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2007年11月

少しブログをお休みします

 この週末からすでに更新が止まっているのですが、今月末あたりまでお休みさせていただこうと思います。このブログに来てくださる方が読んで楽しい気分になるような文章がかける状況にありません。

 ある裁判手続で手ひどく負けたのがその理由です。

今月はもう一件しょうもない判決が出ていまして、さきほど控訴状本文を書き終えたところ(11月26日午前3時)のですが、まだ控訴できる、というのは幸せなことなのではないかとさえ思ってしまいます。

 ともあれ、今回終了した当事務所の一連作業については、いずれ総括しないといけないな、と思っています。できれば、『おはようのない事務所で』みたいな長編小説を書きたいくらいの長い長い物語なのですが、これはまだ先のことになるでしょう。つぶれかけの会社を向こうに回して先取特権を楯にとって大立ち回りを演じる旅する法律家、というものを描いた小説は高任和夫『商社審査部25時』(ただし主人公は総合商社の課長)があり、先取特権を使った人間なら誰でも読んで手に汗握る秀作ですが、あちらは動産売買先取特権ですし出てくるのは弁護士さんですし移動手段は新幹線。雇用関係の先取特権を巡って怪しい司法書士が高速バスで地を這っていく当事務所の世界とは違いすぎますが、プレッシャーという点ではそれに匹敵する面もありました。もう去年の話です。

 とりあえず、実施した手続きを時系列に沿って一覧し、相互の関連と成果・長所短所反省点費用その他諸々をあきらかにしたうえで、倒産間際の会社との未払給料を巡る攻防戦を現に戦っておいでの人が参照できるようにはしておきたいな、と思います。

 その次回記事、タイトルだけはだいたい決まっていまして

 それぞれの『敗北』それぞれの『勝利』

 こんな感じのを考えています。では、今週末にでも閲覧にお越しください。

『立会』ということばをご存じですか

久しぶりに、個人のお客さまがあらたに住宅を取得するときの、所有権移転・担保権設定および売り主さん側で現存する抵当権抹消のご依頼をいただきました。

僕が出した見積もりはつつがなく採用となったのですが、次のようになっています。

条件として

  • 売り主1名、買い主1名
  • 目的物件の所在地は名古屋市で、土地1筆建物1個
  • 売り主は現時点で上記不動産に抵当権を1件設定しており、これを抹消する
  • 買い主は上記不動産の購入と同時に、抵当権を1件設定する

という、典型的な『抹消→移転→設定』と世の司法書士さんたちが言う案件。

ですが当事務所では●ヶ月ぶり(失笑)

さてこれで、司法書士の報酬としてはいくらかかるかというと

まず売り主さんには

  1. 抵当権抹消登記申請書類作成 7000円
  2. 同申請代理 3000円

合計1万円

買い主さんには

  1. 所有権移転登記申請書類作成 22000円
  2. 抵当権設定登記申請書類作成 22000円
  3. 同申請代理 3000円
  4. 立会出席 15000円
  5. 減税証明書取得代行 3000円

合計65000円

~こんな感じにしてあります。お客様から見ると、あと必要なのは実費たる登録免許税+αのみ、ということになります。さて司法書士の見積もり、というのは様式も内訳も、そして見積もりを出す出さないということさえ(いや本当に)別に決まってないのが実情でして、当事務所の見積もりが標準的、というわけではありません。

 このうち『立会出席』で15000円というのは、何なのよ、というのが今日の話なのですが、これを一言で言うと

司法書士を指定日時に指定場所(たいていは金融機関)に差し向けて

売り主さんと買い主さんに会ってそれぞれ本人であり、取引するご意志がちゃんとあり、必要な書類がそろっていて登記申請に障害がないかをその場で確認する作業のことです。

~考えようによってはこの作業、早いときには30分弱で終わってしまうので時給換算で見るとちょっとな、と思われるかもしれませんが、それはまぁ責任のお値段、ということで。司法書士さんによっては、これは所有権移転登記に含んでいることもあります。別に立会の報酬を分離して明示せよとは誰も言っていないので、そうした見積もりでもかまいません。

 最近いろんなお客さまと話をしていて、こうしたことに興味を持っていらっしゃる方がちらほらみえるので今日は久しぶりに実例を挙げてみました。

なお、公式見解として

-この見積もりは余所と比べて特に高くも安くもないと考えています-

と申し上げておきます…よ。実際どうなのかはさておいて。

しかし!

一つ失敗しました。今回、不動産の所在が名古屋市内ということで決済への立会も名古屋市内だと思っていたら…見積もり出すだけ出したあとで、お客さまに聞いたら出頭先金融機関所在地が

●●ですとー?

チャラリ~♪ 鼻から牛乳~

嘉門達夫の『鼻から牛乳』そのままにBGMが聞こえてくる、そんな瞬間です。司法書士業務でも結構よくある瞬間です(苦笑)

まぁ『なんとかその場はごまかして』というわけではありませんが、今回のお客さまは僕の古い悪い友達のご紹介ということですので別段増額請求もしない、というラインに落ち着いています。

何かを やったら そうなった。

 先頃導入した、kodakのi40というスキャナ。僕はヤフオクで8750円で購入できたのですが、安い代わりに添付ソフトウェアが『英語版』ということになっています。kodakの日本のウェブサイトでは、この添付ソフトもデバイスドライバも入手できません。

 しょうがないので太平洋の向こうにある本家(と言ったら妙なんですが)kodakのウェブサイトから、最新のファームウェア・デバイスドライバ・今回の記事のネタであるCapture Software Lite6.11をダウンロードしてインストールを終えたのが今週の日曜日のこと。この時点でCapture Software Liteをインストールする際には、言語の設定で日本語の選択肢が存在せず、英語・ドイツ語・フランス語ほかいくつかの言語が選べるほか、グレイアウトした状態で『Unicode』というチェックボックスがありました。仕方ないので英語を選び、おそるおそるといった風情で運用に入ったのですが…

 これらのインストールの際にいろいろとよくわからないもの達まで入ったらしく、コントロールパネル内の『アプリケーションの追加と削除』で、心当たりのないアプリケーションが並ぶようになりました。愉快でないので一つ一つ消して行ったら、いきなりCapture Software Liteが起動しなくなりました(汗)dllが無いとか言ってます。

 ~しょうがないので元来た道を戻る、といいましょうか、消していったアプリケーションを軒並み再インストールして、最後にCapture Software Liteをインストールしようとしたのが1時間前のこと。

 今度は言語の選択で、グレイアウトしていたはずの『Unicode』が選択できるようになっています。ただ、言語の選択欄には日本語とか、Japaneseと言った文字はありません。

 恐いもの見たさでチェックをかけてみたら…

 今回は、『日本語』が選択肢としてでてきました。

 なぜ!

 当惑しつつもありがたく、日本語を選択させていただきます。原因不明再現不能、というより元の黙阿弥になるのが恐くて再試行できないのですが、いま僕の事務所のCapture Software Lite6.11は、元気に日本語版に化けて動いています。

 一体なにをどうやればそうなるのかはわからないが、効果はあるから使う、というのはあまり愉快でないのですが、さて冒頭のリンクのとおり、同型のスキャナはたくさん出品されています。この購入者の皆さん方がどんな環境でこのスキャナを使っているのかは、興味があるところです。

 さて、望んでやったわけではありませんが、これでまた事務所のPC環境が便利になりました。作業は本来の仕事の合間を縫って(というより、本業が煮詰まったときに)行っていたのですが、この二日ほどで、出さなければならない準備書面を二つとも出してしまえます。少し余裕がでてきたところで、ここは一つ、このスキャナが全力で稼働するところをそろそろ見せてもらおうかと、研修資料の背表紙を剥いでページをバラバラにする作業もすすめています。

 ところで。

 このスキャナが本当に全力運転すると、『紙の』加除式の書籍の存在が無意味になりかねない気がするのですが…どうなんでしょう。

 PDA(僕は東芝のgenio e830をソフトウェアごとにVGAにして使っています)でPDFが見られる態勢と連携すると、書棚一個分の資料が直ちに検索可能な状態で手のひらサイズに収まってしまう時代が一ヶ月後ぐらいに来そうです。何しろ加除式は、製本済みの資料とちがって背表紙を取っぱらう作業がないので。

 つまり。

 ただでさえ物のないこの家から、さらに一層、物が(正確には、紙媒体資料が)無くなっていくわけで…

 この記事を見たお客さまや、僕の部屋の『なにもなさ』をよく知っている古悪友氏がどう反応するか楽しみになってきました。まぁ、そう極端にはしないつもりですがね。

新機種は、いつも遅れてやってくる

僕が出張時にいつも持ち歩いているサブノートPCは、実は20世紀に発売開始された代物です。もちろん黙っていればわからないか、知っている人は知っている人なりに盛り上がれるのでわざわざ説明の必要はありません。

このときも、発売から3年落ちの中古を2002年に買ってもう5年使っていることになるのですが、先日ようやっと『当事務所初のWindowXP搭載機』を導入することになりました。僕はどうやら、2~3年前の最新機種を中古で仕入れて数年使う、という傾向があるようです。

で、今がその数年ぶりの機種更改の時期。新しく就役したデスクトップPCとシートフィードスキャナは、いずれも2~3年前に発売されたものです。過去の一定時期の製品で固めてしまうと、システムとしてはかえってうまくまとまるので意図してそうしているのですが、たとえ中古品の集団でも黙ってさえいればお客さま方からは、「なんだかとても、コンピュータを使いこなしている」と誤信されるので(失笑)黙示の詐欺行為に邁進しています。ちなみに、上記のサブノートPCの導入時には

サブノートPCとモバイルプリンタとモバイルプリンタ用スキャナカートリッジ

そのモバイルプリンタとインクを共用できる普通紙ファクス

を一気に導入していままで快適に過ごしてきたのですが、今回のキーになるのは『WindowsXP Pro と USB2.0』です。

→っていつの時代だ!と鋭い突っ込みが入りそうな気もしますが、すでに

WindowsXP Pro搭載デスクトップPCと、それを母艦とするPDA(windows mobile2003SEが動いています)、実は当事務所初のUSB2.0対応機器だったkodakのi40なるスキャナの、かなり便利な関係ができつつあります。


こうやって、3年待って装備を更改するメリットは値崩れしきった高級品を買えることと、使用事例がいくらでも手に入る割りに交換用部品の生産中止までにはまだ間があることがあるのですが、さてそうすると…

来年あたり、そろそろ不動産登記をオンラインでできるようにしてみようかな、などと思ったりしてみます。しかしながら当分は、にわかに増えた『当事務所における最新機材』たちがうまく稼働する環境を作るので精一杯、の様な気もします。今月はまだ、準備書面二つと控訴状一つ、場合によっては訴状を一つ以上作らないといけません。便利になったことに勇気づけられはしますが、いささか時間が足りません。

黄昏迫る 市役所で…

黄昏迫る 市役所で…
足がふるえる瞬間。


→旅先で相続登記のための戸籍情報を集めていて、閉庁30分前に、ようやく取れた除籍謄本で、転籍先が『他県』だったとき。

…ここは静岡県、三島市役所です。

今回の出張はなんだか各所で少しずつさえない結果を出している気がします。

ここから三嶋大社へは徒歩数分。お参りして帰ることにします。

三島駅からはバスで東名裾野へ、そこから高速バスに乗り換える予定ですが、最後に何かトラブルに見舞われる、そんな展開すら期待してしまいます。

今月二度目の『知多シーガル号』

今晩から冷え込むとのこと。23時50分知立駅北発明朝5時50分新木場駅着の知多シーガル4号で東京に出かけることにしたのですが、だんだん夜間行動がこたえる季節になってきました。

だから、というわけではありませんが名古屋市緑区の当事務所から知立駅まで、自動車を使ってみることにします。入庫から24時間1000円の駐車場があるので、明晩22時過ぎに戻ってこれそうな今回の出張で使ってみようと考えたのです。今回の出張では、明朝新木場についたら

  1. 墨田区役所で戸籍を集めて
  2. 東京簡裁で書類を閲覧して
  3. 渋谷-沼津間を高速バスで移動し
  4. 三島市役所で戸籍を集めて
  5. 東名裾野へ路線バスで移動し
  6. 裾野-本宿間を高速バスで移動し
  7. 本宿-知立を名鉄で移動して

おしまい、という行程。事務所を明朝出る場合、どこかで新幹線を使うかお客さまに無理を強いるかしないと全行程を消化できないため、前夜発として今月二回目の知多シーガル4号を使います。

ところで今回、新木場に6時前に到着し墨田区役所の窓口が開く8時半までどこで何をしていたらいいか、について少々課題を残しているのですが…

未定、です。

空前絶後の大敗北 そして

提訴より9ヶ月。未払い割増賃金63万円余の支払いをもとめた通常訴訟の判決が、今月出ました。


主文

1 被告は、原告に対し、2万5268円及びこれに対する平成18年2月26日から支払済みまで年14.6パーセントの割合による金員を支払え。

2 原告のその余の請求を棄却する。


当事務所創立以来の大敗です!

~が。しかし。これ自体は予想していたので別にどうということはありません。お客さまにはひきつづきお付き合い願って、さっさと控訴するだけです。

これがもし開業して最初に受けた事案で食らったら廃業すら考えたかもしれませんが、この訴訟の審理の過程で裁判官がいかに間抜けで司法委員が馬鹿かをよーく拝見できましたので、まぁこれもブログのネタとしては楽しいよね、という感じです。被告とその代理人弁護士には、つかの間の勝利を楽しんでもらうとしましょう。

さてこの訴訟、裁判官は口頭弁論期日において何もせず、司法委員はひたすら和解させたがり、争点を明確にすることもなく証人尋問を経て判決になだれ込んだ、というトンデモナイ事案。訴訟をやってる途中で、この馬鹿二人(法廷の正面の高いところに座ってる連中)につきあっても無駄だからさっさと控訴しましょう、とお客さまとも話してはいたのですが、実際に判決をもらってしまうと改めて新鮮な気持ちがします。

仮にも花の都の簡裁で、素人以下の知識しかない裁判官に出会えるなんて、と。

あまりにも間違ったことを書いてあるのでかえって控訴しやすいのですが、この裁判官のステキな仕事ぶりを示す痕跡を一つお示ししますと

主文第3項

訴訟費用は被告の負担とする。

さすが馬鹿はやることが違うよ、と一人笑い転げたのですが、なぜ原告の63万円の請求が2万円ちょっとしか認められていないのに、訴訟費用だけが100%被告側の負担になるんでしょう…?普通ならここは、『原告の負担とする』が正しいのですけど(失笑)

かくて第一審は、請求額ベースでは大敗北、訴訟費用負担を巡っては完全勝利(字面だけね)という、まさに空前にして絶後の珍判決で幕を閉じることとなりました。友人の司法書士さんとはいずれ、この判決正本を肴においしいお酒を呑めることでしょう。

来週末が控訴状の提出期限です。念のため、ちょっと口頭弁論調書をチェックしたいので東京まで自腹出張を設定しよう…と思っていたら。

神様は司法書士の世界にもいるものです。

今日いただいた相続登記のご依頼は、東京都と静岡県で戸籍謄本の収集が必要な事案♪この作業で請求している料金で、高速バスを使えばぎりぎり東京まで往復できます!

と、いうわけで。あさって16日は、東京まで臨時出張を行います。出かける前からやる気満々なのですが、やっぱり出張はこうでなくてはいけません。

ただ、ね。

上記の訴訟費用負担部分はあきらかにおかしいし、告と告の一字の違いと言われれば確かにそうなので、今後の控訴状の書き方によっては、判決の更正決定がでるんじゃないか、とも思えます。あの薄らでかい裁判所の中で、一体何人の目がふし穴だったらこんな判決文が原告の手元に送り届けられるのか、はそれ自体法社会学的研究対象たりうるのでしょうが。

それにしても、いいもの見させてもらいました。ごちそうさまでした、と申し上げたい気分です。もっとも、司法書士も弁護士もつけない純粋な本人訴訟でこの判決をくらったら、その原告には我が国司法制度に絶望されても文句は言えず、その意味では肌に粟を生じる内容をはらんでいる問題なのです。

駅リンくん 90rpm

駅リンくん 90rpm
ソフトボールに興じる爺さん達。
並んで歩く親子連れ。余裕たっぷりに流しているMTB。

それらの全てを追い抜いて、無段変速のママチャリが疾走します。
この河川敷には、素晴らしいサイクリングロードが走っています。
同行のお客さまとの昼食を辞退して、現地調査一件を先行させたら少々急いで移動しなければならなくなったのですが、走っているうちに気持ちよくなってしまいました。高速域で延びないギヤも、直立気味の乗車姿勢も、ふきだしてくる汗も、今はとりあえず無視して思いきり回転数を上げていきます。追い風に速度を合わせると、風の音さえなくなって滑るようです。しばらく、自転車で遠乗りにも行ってなかったっけ…出張で来ていることを少し忘れて、思い返してみたり。

なんだか、ひどく得した気分がします。この写真は、帰り道での撮影です。ゆっくり帰るのも、いいものです。

姉上からの指令

13時06分。見慣れた携帯電話から着信がありました。外線のボタンを押したら開口一番

私をだ・れ・だ・と・思ってるんだー!

黙って『0』のボタンを押し、プッシュトーンをたっぷり2秒ほど送りつけてみます。

アラわかってんじゃん。

当たり前です。電話の主は僕の姉。隣県某市からの架電です。さて今回のご用件は、名古屋市緑区役所までお使いに行って欲しいとのこと。

嫌。

躊躇無く即答してみます。だってこの人、前回も同じ用事で僕を使っておきながら実費も支払わないんですから。これが三ヶ月前のこと。

あのときお金払ってくれてなかったから、資金ショートで潰れたよこの事務所。あああのときあの三千円があればこんなことにならなかったのに云々、と口からでまかせを投げつけておきます。とりあえず、前回の分と今回の分の実費を支払わせるほか、料金分の代物弁済として海産物・野菜・果物等を送らせるということで和解成立となりました。しかしながら

で、その書類急ぐわけ?明日大阪の方に出張なんだけど?

 聞けばそう急ぐわけでもないようです。しかも料金未納者にして親族、ということで、ことさら辛く当たってみます。

じゃ水曜日あたりに気が向いてお天気がよければ行ってやるけどさ、この事務所の方針として風が吹いたら作業は遅れる雨が降ったらお休みだから、いいよねそれは?

ってあんたカメハメハ大王の子供か!?

 問い返す姉に、電話口でおもむろに頷く旅行書士。さすが姉上、よくわかってます。

それって知ってる人はほとんどいないと思うんだけど…?

 とかなんとか言ってくるのですが、さてNHK『みんなのうた』でこの曲(正確には、南の島のメハメハ大王というタイトルなのだそうで)は結構長期にわたって再放送されていたはず。

よっていま三十代の人の大部分は知ってるはずだ、と思うのですがどんなもんでしょう。

ちなみに、当事務所の上記の方針ですが、いろんな人に口にしてみるもののなかなかそのようにはなっていません…残念!

さて、明日は兵庫県まで行ってきます。雨が降っても風が吹いてもでかけなければいけない上に、名古屋からお客さまと同行しないといけないのがいつもと勝手が違い、緊張感を呼ぶところです。

今日のお買い物

先週金曜日に一緒にお酒をいただいた隣県の司法書士さんと、事務所のPC環境の話になりました。来年から不動産登記をオンライン申請すると、登録免許税が少し安くなります。これに対応するのか、ということで…彼の事務所は当然対応するご様子。さて当事務所は

向こう当分のあいだWindows2000で行きますからははは(乾いた笑い)

と申し述べて少し場の雰囲気を冷やしてきたところです。だって法務省オンライン申請システムはまだWindows2000が使えるんですから。


さて今日は、WindowsXP搭載機をなんとなく買ってしまった話です。

  • なんて無節操な!

という声が隣県某町の司法書士事務所から聞こえてきそうな気がしますが、聞こえないふりをします。

きっかけは、先月少々稼ぎがあがったので若干額をPC環境の増強に当てよう、というもの。手始めに買ったのは、

  • 突っ張り式の洗濯機ラック4500円

~なぜ洗濯機ラックでPC環境増強?という向きもあるでしょうが、そこはそれ。部屋の隙間に突っ込んで棚を一つ作り、机の上に置いておいた細かい機器(Voipアダプタやらスピーカーやら)を逃がしました。つぎに

  • レンジ上ラック1900円

~だからお前はなぜレンジ上?と、これも言われそうです。これはプリンタを置く台に転用可能とみたから。ここへたどり着くまでにさんざんホームセンターをさまよったのですが、最適な形状で値段がもっとも安いものが台所用品売り場にあるとは思ってもみませんでした。

今日落札できた中古品3点は、れっきとしたコンピュータ関連の品々です。

  1. Pentium4搭載のNEC製PCの中古ただしリカバリCD付き 12500円
  2. Kodak製A4シートフィードスキャナの新品ただし添付ソフトが英語版 8750円
  3. 昭文社Super Mapple Digital Ver.8西日本版の中古ただしユーザー登録可能品 6000円

以上合計27250円。いずれも発想そのものは1年以上前からあって調べていたので、『買い物は三日待て』どころの話ではありません。それぞれにかなりな期待を込めています。

Super Mapple Digitalは当事務所初の電子地図ソフトとして、既に保有しているPDAに仕込んで運用できるのが楽しみです。これで大遠距離の出張でも地図で鞄が重くなることはありません(笑)

シートフィードスキャナは、そろそろ保有が負担になってきた紙媒体での製本済研修資料を軒並み電子化して紙は捨ててしまおうということで導入決定です。もともとEPSON製A3フラットベッドスキャナがADFを装備して在籍しているのですが、4年前に買ってすでにその時点で中古だった宿命といいましょうか、少しずつADFの調子が悪くなってきています。A3やB4の紙を大量にADFを通す業務は事務所の仕事としてほとんど存在しないようなので、次に買うフラットベッドスキャナはA3対応であればADFを持つ必要がないようにしておきたいのと、手持ちのスキャナのADFをあまりこき使って早死にさせたくないので、使い捨てにできるお値段の新品はないか、ということで導入決定。

で、最後にXP搭載機なんですが…『中古でXPproのリカバリCD付いてメモリ512MB以上で1万5千円以下なら買うわ』という要求を満たすブツがなかなか出なかったところ、このたびめでたく落札となりました。これで何がしたいのか、というと

リモートデスクトップを使いたい

以上(失笑)

それだけ。手持ちのWindows2000搭載機に何か適当なソフトウェアを入れて、というのも考えたのですが、pcAn●wh●reなんかは1万円台後半のなかなかいいお値段をつけており、価格の安い物はPDAからホストコンピュータにアクセスできないらしい、ということで、そうした物にお金を出すならほぼ同じお値段でWindows XP Professionalを積んだ中古のPCを買ってしまえ、ソフトウェアの使用許諾上の権利も含めて譲渡されるようなものなら、司法書士事務所としてコンプライアンス上も問題あるまい、という論理展開をたどったらこうなった、というわけ。実際のところ、単に事実上XP Proが動いているデスクトップPCなら数千円台でいくらでもヤフオクに出品されているのですが、これを漫然と導入してそのOSを使い続けるのは…仮にも法律を語る事務所ではやりたくないな、と思って、実はいま運用しているWindows2000搭載機も、XP Pro搭載の中古としてヤフオクで買った物を改めてWindows2000を入れ直して使っているのです。

さてこれで、当事務所には稼働中待機中あわせて5台のデスクトップPCと1台のサブノートPC、1台のPDAがあるところへもう1台のデスクトップPCが新規参入することになります。ともあれ、当事務所初のWindows XP Pro搭載機がやってきます!(笑いたければ笑ってよ)

そういえば、一つ問題が。

この新しいPCにあてがうディスプレイが、先頃退役させた『画面がときおりゆがむが叩くと直る飯山電気製14年物の17インチCRT』しかないんだよな…どうしよう?

堅い! 食えない? 眼鏡萌え!?

平成19年11月9日の期日においてなされた証人の陳述によれば、僕はそのようなもの、であるようです。

この記事は平成19年4月25日付『さくら通りの座敷わらし』及び5月23日付『夕日にたそがれる旅行書士はゴルゴ13のような目をして冥府魔道を行くが、実は座敷わらし』の続き…だと思います。実質的にはそのようなものとなっています。

さて冒頭にリンクをつなげた先のブログは、僕を座敷わらしと呼ぶ、隣県某市さくら通りのママさんのもの。昨日は三人での訪問となったのですが、さて僕は入店早々に彼女にお説教じみた発言をかましたことになってるようです。

ハテ 記憶にございませんが(遠い目)

もちろんそれしきのことで僕が主導権を奪えるはずもなく、当事務所において数名在籍する『旅行書士を配下にできる女性客』の一人であるこのママさんからは、例によってほどよくもてあそばれて過ごすことになったのですが、たしかにその席でママさんがいきなり僕におっしゃる。

  • かたい!
  • あんたはかたい!

と。(ここでは、『かたい』のうち『か』にアクセントを置いてください。)

それはまるで、数年前の殺虫剤のコマーシャルで岸辺一徳に大滝秀治演じる爺様が『つまらん!お前の話はつまらん!』と大喝するあのシーンを思い出させるに足るインパクト(というより、不条理さ)があったのですが、本人に直接言ってしまうと色々な意味であらたな民事紛争を勃発させかねないのでやめておきました。僕より2歳上で独身のこのママさんの摂食対象とならずに済んでいるのは『カタすぎて食えやん(食べられない)』からである可能性もあるようですし。

まぁこれでもやわらかくなった方だと思うのですが、そういえば同行した司法書士さんからも、僕がやってる活動が過激だとかなんとか聞いたような。

ハテ 僕はただ労働者の権利を守るために…(遠い目)

まぁこうした印象というのはすぐれて観察者の主観に引っ張られて決まるものなので、それぞれありがたく拝聴しておけばよいことにしましょう。それでも他の人から見た僕がどう描かれているか、というのはなかなか興味深いものがあります。

ところでリンク先のブログによれば僕は眼鏡フェチということになっておるようですが…

ハテ 僕は決してそのような(遠い目)

恐るべし、ぷらっとこだまエコノミープラン

恐るべし、ぷらっとこだまエコノミープラン
伊勢市への出発は、予定より遅れて15時10分発の伊勢志摩ライナーになりました。

遅れた理由の一つが、来週の新幹線の予約に手間取ったこと。

お客さまと同行するため、ぷらっとこだまエコノミープランを使って大阪まで行くことにしたのですが、出発4日前時点で13日朝名古屋発下りの普通車禁煙席は11時台まで満席、喫煙席廊下側が辛うじて取れました。

期せずして旅行手配をやる羽目になった場合にはいくらか貰ってもいいんじゃないか、と思うのですが旅行業違反はできないし、最初から出張料金を考えずに出張要請をかけられてもさらに困ります。必然性皆無の出張には時間2000円の出張料金必要なのよ次からね、とはいいましょうか。
考えても愉快でないので、今日は呑んできます。鈴鹿の空は、今にも泣きだしそうです。

奈良女子大は、どこにある?

奈良。

力強く即答したのは、お客さま。あまりにもお約束通りの回答に爆笑する旅行書士。夕闇せまる相談室で、登記の打ち合わせの最中です。

この反応を、相談2回目の司法書士に返せるタイプのお客さまは僕は大好き♪なのですが、ひとしきり笑いこけた後でニタリと笑って

「ところでこのお答えって、当然ブログのネタにしていいんですよね、ね?」

と穏便にお願いしたのはもちろん旅行書士として当然のことだと考えています。事務所の創立目的は『趣味と実益と社会的に必要な事業との鼎立を目指して楽しむ活動』を営むところにあるので。

さて、ではなぜ名古屋の零細司法書士事務所で奈良女子大学の所在を論議しなければならなくなったのでしょう?

今回のご依頼の関係者様が、そこでお勤めだ、ということなのです。本件では自分の権利を手放されるその方に、僕は直接お会いしてこなければなりません。うまい具合に、といいますか、この事務所では大阪へ行く用事はちょくちょくありますから、時間が合わせられるならお昼休みにでもちょっと出てきてもらってハンコもらってきますよ…ところで奈良女子大って、どこにあるんでしたっけ?

これに対する回答が、冒頭のご発言。名古屋から奈良県を通って大阪に行くには、JR関西本線(奈良市を通る)と近鉄大阪線(奈良市より10km以上南の、桜井市-橿原市を通る)があり、経路の選定をどうすればいいかその時は至って真面目に考えていたのですが、全力でボケられてしまいました。

あとで調べたのですが、ここでは関西本線で奈良市に行くのが正解のようです。12月に着手できればよいこの案件、青春18きっぷの発売開始を待ってもよいことになります。あるいは、名古屋-奈良の高速バスを使ってみるのもよいかもしれません。

このお客さまの1時間前のお客さまも登記申請のご依頼だったのですが、こちらは残念ながらここまで楽しい話題ではなく、どちらかというと粛々とお話をさせてもらいました。さすがに守秘義務上お話もできない案件です。同じ日に区役所に無料相談に来られて、その後同じ日に当事務所に来られただけに両者の違いが一層際だちます。

笑って帰られるお客さまもいますし、目頭を押さえて帰られるお客さまもいます。なんとも不思議な商売を始めたものだと、いつもながらに思います。

気がつけば『事業主』

相談者が事業主
本当は事業主
民事紛争を抱えて

相談者が事業主
本当は事業主
僕の事務所に来る

原曲:(恋人がサンタクロース 松任谷由実 歌詞情報 - goo 音楽

今日は…そんな話です。

 もともと『労働者・個人のための法的サービス提供者』であることを目指して設立した当事務所。もちろん今でもそのとおりに活動していますが、今日のお客さまは会社を経営しておいでだとか。

相談を終了して、ハタと気づきました。

 きのう国会図書館本館三階喫茶室と新館一階喫茶室で相談やったお客さまも、それぞれ事業主さんだ、と。

 相談三件が連続して経営者の人から、というのはなかなか珍しい、というより空前絶後、になると思います。相談分野はそれぞれ異なりますが、珍しいこともあるものです。

 所定の相談料金は2時間4000円と、名古屋の言い方をするならば『お値打ち』な料金設定の当事務所。その一方で、債務整理関連分野を中心に近頃流行りの無料相談は唾棄すべきものと考えています。さらに一応は、事業主属性をお持ちの方からの相談については、それがよほど気に入らない案件ならば時間当たり2万円まで請求可能な料金体系を持っている(たとえば労働者に対する給料の踏み倒し方を教えてくれ、とか言われたら迷わずこの請求を叩きつけますが)のですが、実際に請求をかけてみたのは開業以来ほんの数回しかありません。というより、相談前の見積もりとしてそう言っている(カエッテクレ、という意思が正しく伝わる)ため、依頼につながったことはありません。

今日までの三件のお客さまはもちろん素敵な方ばかりで、相談内容にはなんの問題もないのですが、このうちのお一人に冗談半分で

いやあ~時給換算で見たら僕の10倍稼いでいらっしゃるでしょう?

とカマをかけてみたら、

  • 一瞬で黙り込みました。
  • 目線を右下に流して。

う~ん、このような皆様方に2時間4000円の価格設定が、果たして適するのかは考えてしまいます。ちょっぴり複雑な気分です。

さて、明日は登記申請のお客さまが二人来ます。

と言ったらいかにも司法書士事務所らしく見えますが、先月の登記申請受託件数は0件です。たぶん今月は、登記申請事件はこの二つだけで終わり、の予定です。

全日程 終了!

全日程 終了!
22時37分の東京駅。新幹線券売機の上の画面には、最終のこだま号が表示されているだけです。

今回の出張でも、全ての日程を無事終えることができました。

明日は14時から、事務所で相談のご予約をいただいています。今月に入ってから妙に忙しくなってきました。

週末は、伊勢市に行ってきます。

かもめの翼で、旅の夢

かもめの翼で、旅の夢
傍聴1件打ち合わせ2件相談2件。

これが6日の、東京埼玉出張の用件です。さすがに帰りは新幹線にせざるをえない状況ですが、往路は夜行高速バス『知多シーガル4号』で東京を目指します。

23時33分刈谷駅発のこのバスはいつも空いていて、出発2日前まで日程がきまらなかった今回もあっさり予約がとれました。ありがたいのですが、こうまで空いてると半年後この路線が存続しているのか心配になってきます。

刈谷発車時点で、窓際の席は7箇所ほど空いています。4列シートのこのバスですが、隣に誰か乗ってくる心配はありません。

東京まで6時間弱、いい夢見せてもらえそうです。
では、行ってきます!

トップ10に返り咲いたけど…?

 集客を完全にインターネット、それも検索エンジンからの流入に依存している当事務所。Yahoo!とgoogleでそれぞれ上位20位以内に表示されることが望ましいキーワードに『給料未払い』があります。

 googleのほうは、ここ半年ほど安定して4位にこの旅行書士雑記帳内のコンテンツが表示されるので満足なのですが、この1ヶ月Yahoo!の表示順位が不安定でした。9月末頃には当事務所ウェブサイトのインデックスページが9位と15位のあいだを行ったり来たりしていたのですが、10月になっていきなり上位100位圏から消失します。

 おかげで、10月は少々ヒマでした(笑)それはさておき。

 10月31日、状況が一気に変化します。8位に表示されるようになりましたが、ニュース性の強い記事を排除するような検索結果の表示、という印象を強く受けました。これまでなら中国のどこぞの郷鎮企業で給料未払いによる暴動が発生して云々、というような記事に頭を押さえられていたのですが、それらがなくなった結果、質・量の差こそあれ情報提供型のコンテンツが前にでてくるようになったようです。なんにしろ結構なことで。

 ただ、一時期は給料未払いというキーワードだけで20件以上の流入者があったのですが、いまでは10件弱といったところ。どうやら日本は、ほんとうに景気がよくなってきた…のでしょうか?その割には、今日だけで給料未払い事案について、3件のお問い合わせをいただいたのですが。

 さて、ここのところやったことがない手続を担当することが増えて来ているのですが、また少々難しい事案を持つことになってしまいました。向こう当分のあいだ、当ブログの記事が貧弱になるかもしれません。出張も来週は埼玉県、再来週は兵庫県、11月最終週に大阪府、がそれぞれ決まりになっています。楽しい限りです。

教科書にない展開 集計できない結果

三ヶ月ぶりに、すずきしんたろう事務所労働裁判事務統計を更新することができました。これまで放っておいたのは理由がありまして、去る7月に申し立てた少額訴訟債権執行申立事件が少々特殊な経過をたどったためです。

差押えようと狙ったのは銀行預金債権です。この残高は一応あったのですが、よくあることでこの銀行さん、債務者会社に融資をしており、融資している分と預金を相殺してしまうことは当然ながら可能です。債権差押の制度上は、第三債務者たる銀行さんに貸金と預金とを相殺されてしまった場合、差し押さえたお客さまには一円も支払われません。このことがわかったのが8月下旬。

・・・が。銀行さんのとった措置はなかなか人情味あるものでした。

とりあえず差し押さえられた金額だけは別段預金に移したのですが、会社が借りてるお金については期限の利益を喪失させて(つまり、毎月分割払いでお金を返せばいい取り決めを反故にして、ということ。個人のクレジット・キャッシング・住宅ローン契約にもついている、恐い条項です)一括返済を迫ることをせず、会社から差押債権者である労働者に自発的に差押金額と同額を支払わせるよう、お馬鹿な社長に仕向けたのです。銀行さんの担当者と話をして、これを確認できたのが9月。

ここで、債権者with旅行書士-銀行さん-債務者会社とのあいだに、一種の三すくみの関係が成立します。すなわち、

  1. 債権者陣営は、会社側より弱いが銀行さんには強い。差押を取り下げないかぎり会社に直接できることは無いが、相殺するかしないか態度未定の銀行に対しては取立訴訟を提起して手続に巻き込むことはできるため。
  2. 銀行さんは、債権者陣営には弱いが債務者会社には強い。態度未定のままだと債権者陣営から取立訴訟を提起されてしまうが、債務者会社への貸金債権について期限の利益を喪失させるかどうかを決めることは、銀行さんだけができるため。
  3. 債務者会社は、銀行さんには弱いが債権者には強い。銀行がもし、貸金債権について期限の利益を喪失させて一括返済を迫ってきた場合、額によっては会社がつぶれるほどのダメージを受けるが、債権者は会社に対して差押申立以外に直接的攻撃をかけられないため。

さてこのにらみ合い状態を打破すべく動いたのは、当然ながら債権者陣営です。具体的には、上記三すくみの状況なので債務者会社にはほとんどアプローチせず、もっぱら銀行の担当さんと話して(内容は秘密です)お馬鹿な社長が差押手続外で自発的に、お客さまにお金を支払うよう求めたら、最終的にそうなったわけです。これが実現できたのが、10月。

結論として、差し押さえた預金からお金を取れたわけではないのですが執行費用まで含めた全額を支払わせることに成功したため、これは『成功』として統計にふくめてよい、という判断ができ、それを加えてデータを更新したのが、昨日10月31日、というわけです。このあたりの銀行さんの挙動は、さすがに『自分で強制執行ができる』系のハウツー本にも民事執行法の教科書にも載ってません。おもしろいものを見せてもらいました。

ここで得られた教訓として、労働者側が会社側の預金債権の差押えを企図したときに、仮に会社が銀行からお金を借りており、差し押さえても相殺されるという可能性がわかっていても、『だめでもともと』で、差し押さえてみたほうがよいこともある、ということがあります。そのまま会社に破産されたらどうしようもないのですが、預金債権と相殺された後に残ってしまう貸金債務を銀行さんに一括返済できない会社側が、差押申立の取り下げを労働者側に求めてくる、こちらはそのタイミングを捉えて任意に支払を迫る、そういう目的での差押申立は『あり』なのだと。

去年は会社を潰して未払賃金の立替払いの適用を受けるために仮差押申立をつかったことがありましたが、差押えとは関係ないところで支払を受けたいから差押申立、というのも、手続としては使いようがある、ということです。

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