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法務局17時16分

 司法書士らしい仕事をやっているとは決して言えない(のが、売りの)当事務所にも、不動産登記の仕事はやってきます。今日いただいたのは6連件の申請。所有権登記名義人表示変更→抵当権移転→抵当権抹消→(前2件とは別の)抵当権抹消→所有権移転→抵当権設定、という申請を順番に連ねてできあがり、というものです。売り主さん側の登記をきれいに片づけて、新しい買い主さんのための住宅ローンを担保する登記をつけましょう、という内容で、それ自体はよくある類型の仕事、と言えます。

 ですがこの仕事、決済が終わったのが14時18分。しかも決済場所が名古屋市外であるにもかかわらず名古屋市内の物件です。さらに、そんな時に限って抹消登記すべき抵当権が三件あるうえに抵当権移転登記の必要があるものが二件あり、必然的に

書き込みを要する書類が増えます。

今回は他にいろいろあったおかげで、その金融機関を出てから

  1. 私鉄で3駅行って、乗り換え
  2. さらに私鉄で6駅乗って
  3. 地下鉄で2駅行って、乗り換え
  4. さらに地下鉄で2駅乗って、第一の法務局で書類取得。併せて今回の申請に必要な収入印紙を●●万円ほど購入。
  5. 地下鉄で2駅戻って、乗り換え
  6. 地下鉄で4駅行って、区役所で書類取得。
  7. 地下鉄で1駅戻って、乗り換え
  8. 地下鉄で3駅行って、第二の法務局最寄り駅着。この時点で16時20分。
  9. ファストフード店で100円のコーヒーを頼み、店のテーブルで書類をひたすら手書き。物件の表示など同じことばかりの記載で…泣きそう。16時50分ここでの作業終了。
  10. 書いた書類の一部と預かった書類の一部をコンビニエンスストアでコピー。先にコピー機を使っていたオバサマがとってもゆとりある作業を展開しており、2分抑止されるも16時55分、コピー終了。
  11. 法務局に走る。16時59分着。法務局のテーブルで書類編綴作業開始。併せて、申請書各所に印鑑を押し割り印を突き原本証明(これは原本の写しに相違ありません云々、という文言で、登記申請でコピーの書類を添付する際に必要なオマジナイです)を手書きする。
  12. 17時13分!カウンターの向こうから「(申請)出しますかぁ!?」の声が降ってくる。フロアにはもう、来訪者は僕一人。
  13. 17時14分。クリップで各書類を束ね、6件かさねて職員氏に手交。-助かった(脱力)-
  14. 17時16分。抵当権設定登記の受領書を押し頂いて局舎を退出。脇ではほかの職員氏たちが駐車場にロープを張っている。

-法務局の執務終了時間は、本当は17時15分(苦笑)-

むかし『おはようのない事務所』で泣きながら登記申請だの開発許可だのにかけずり回っていた補助者時代の思い出が少しだけ蘇ってきました…なんだか妙に気疲れします。

 しかしながら、これだけ複雑な行程をこなして無事に申請が出せるってのも我ながら大した芸なのではないか、とも思えてきました。ちなみに6連件の申請をかけたのは、司法書士としての開業以来3年10ヶ月で初めてです。(登記がメインの事務所では、よくあることです。単に当事務所が登記の仕事と縁遠いだけ)

自分の運がいいのか悪いのかわからなくなる瞬間ですが、話には続きがありまして…晩ご飯の買い物を終えて家にもどったのが18時30分過ぎ。19時から相談の電話が入ってきます。なにもかも予定に間に合うのも考え物です。

~今度から、午後でしかも申請対象法務局から離れた金融機関で実施される立ち会いについては、依頼を受けるかどうか考えないといけません(嘆息)

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