさせてもらいました。中央ドリーム81号で京都駅に着いたのは、今朝6時06分。いま乗車中の出雲エクスプレス1号は、7時30分発です。

さて、問題なのが出雲市で広島行き『みこと』号への乗り換え時間が所定で15分しかない点。松江・出雲市街で少しでも渋滞されるとお手上げです。

しかし。

予想も期待もしたとおりに空いてる中国道を快調に駆けたバスは、ここ大山P.A.到着時点で13分の早着となりました。

六日間乗り放題の実質的最終日も、初めて通る路線中心に旅程を組んでいます。

一つは出雲市から三次(広島市からバスで1時間ほどかかる山あいの街。最近ここの地裁支部は債権執行を広島の本庁に移管しちゃったそうですが…遠いと思う)までの山岳地帯。

もう一つは、バスで渡る瀬戸大橋です。

京都を朝出ればバス3本乗り継ぐだけで高松まで来れる、その最大の難所が出雲市の接続だったので、まずは一安心です。車窓右側に見えて来た水面は、宍道湖でしょうか、中海でしょうか。

70分の途中下車

70分の途中下車
上三依塩原温泉口駅から塩原温泉へのバスは、一日6本。

通り抜けるだけでも結構な難易度のこの区間で、寄り道ができました。

上三依塩原温泉口に着いたのは14時28分。50分発のバスは、ここ塚原に15時06分に着きました。川向こうの市営温泉施設で一風呂浴びたら、16時13分発の最終バスがやってきます。これが16時27分塩原温泉着、40分発西那須野行きに乗り換えて17時01分アグリパル塩原着、ここで17時06分発新宿行き『那須リゾートエクスプレス号』に間に合うのです。新宿には20時過ぎの到着予定。

塩原温泉で一泊したいと悩んだのですが、せっかくの乗り放題きっぷです。

明日は京都→出雲市→広島→高松と乗り歩き、高松発の夜行バスで日曜日の朝、名古屋に戻ります。

北周りで奥会津へ

北周りで奥会津へ
新宿駅新南口を7時30分に出た夢街道会津号は、閑散期の平日とは思えない八割強の乗車率でした。ほぼ定刻の12時02分、会津若松駅に到着します。

そして12時58分発のこの列車=名鉄特急北アルプス号飛騨古川行きに乗り換えが…

というのはこの車両のかつての職場のはなし。かつて新名古屋の暗いホームにあって飛騨路へのあこがれを誘った列車は、いま特別料金不要の、でも会津・野岩鉄道の優等列車として奥会津への旅を創ってくれます。

いまから関東と福島を結ぶ、東北本線でも常磐線でもない、単線非電化の『第三の鉄道』で、裏口から栃木県に入ります。

さて、新しいコメントをいただきました。W-19さん、はじめまして。恋する代書やさんは素敵過ぎて不当表示になりそうですが、少しあこがれますね(笑)

人は『ヒト・モノ・コト』に恋をする、と何かで読んだのですが、ならば僕にも恋するコトはある、のかもしれません。

朝の東京から

朝の東京から
バスは鉄道より、街の表情がはっきり読みとれる交通手段です。新宿をでたこのバスは池袋を経て王子まで一般道を、つまり街のなかを走ります。道行く人の顔を見ているだけでもなかなか飽きません。

なーんだ 東京人っていっても静岡人と変わらにゃあずら

などとつぶやいてみたいような(いつの時代のどこの人?)

さて本日の東京の天気は、狙い目通り晴れ。東北自動車道を下ることにします。夜にはまた新宿まで戻ります。

行ってみたいのは 行ってないところ

行ってみたいのは 行ってないところ
四国側から大鳴門橋を眺めた、今朝の写真です。

高速バス6日間乗り放題のきっぷを使って今日から三日間は、完全に私用での旅にします。

乗り放題のきっぷを使う際にまず考えるのは、いままで行ってないところや乗ったことのない路線に行ってみること。

つまり目的からきっぷを選択するのではなく、きっぷから行き先を決めています。

まだ明石海峡大橋には行ってない、そこに行くバスには乗れる、ということで今朝はいきなり徳島に現れ、新名神高速道路はまだ見てない、というわけで三ノ宮から名古屋へのバスに、いま乗車中です。

さて、このきっぷで行ける、『まだ行ってない場所』本州内で気になっていたところがあります。パンフレットには

塩原地区一般線

と記されています。

栃木県です。

※お前いまどこにいるんだよ?とツッコミが入りそうですが、よくあることです。

東北本線西那須野から北西へ、塩原温泉へむかうこの路線は、塩原温泉での乗り継ぎが成立すれば野岩鉄道上三依塩原温泉口にでられます。この路線は使い勝手のいい割引きっぷがなかったため乗ったことがなかったのです。高校時代からなんとなく気になっていたまま、徐々に路線が縮小されていくのをやきもきしながら時刻表を眺めていたこの路線、行くなら今夜の夜行で新宿まででたほうがいいな、と考えているうちに、バスは木曽川の橋をわたりました。

とにかく、いったん家に帰ります。

海峡橋に歩道なし

海峡橋に歩道なし
徳島県鳴門市 小鳴門海峡にいます。

橋のたもとまでは確かにあった歩道は、いきなりブチ切れました。
いま立っているのは肩幅ほどの鉄板の上。欄干の向こうは緑色の海。路側帯はあるのかないのかわからない状態で、うっかりそちらにはみ出したら車とすれちがいざまに片腕持って行かれそう。

客観的には危険な道行きですが、中森明菜の往年のヒット曲が頭をよぎります。

―まっさかさ・ま・に♪

高速鳴門でドリーム徳島号を捨て、鳴門市内には全然立ち入らない『鳴門エクスプレス』号で淡路島内の一般道を通って高速舞子に戻ります。
始発の鳴門グランドホテルへは、どうあってもこの橋をわたらないといけません!

毎度おなじみ桜庁舎

毎度おなじみ桜庁舎
僕が初めてここに来たのは二年前。

以来何度かきています。

つくば市役所桜庁舎に。

まぁ来たら来ただけの結果は常にあり、今回も債権差押申立直後に住民登録を変えた敵さんの所在を捕捉できました。

これに先立つ現地調査では、移転先住所のアパートを訪れて隣のお兄さんにインタビューして裁判所への報告書を作る準備をしていました。今回住所がしっかり移ったおかげで、そこまでせずに済みました。

名古屋から来た司法書士にいきなり隣人の背格好など尋ねられたお兄さんは…なかなか納得できないご様子で(笑)

バスを乗り継いで東京駅に戻り、岐阜県のお客さまと打ち合わせです。

その後の予定を決めかねていましたところ、天気予報では明日関東沖に低気圧接近とか。
東京21時10分のドリーム徳島号の、予約をとりました。

関東方面執筆旅行

関東方面執筆旅行
昨晩23時57分。自転車で往復30分の郵便局に速達を差出して、今月の債務整理業務は終了です。朝4時30分までに出せれば、当日に市内のお客さま宅に書類が届くのです。名古屋簡裁への特定調停申立に限って、表計算ソフトに必要事項を入力すれば取引履歴の開示要請から申請書式まで一気に出力できるようにしており、出張中に入力して事務所に帰ったら印刷するだけになっています。

構築時には徹夜したこのシステムのおかげで今日も旅にでられます。やるべき仕事は債務整理から一気に離れます。

つくばでの現地調査は差押申立後の後始末、あとは境界訴訟の尋問事項書、時効にかかった賃金債権で敵を攻撃する訴状、すでにお客さまが提訴したあと関与する賃金請求の相談、といった仕事たちを週末までに方向づけしてしまわないといけません。考えるのが仕事なので、資料を持って旅にでます。

予期せぬ展開追加の調査

予期せぬ展開追加の調査
東名掛川についたのは12時41分。商店街のなかの市役所出張所で調査をして14時30分のバスで帰る予定だったのですが、意外な事実がでてきました。補足の調査のために、掛川城のすぐとなりにある図書館へ。ついでに閲覧室でパソコンを立ち上げて、今朝広島簡裁から降ってきた補正の書類を作ってしまいます。これをネットプリントにアップロードして最寄のセブンイレブンでプリントアウトし、掛川郵便局で速達にして差し出すと、事務所に戻れなくても書類作成が終わります。
すべての用事が済んで掛川駅に着いたのは15時32分。上記各目的地への徒歩移動にそれぞれ10〜20分かかるので、実は1時間30分ほど歩いており、昼ご飯も食べていません。それでも掛川駅から東名掛川まで、バスに乗らずにさらに15分歩きます。
16時発のバスに無事まにあって、今日の用事はおしまいです。

今日は掛川短距離出張

今日は掛川短距離出張
どうしても現地・現物・現人を見てみたい、三現主義もやりすぎると事務所が傾きます。
わかっちゃいるけどやめられないので、今日は掛川へ、明日はつくばへ行ってきます。掛川へはバスで2時間20分ほど、ちょっとそこまで、と思っている自分に自分で苦笑します。

さて、微妙なハンドルネームの『自称鈴本慎太郎』さんから綺麗で正しいコメントをいただきました。ありがとうございます。おっしゃることには反論のしようもないです。
では開業後もそれを貫徹しうるか、というところに悩みや共感があるわけです。お客さまとも、同業者さんともね。
だからご指摘の『ガッカリするような』内容の記事も書き、一方であなたのコメントも歓迎して掲載するわけです。僕としては、あなたがご指摘の匿名さん(ハンドルネームを伏せてあることにも意味はあると考えました)のコメントとあなたのコメントが並んでいるところに意味がある、と考えています。

乗り放題6日間 開始!

乗り放題6日間 開始!
昨晩博多駅交通センターから乗った広福ライナー20号の座席は、1番D席。一番前進行方向に向かって右側でした。広島簡裁への訴状提出と打ち合わせを終えて乗り込むバスの座席は11番A席。一番後ろで左側です。

広島10時35分発山陽道昼特急広島6号で大阪へ、さらに名神ハイウェイバスで名古屋まで、白昼8時間のバスの旅です。今朝の広島は久しぶりの青空。ただし画竜点睛を欠いています。お客さまとの打ち合わせついでに過払い金返還請求訴訟の傍聴を一緒にしたかったのですが、月曜の広島は期日があまり入らないようで、またの機会を待つことにしました。来月にはまた来ますので、それでとくに心配もありません。

長崎本線某駅にて

長崎本線某駅にて
長崎本線を西へ下ります。使用するきっぷの関係で、佐賀から先は普通列車に乗らなければいけません。終点間際のこの駅で、列車交換のため6分停車になりました。

聞こえるのは雨の音。
彫像と化して出発信号を注視する運転士。

水気をたっぷり含んでねっとりとした風。

梅雨どきの旅を堪能しています。

ここ佐賀県から東へ東へ、茨城県までたまった用事を片付けていきます。

昨日の宿はカプセルホテル、今夜は博多発広島行き高速バスで車中泊。宿泊費最小化の大方針にしたがって旅程を組んだらこうなりました。うっかりしてると取りっぱぐれになりかねない『報酬債権』と付き合うには、財布のひもを緩めてはいけない気がします。

郵便やさんが遅いから…

郵便やさんが遅いから…
自腹新幹線で新大阪まで行くことになりました。

今次の出張はまず大阪から九州へ、大阪南港20時発のフェリーに乗るのはいつも通りで、フェリーターミナルの食堂でお客さまと打ち合わせです。

一方で補助者さまには来週は在宅勤務に切り替えてもらい、作業用の取引履歴をメールで送る予定でした。

しかし。

火曜日夜にお客さまに送付要請をかけたのに、到着が今日15時45分(汗)

いつもは昼前に配達されるはずなのに!

半分泣きながらスキャンして、ADSL1.5Mのか細いラインで送ります。16時発のアーバンライナーには当然乗れずのぞみの自由席で出発です。
プラットフォームに上がったら、雨が降ってきました。

デフォルト 発生!

 時の勢い、というのは確かにあるものです。いろんな波乱に次々見舞われて迷走する時期には波乱が次々に起きるし、その波乱の収束過程で債務整理から急速に労働事案中心に回帰しつつある現状でまた一つ、債務整理から遠ざかるきっかけが起きました。

  1.  約定した分割払いでの報酬の支払いがされないのです。
  2.  しかも分割第一回目から。
  3.  さらにいえば、依頼そのものが始まってから第一回目の支払いまで実に2ヶ月半の猶予期間を設定したのに。

ぶっ倒れそうです。

しかしなにが一番気に入らないかって、僕が合同事務所を持つことになりかけた移転先の非司法書士さんが僕に向かって

そんな(呑気な)支払い条件にしたって、支払わない奴は支払わないよ(だからもっと厳しい条件でさっさと代金回収しろよ)

と再三再四にわたって僕に言ってきており、その言い方自体も嫌だったんです。

それが実際に発生した、というのがどうもいけません。その非司法書士さんもまだ時々当ブログをみているふしがあるのでこの場を借りて

すくなくともここでは、悔しいですが私はあなたに負けました

と申し上げます。そう、お商売のセンスという点では、僕はその人に到底およびません。まじめに良心的にやったって余計な争いごとにはどんどん巻き込まれるし、儲からない依頼は片っ端から●テラスに流したって家一軒ずつ毎年買えるだけ稼げる、この理不尽さに思わず笑ってしまいます!


 実際のところ、過払いバブルに踊って顧客を選別する●●士・●●書士にもそれに便乗する有象無象にも、そして無料相談やら報酬分割払いの権利だけをカタログショッピング的に比較するのにご熱心な未来のお客さまたちにもちょっと腑に落ちない、というより非常に腑に落ちないものを感じており、今回の一件でさらに考えさせられました。

 ですが!

 明日からの出張は、佐賀・広島で債務整理のお客さまとの打ち合わせ。実はそれが最大の目的です。ちょうど今回払われなかったお金が宿泊費の足しになるはずだったのに、と思うと一層フクザツな気分です。

 とりあえず、明日はまず労働訴訟のお客さまと大阪南港で打ち合わせです。こちらのお客さまもいろいろあったようですが、まずは少なくともカラダが元気であればよし、とします。

 あまり多くを期待しなければ気楽でいられる、とわかっていてもなかなかそういう境地にはたどりつけません。やれやれ。

労働事案40件突破

 『すずきしんたろう事務所労働裁判事務統計』を四ヶ月ぶりに更新しました。この四ヶ月は債務整理のほうに浮気しかけていたため、2月~5月で終了した労働事案の裁判書類作成業務は地裁での通常訴訟1件、簡裁での移送申立に対する意見書提出1件のみです。新しく申立をおこなったのは簡裁通常訴訟1件、地裁通常訴訟1件。

 ただし今月末に提出予定の地裁通常訴訟の訴状が当事務所創業以来最大の請求額になり、訴訟としてはこの1件だけで去年の一年分の請求額合計に達しています。今月は、その1件が無事に提出できればOKです。

 もちろん請求額16万円の訴状だって1600万円の訴状だって1件は1件、それが労働事案であるかぎりどちらも当然に受けるし作る、というのがこの事務所の売りです。その『1件』を累計したら

 先月の時点で、終了したもの・事件が係属している(終わっていない)ものを合わせて41件になっていることがわかりました。何かの手続きで裁判所が事件番号を付与したものはとにかく1件とカウントしてしまうようにしているので、このうち裁判という形をとっているのは半分程度しかありません。通常訴訟も民事調停も訴訟費用額確定処分申立もとにかく『1件』と数えたら、41件あった、ということです。現時点で作成している事案が2件、これらは地裁への通常訴訟となるので、今年中に50件に達することは間違いなさそうです。

 ところで。

今日は静岡県西部への出張の帰りに蒲郡市内でお客さまとの打ち合わせがありました。もちろん労働訴訟のお客さまです。その際に

その商売のやり方で、食っていけるのか?

というお尋ねがあり思わず落涙しましたがなんとかなってはいると答えておきました。ちゃんとお客さまの目を見て答えられたかどうか、については伏せておきます。このお客さまには、コメントがあればどうぞ、ということで。

 しかし過払い金返還請求訴訟と労働訴訟では、訴状作成にかかる労力が100倍違うと言っても過言ではありません。ですが労働訴訟の場合、請求額が30万円でも弁護士が出てくる(もう慣れました)よって彼らと叩き合って渡り合っているうちに、必然的にこっちの技量も上がる(笑)ということになります。実は最近『司法書士って、どうよ?』というウェブサイトを見つけました。運営主体はおそらく司法書士さんだと思います。この中のコンテンツ『債務整理と司法書士、…と電車広告』は、数日前まで自分が行きかけていたタイプの事務所が決して尊敬の対象たりえないことをあらためて感じさせるもので、読んでいてうなずかされる面があります。『債務整理バブル崩壊後、あなたは生き残れる?』という問いかけに

 大丈夫だよーん♪

と笑って言える同業者がどれだけいるんでしょう?そう言えるようにするためにも、バブル崩壊後をにらんでやっぱり労働事案で経験を積んでいきたいところです。

労働訴訟の夏がくる?

 未遂におわった名古屋市中村区への事務所移転騒動のしめくくりとなる珍事は、密やかに始まり唐突に終息しました。

 僕がそちらの事務所への加入を回避した最大の理由は、実質的共同経営者の一人である非司法書士が作っていた債務整理の顧客誘致用ウェブサイトが、司法書士事務所のウェブサイトという形でありながら司法書士のチェックが及ばない態勢で作成されていたことを6月になって知ってしまった、という点にあります。それは絶対不可だよ、とウェブサイト作成担当者に伝えたのは先週中旬のこと。そりゃ誰だって、ウェブサイト上に無許可で自分の名前や写真が使われたら怒るにきまってます。

 その裏で。

 なんとなんと、そのウェブサイト作成担当者は僕の名前と写真を使ってその事務所の債務整理客誘致用ウェブサイトを6月8日の時点で勝手に公開していたことが判明しました。これが6月14日。

 あいた口がふさがらないとはまさにこのことですが、試しにgoogleで『すずきしんたろう』で検索されると30位あたりにキャッシュが残存しているのを確認できるでしょう。向こう1~2日のあいだは、こいつがでっち上げた悪文の残骸をみることができるはずです。

 現状ではgoogleキャッシュ以外では閲覧不能になっているからいいものの、削除要請に出掛ける時間を無駄に使いました。やれやれ、です。

 ともあれ、これをもって事務所移転・合同事務所加入計画は廃止となりました。先週の時点では、数ヶ月後に事態が改善されたら再度前向きに検討する可能性もあったのですが、もうありません。ここ数日で何人ものお客さま・友人の司法書士さんが言ってくれたように、ゆっくりと健やかに成長していく道を、おそらくはこれまでより確かな足取りで、また歩いていけると思います。ひろこさんのコメントが、おおかたの心あるお客さまの思いを集約されています。どうもありがとうございました。補助者さまのコメントを所望されていたのですが、実は当事務所の優秀な補助者さんは既にその数時間前にコメントを放っています。事務所外でもいい仕事をしてくれます。

 この二人の絶妙な間合いに接して、14日の朝は思わず一人で笑ってしまいました。ところでひろこさんは、我らが補助者さんの着任に際して少々複雑な心情をお持ちみたいですね…『残念』ですと?(笑)

 まぁこの一ヶ月のように、特定調停のご依頼が列をなしてくる、ということはもうないのでのんびりやっていきたいところです。

 なのに?

 なぜか労働相談、しかも相当深刻な=訴訟になる相談が入ってきています。おそらくは7月末までに最低3件の新しい労働訴訟を起こし、あと2件程度は増えるようです。問い合わせフォームの発信状況と記載事項から、そう判断せざるをえません。補助者さんには当事務所の当事務所らしいところをおなか一杯味わってもらえるから、まぁいいかな、と考えています。

 昨日は三重県青年司法書士協議会の研修準備のお手伝いに行ってきました。もちろん労働関係で、今月は急速に債務整理から労働へと舵を切り、そして加速しています。自分の回りに善意と見識の持ち主がたくさんいてくれることも確認でき、大変いい気分の週末でした。

6日あったらどこへ行こう

 移転だの合併だのを巡る迷走が一段落ついた本6月13日。結局のところ旅行書士すずきしんたろう事務所は現位置に健在、となりました。お客さま方にはまったく無駄なご心配をおかけしまして、お詫び行脚が必要な状況です。出張のご用もたまってきました。明日は津へ行ってきます。司法書士さん方の研修のお手伝い、ということで宿泊費支給のお話もあったのですが名古屋-津の移動で宿泊費なんぞ取ったらタクシーチケットを濫費する霞が関の住人と同じになりそうな気がしてご辞退申し上げました。もちろんホントはノドから手がでてましたけど。

 このあとも来週以降月末までに、掛川・堺・広島・福岡・佐賀・東京への出張が決まっています。

・・・と、いうことで!

 先月購入して塩漬けにしてあった『高速バス乗り放題きっぷ』をどうやって使おうか、思案のしどころです。紋別から博多までJR系を中心に全国の高速バスが6月の任意の連続6日間乗り放題で二万円、という企画乗車券、上手に出張日程を集約すればカンタンに元がとれると踏んで一枚買っておきました。ただし『連続で6日』というルールが肝心で、ことによったら6日間帰ってこない(笑)のもよいかな、と。

 さしあたっては福岡・広島・東京へはこのきっぷでなんとかしてしまえないものか、と考えています。日程に余裕があったらついでに青森にでも行ってこれんかな、と妄想中ですが、さすがにそれは反則でしょうか?せっかくですので有効範囲の端っこまで走ってみたい気がします。なぜか東北・北海道からは依頼実績皆無な当事務所、どなたか呼んでくれたらすぐ行っちゃうのに、と考えてみたり。

やらでもがなの移転騒ぎで多少心が鬱になっています。6月末の北海道にでもでかけたい、そんな気分です。

今日はいい日だ そして僕は幸せだ

 思わずそうつぶやいた昼下がり。オペレーションデスクの向こう側には、本日晴れて勤務を開始された当事務所第二代補助者さまが少々当惑気味にしておいでです。

 彼女と僕の間にいったいなにがあったのかは伏せておきましょう(ってなんにもやましいことはございません!)さすがに三十代どまんなかの人間が白昼堂々上記のようなセリフを口にしてくるとは…思われなかったようで。状況によっては頭のネジの増し締めを検討されかねないところです。まぁ彼女には

 覚悟しておつきあいください

 と申し上げておきましょう。気が向いたらコメントを投稿していただいても可とします。

 さて、この補助者さまにはなかなかのツキがあるようで、最初の作業でなんの思惑もなくある業者の取引履歴を渡して引き直し計算をお願いしたら、ほどなく

四十●万の過払い金を算定してきました(当事務所では多い方)

 思わず『ナニワ金融道』(青木雄二著 講談社)の第1巻を連想してしまいました。帝国金融に入社当日の灰原達之が、電話での融資勧誘でいきなり顧客をゲットしてしまう光景を。このときの先輩社員桑原澄男の言を借りれば、この補助者さまは「旅行書士事務所に向いている」人材なのかもしれません。

 ともあれ、当事務所にパートタイムではあるものの補助者さまがいらっしゃるようになった、というのは文句なしの明るい話題です。

 ちなみに本日付で、当事務所初のPentium4搭載機が1.6GHzの高速クロック周波数で供用開始され(笑)当事務所初のWindowsXPの運用が始まりました(爆)

 明るい話題です(汗)そうであるはずです(遠い目)

 おかげで、虚無の空間として幾多のお客さまの目を点にしてきた当事務所兼居宅のLDKは、居宅ではなく明らかに事務所の方向に向かって大きな前進を遂げました(いいのか?)

 ところで。

 今月初旬より幾多のお客さま・同業者さま・友人達から心配・苦情・批判・事情がよくわからないままでの祝福をいただいておりました司法書士業務を行う事務所の移転計画ですが、再考のため期限を定めずに先に延ばします。理由は

移転先体制に不健全なものを感じたからだ

と申し上げておきましょう。このあたりを結構するどく突いてきていたのが先週の南国某県のローカルカードで苦闘させたお客さんのコメントなんですが、おっしゃるとおりお客さまを法的紛争という病に悩む患者さんだとしたら、大きな総合病院より先生一人の個人病院が好きな方もいらっしゃるというのはまさにごもっともです。

 ただし、そちらの事務所の集客能力なくしては、南国某県のあなたともお会いできていない、という現実もまた無視できません。労働関係のキーワードで探したときには九州からでも発見できるウェブサイトなんですが、ただでさえ債務整理は、いろんな事務所のいろんなウェブサイトがしのぎを削る激戦地ですから。

 それはわかってはいるのですが、あなたのおかげで債務整理が意義深い素晴らしい仕事だ、ということもよーくわかりました(女子高生がなりたいと思う仕事、ってのは司法書士に対するかなり高い評価だと思うんですがね)

 ですのでこれはこれで、僕も小さなページを保有してみようかと思います。特定調停と訴訟(債務不存在確認・過払い金返還請求)をうまくつかって自分で手続きを進める人を支援するような。

 要は過払い金大好き♪な事務所が忌避した案件を丁寧に進めていくような、ただし全件面談は当然必須、そんなものを、です。事業ベースで成り立つかどうかはさておいて、同業者さんから妙な目つきで見られることだけはない、そういう世界がやっぱりいいな、とやっぱり気づきました。

 ただ、僕が幸せになるのはまだ先のはなしみたいです(失笑)

恐るべし、ローカルルール

 特定調停の申立書が、いろいろそろってきました。いま手元にあるのは

  1. 名古屋
  2. 半田
  3. 岡崎
  4. 豊田
  5. 伏見(京都簡裁に流用可)
  6. 大阪(堺簡裁に流用可)
  7. 広島
  8. 鹿児島

 の簡易裁判所の様式および注意事項です。各裁判所で結構な違いがあり、これってコレクターズアイテムたり得るのではないかと思ってしまうのですが、今日のお話は様式よりも注意事項のほうです。僕の見たところ各簡易裁判所の個性を発揮するよう通達でも出てるのではないかと邪推したくなるほど違うのですが、なかでも『管轄』をめぐり扱いに申立人の=つまり、多重債務におちいって苦しんでいるはずの人にある意味致命傷を食らわしかねない違い、が見受けられます。

 スジが通っているように見えて厳しいのは伏見・大阪の関西陣営です。

ここは『申立の対象となる各債権者の支店あるいは取扱部署が、いちばんたくさんある簡易裁判所に申立をする』ように指導をしています。

 ・・・つまり。大阪市内在住の司法太郎さんが(ってお約束どおりの名前ですねぇ)

  1. 刷毛富士難波支店
  2. サイフル梅田営業所
  3. ヨヨタファイナンス名古屋管理センター
  4. 曽爾銀行東京営業部

の四社から借り入れを行っており、これらに対して特定調停を申し立てるならば、管轄を有するのは大阪2・名古屋1・東京1件となりますので大阪簡裁に申立てしてよし、となります…が。そうすると。

 インターネット経由ですべて手続が完結してしまい、本社はすべて東京にあり他に取り扱う店舗がない、という業者だけが相手方債権者だとどうなるか?

 実はこれ、伏見・大阪の各簡裁で冗談で聞いてみたんですが

係員氏はいずれも即答を避けました。

 ・・・実際あったらどうするんでしょう(寒気がっ)

その対極に位置するのは我らが名古屋簡易裁判所です。ここはいたって単純明快かつお客に優しい方針を採っており

申立人が名古屋簡裁管内に住んでさえいれば、債権者の所在地に関わりなく全部申立を受理します。その後手続の進行のなかで、債権者の反応をみます。

とのこと。豊田・半田・岡崎も同様の扱いです。

即答は避けたものの考えるそぶりは示してくれた(眼鏡っ娘の担当女史が、小首をかしげて微笑んだ♪)広島簡裁も、柔軟に決めてくれそうな気配がします。

 今日お受けした一件の特定調停でそんなことをまじめに考えさせられました。これでは市販の特定調停マニュアルのようなものも大して役には立つまいな、と思ってしまいます。あるいは東京・名古屋・大阪各版で分けて出版すれば売れるのかもしれませんね。

その依頼、待った!

平成20年5月31日 23時55分 -名古屋市緑区-

 地下鉄の終着駅から徒歩10分の賃貸マンションで、一人ポスターを取り外す男。取り外されたポスターは

『登記・供託・訴訟等の手続には依頼者の皆さまの本人確認及び意思確認が必要です 日本司法書士会連合会』

 誰が見送るでもない、あっけない幕切れ。どこからか虫の声が聞こえてきます。ポスターを畳みながら一人そっと目頭を拭う彼は、その地でその日まで司法書士事務所を…曲がりなりにも経営していたはずでした。

 そう、その場所はあしたから、司法書士事務所ではなくなるのです。


 と、言う情景があったかどうかはさておいて。

 今日から他の事務所で働くことになってしまいました。司法書士業務だけを中村区のほかの土地家屋調査士+司法書士事務所に移すことになったんですが、本件移転については

 古い友人達は 深い懸念・違和感・あるいは不快感を表明し

 僕をよく知る一部のお客さまは 賛意を表しつつも一抹の疑問あるいは寂しさをもってその決定に接し

 事情を良く知らない方々は呑気に喜んでいる

 ということでこの対応には大変満足しています。

 その事務所に…事実上の被吸収合併される経緯自体一つのネタなんですが、いまそれを口にできる立場でもありません。ただ一つ言えることは

 今度の事務所における僕に割り当てられたワークスペースは

 幅90cm奥行き60cmの机一個分だ

 ということ。客観的にはそういう状況であって、3LDK72㎡のマンションをまるごと一日使えていたこれまでと比べれば、立場の変化はあまりにも明らかです。(使用するパーソナルコンピュータのクロック周波数は200MHzから2.8GHzになってますが…特に使い勝手は変わらないようです)

 ただ不完全ながらも国体護持に成功した(?)結果、そちらに詰めている必要があるのはせいぜい週4日程度、依頼を受託するかどうかは僕の勝手、裁判事務の開始にあたっては全件面接必須、合同事務所の費用負担には応じるが報酬分配はしないし受けない、ということでコンプライアンス面での問題はまずまず回避でき、言ってみれば公証人合同役場のそれにかなり近い事務所内事務所になるはず、です。これまでどおり労働事案も受託はしますが、これらの書類の起案は社会保険労務士事務所として残した自宅で呑気にやることにしましょう。

 で、さっそく勤務第一日目。その合同事務所、集客能力だけは異様に高く全国とんでもないところから借金相談の電話がかかってきます。

 それらの電話にどう対応し処理してきたかは正直口にはできません。ただ、今回僕が転入したことによって、そちらの事務所にいくばくかの改善がもたらされたとは思います。ただし。問題は電話を受ける司法書士が

 全件直接面談必須の旅行書士だ(笑)

ということ。つまり。

  1. せっぱつまったお客さまと!
  2. 集客能力だけは全国区な事務所と!
  3. 移動能力だけが異常値を示している司法書士が!

出会ってしまったら(失笑)

 今日のお電話はまさに一触即発でした。発信市外局番は09●●-。沖縄本島です。任意整理ができる案件ではあるのですが担当者は当然ながら不在で受託の余地なし、ということで「この場合取りうる手続きには任意整理と特定調停がありましてうんぬんかんぬん…できるだけ沖縄本島内で探してくださいね」と申しましたらお客さま、

「特定調停なら先生がやってくれるんですか?」

キター!と叫びたいのを我慢して

「いえ確かにお受けしないわけではないんですが、交通費はかかりますけど…六月下旬に債務整理で九州まで行く用事はありますから、鹿児島-那覇間往復の交通費を出してもらえればお伺いします」

これであきらめると思いきや、間髪いれずにそのお客さま

「じゃ、お願いします!」

僕が犬ならここで尻尾を全力で振ってただろうな、と思いつつ

「いえ大変光栄なんですがね、でも債務整理なら(労働事案なら即決だけど!)沖縄本島南部でも受けてくれる司法書士や弁護士さんがいるはずなんで、お客さまはインターネットで事務所を探せるんですから一日はよく考えて探してみたらどうですか?そこでの説明や費用に納得できなければ、またご連絡ください。ワタシ行きますから」

と言って電話を終えました。時に20時04分。理不尽な徒労感が残りました。

できればこのお客さまが沖縄本島内で、いい担当者に巡り会えることを祈ります。なお、こうした場合に法テラスの電話番号を紹介している事務所もあると聞きますが、少なくともインターネットで自力で検索できて法律扶助の適用を狙わない案件では、僕はむしろ適当な検索語を示してもうしばらく探してみるようにお勧めしています。この場合には少なくともお客さまに『依頼する先を選ぶ自由』は確保されるので。司法書士や弁護士のサービス品質が必ずしも均一でない以上、その沖縄本島のお客さまにとっては法テラス地方事務所も愛知県名古屋市の旅行書士もおなじように「一つの選択肢」として等価なもの(選びたければ、選べる、という意味において)として存在してもいいのではないか、と。

もちろん、受けてみたいに決まってますけどね(失笑)

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