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西へ東へ職権請求

 ひさしぶりに、社会保険労務士として戸籍謄本類の職務上請求を行いました。年金遺族給付の受給に関する調査をおこなうことになったためです。

 さて、この『依頼された業務の遂行のために、一定条件下で(単に顧客の関心を満たすための家系図作成、とかそういう下らない業務には使えないはずです!)他人様の住民票や戸籍謄本を取得できる用紙』=職務上請求用紙ですが社会保険労務士と司法書士の兼業者たる僕は、当然ながら両方の業界団体から用紙を購入して使い分けています。

 ・・・むかし二ヶ所の土地家屋調査士・行政書士事務所ではたらいていたときは、二ヶ所とも土地家屋調査士の職務上請求用紙『だけ!』備置しておいてホイホイ農地転用関連申請(これって行政書士業務)なんぞに使う住民票を取っていたりもしましたので、どこの事務所もきっちり使い分けている、と言うわけでもないのですが、とにかく僕は使い分けています。

 今回は、ほかの仕事と合わせて数件の職務上請求用紙を、27日の日曜日午前中に一斉に発送しました。役所がどれも遠いので、郵送で請求しようというのです。これは一般のひとでも、自分や家族のならば郵送請求可能です。

 送った先は、名古屋近郊で二ヶ所。知多半島内で一ヶ所。伊豆半島の付け根で一ヶ所。九州で一ヶ所。ただし九州行きのみ、行きだけ速達指定をかけました。

 このうち最速のレスポンスだったのは名古屋市近郊のK1市。火曜日に帰ってきました。つまり月曜日到着した請求用紙に対して当日処理をおこなって返送した、ということです。

 なかなかの冴えを見せたのは伊豆半島の付け根の温泉都市。こちらの意思を先回りしてくみ取り、確認の電話をかけてきたりします。到着は水曜日午前中

 本日午後、残りの連中が一斉に到着しました。特に愛知県内発着の二ヶ所がこれだけの時間をかけた、というのは一体どうなんだろう?という気がします。行きに速達指定をかけたとはいえ九州から普通郵便で来たものも今日着いていたり、普通郵便往復にしても伊豆半島の付け根から一足はやく帰ってきているのと比べると…どうなんだろうな、と。

 ただ、親御さんが遠方から来られた人の相続登記なんかを相続人たる子供さんが自分で処理するために戸籍謄本を順次さかのぼって請求していこう、という場合には、仮に郵送請求しても一週間あれば名古屋-九州往復して郵便が帰ってくる、と承知しておくのは悪くありません。役所によっては、先に請求の目的だけ聞き取って目的にそう謄本類を特定し、費用を計算して請求し、費用が着金してから発送する、という扱いをおこなうところもあるようです。定額小為替を組んでもらう際の料金が1枚100円になったので、適当に小為替を入れるよりむしろそちらのほうがいいこともあるでしょう。

 ところで、定額小為替の手数料が1枚100円になり、券種が1000円・500円・400円・300円・200円・100円・50円、になると…

1950円送りたいときはどーすりゃいいの?

 とまじめに悩んでしまうのは僕だけでしょうか?

 正直に1000+500+400+50円の4枚にしてしまうと手数料合計400円、1000円を2枚にしてしまえば手数料合計200円+過納額50円で250円かかることになります。

 おつりはおくってもらえないのか、と思ってしまう人もいるでしょうが、この扱いが郵政民営化以降ちょっと変化が生じており、いくつかの自治体のウェブサイトでは露骨にお釣りの振り出しを拒否するところがでてきています。

 だったら過納分の返還請求権を放棄したらどうなるの?と思ってしまいますが、地方自治法施行例を読むかぎりでは、本来納付すべき金額よりも多すぎる有価証券ではそもそも手数料を納めることができないようです。

 そんなこと考えてるうちにできる仕事があるだろうがっ

 と補助者時代なら言われたでしょうか。ためしに1000円の定額小為替2枚で出してみたら、本日無事に50円の定額小為替が帰ってきました。めでたしめでたし。

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