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2007年8月

いよいよ県庁所在地へ -名残の夏を、茨城で-

愛知県名古屋市にある当事務所の活動限界の東限は、茨城県鉾田市(の内、旧大洋村)の、あるところにある『更地』です。その更地の現状確認をするために、日当と交通費をもらって出張したのは一昨年7月。

 ちなみに北限は長野県飯山市の長野地方法務局飯山支局への登記申請、南・西限は沖縄県石垣市、つまり石垣島での、本人確認情報作成のための面談です。日本地図に展開すると大きく南・西にかたよっているのですが、やはり依頼が多いのは大阪府(なぜか関西では大阪府だけが多い)と首都圏です。

 なかでもほぼ通年でなにかしら依頼があるのはやはり東京都下から。一方で今年に入ってさっぱり依頼がないのは千葉・神奈川両県。

不思議な縁で、というべきか、なにかしら依頼があるのが今日のブログのネタ、茨城県です。 

 今年5月に、同県南部の某簡裁での訴訟が終わったところなのですが、このほどついに(笑)水戸市内から出張相談のご依頼を受けました。これで、栃木県とならんで県庁所在地進出です。丁度別件で東京都下での打ち合わせがあるため、旅行書士報酬規程に従って『先行する出張の目的地から、さらに先へ足を延ばすぶん』=東京-水戸間の交通費のみご負担いただけるということに。ですが特急料金を収受するのは、片道だけ。まぁよしとしましょう。

 さてこれで、活動範囲の東限はどうなったか、と日本地図を見たのですが、残念ながら旧大洋村は水戸市より、経度にして約6秒東側にあるため、記録更新とはなりませんでした。この出張相談が依頼に結びつくかどうかはわかりませんが、9月4日または5日に水戸市内で相談を設定する予定です。この夏の出張のしめくくりとして、どこかに寄り道してみたいところ。

~いらっしゃらない、とは思いますが…

 上記の日の、常磐線上野-水戸間、関東鉄道取手-下妻間、水戸線下妻-友部間で労働相談の実施をご希望の方がいらっしゃるならば、出張にともなう費用は無料または大幅に減額しますのでお問い合わせください。

 などと言いながら、手元では水郡線の時刻表をめくっていたりして。もちろんお尋ねがあれば、考えますよ。

そんな目で見つめないで

そのまなざしを、たとえるならば。

  • 想いあってはいるけれどなかなか一線を越えられない若い男女が
  • たまたまその日のお酒を過ごして
  • 終電の時刻に遅れてしまい、タクシーもない街角で
  • 交差点の向こうに、ホテルの明かりが見えて
  • 女性のほうから、今晩どうするか尋ねられる…

そんな、と言ったら言い過ぎでしょうか?

曰くありげな目線が、原告代理人席から飛んできます。傍聴席の僕に向かって!

今日で結審するこの裁判、僕は被告側の司法書士、なんですけどね(笑)

裁判官が原告代理人に、弁論終結に際して和解を勧試したときの彼の反応が、上記のもの。とっさに『僕を』見た原告代理人とたっぷり2秒ほどみつめ合ったかと思いましたが、さて壮年男性にあんなに熱く見つめられるとは、思ってもみませんでした。あんまり結構なものではないな、というのが正直なところです。

この訴訟、昨年の提訴以来原告側がまともな和解案を持ってない関係で、いよいよ判決言い渡しになってしまうのですが、現時点で裁判官はまず原告側に、三百数十万からなる金銭的請求を『支払ゼロ』で和解するよう水を向けている、と言う状況。判決の内容も、推して知るべし、と言ったところです。どちらかというと原告本人の柔軟性に問題があるためここまでもつれた、という感があり、今回などは僕のお客さまである被告本人よりむしろ原告代理人のほうが背筋がよく伸びて、なんだか吹っ切れたような態度で…僕に妙なまなざしをぶん投げて来る、というのが印象的でした。

 ことほど左様に、というべきでしょうか。一方で先週、この一年半続いてきたある労働訴訟の判決が言い渡されて(こちらは原告側)その判決正本を、お客さまから入手しました。こちらは、就業規則記載の規定をひっくり返そうとしたこちらの主張を認めず、普通の事務所なら請求するであろう最低限のラインの請求+附加金請求の認容という線に落ち着いたのですが、これなんかは和解勧試を蹴りまくった僕のお客さま=原告へのある意味批判になってるのか?と、訴訟費用の負担割合を見つめて考え込んでしまいます。

今回の判決で負けた部分は、

  • サービス残業が恒常化している東証一部上場企業某支店にあって、その労働者に対するフレックスタイム制の無効を主張しうるか否か
  • この会社にあって、出勤実績から算出される適切な割増賃金に満たない定額制の時間外手当について、基本給の一種と見るか時間外賃金に充当しうるものと評価するか

と言った、まぁ誰がやっても非常に難しい判断が迫られる部分ではあったのです。僕は行けると思ったからそのように訴状を書き準備書面を出して訴訟の維持にあたったのですが、それは及びませんでした。その反面で、休憩時間についてはこちらの記録どおりの主張が通っている、ということで、労働者が任意に記載した記録に基づいて労働時間は認定されている、という事例にはなりました。これだって和解ならともかく判決で主張を通すのは結構難しく、名古屋人なら誰でも知ってる大企業を向こうにまわし弁護士が被告代理人についた状態でここまでやれれば、いまの僕としてはこれが限界なのですが、当のお客さまはどうおっしゃるやら。具体的にはこの事案、元本としての未払賃金約70万円の請求に対して認容額31万円強、附加金請求約66万円の請求に対して認容額31万円強、の判決となりました。金額だけ見れば引き分けなのですが、さっさと和解していればあるいはもっといい結果が見られたのではないか、という思いもあり、裁判官から再三再四にわたってなされた和解勧試を蹴りまくったお客さまに対して、はっきり言えばかなり強烈な反感もあるので、僕から見ればこの判決、いろんな意味で『ちょうどいい』ように思えるのです。よのなかそんなに甘くない、と言ってるような気がして。

 司法書士としての創業3年5箇月にしてようやく得られた、当事務所初の附加金請求認容判決のお知らせおよび、当ブログ501件目の記事がこんなもので大変恐縮なのですが、何事も初体験で気持ちよくなりすぎると、あとがおかしくなってしまうような気がします。

 それよりはほどほどに失敗、あるいは敗北、あるいは反省する部分があったほうが…あとあと謙虚になれるように思えるのですが、どんなもんでしょう?

 僕が本人訴訟を行うお客さまに参考文献として勧めるのは『孫子』なんですが、ちゃんと書いてあるではありませんか。

 百戰百勝、非善之善者也、不戰而屈人之兵、善之善者也

 と。訴訟をやって必ず完全に勝つのが素晴らしいか、と言えばそうでなく、できうるならば訴訟になるまえにほどほどに折れて解決できるのが最上なのだ、と言われれば、確かにその通り、と承らざるを得ませんよ。

 ・・・わたし、今晩はいささか酔ってます。ふん!

青春18きっぷをもう一冊

水海道まで行くことになりました。

 さしたる理由はありませんが、一応現地調査です。お客さまにも、『特に意味はない』旨説明しており、交通費の請求もしていない、というもの。

どちらかというと、『意味はない』ことを確認しに行く、というのが正しい理解なのですが、さてこの茨城県常総市、JRでは行けません。

つまり、青春18きっぷだけではたどり着けません(苦笑)

今のところ、関東鉄道には乗ったことがないのでこの試乗を兼ねて、東京までならば打ち合わせの予定が入っているのでこれに引っかけて、そして青春18きっぷで取手まで行ってあとは事実上自腹で水海道へ、という線でプランニングをしています。

・・・なんでそうなるの?とお思いの方は同業者さん中心に非常に多いのでしょうが、自分にも説明できません。勝手に調査するだけなのでコンプライアンス上問題ない(誰でも入手できる手段のみを用いて、広い意味では裁判書類作成のための情報を収集するため)とは思うのですが・・・

これってあまりやりすぎると、探偵業法に抵触してくる可能性がありそうです。同法第二条では調査の対象が特定の『人』の所在または行動に関する情報の収集、が探偵業務になるのですが、当事務所の大部分の依頼のように被告が法人企業ならまだしも、個人を相手取った場合にそいつの居場所や事業活動の状況を探索すると、時に探偵業務になりそうな気もしてきました。

なんなら、登録してしまおうか?探偵業、などと思ったり(苦笑)

-旅行探偵 鈴木慎太郎事務所-

という屋号も趣があって、なかなか悪くない気がします。

その辺はまぁ、いまの商売で懲戒処分の一つも食らった後で考えることとして。そうした問題意識をはらみつつ、来週あたりともかく常総市内某所まで行ってそこになにがあるのか見てくる、というのが僕の仕事です。たまたま青春18きっぷ使用期間にかかるため、関東鉄道分の交通費だけでなんとか行ってこれるのですが、さて今年はすでに、夏の青春18きっぷ5日分を仕事で使い果たしたところです。いまからもう一冊5日分を買って使い切れるかちょっと微妙な状況なのですが、それを見透かしたかのように、関西方面から一件問い合わせが入っています。

水海道を含む関東出張で2~3日分、関西臨時出張を設定して1日分、あとの残りは適当になんとか、ということで、買ってしまいましょう。発売期間は8月31日まで、使用期間が9月10日までですが、なんとか消化できる気がしてきました。客観的には無駄な営みなのですが、その辺がたまらない、のです。

とりあえず、これを含めて9月は

関東方面2回(さいたま・水海道・両国・霞ヶ関)

関西方面1回(堺・大阪市内)

あと、ひょっとしたら福岡・長崎で、仕事がらみで見たいものが発生するけどどうしよう、と言った感じで出歩いてみたいと思っています。9月第2週は4日にさいたま地裁、7日に名古屋地裁豊橋支部でそれぞれ傍聴したい訴訟があるのですが、4日のさいたまからの帰りに実家に寄って、帰りに豊橋で傍聴できればいいんですがね。

とりあえず、

埼玉県・東京都・愛知県豊橋市の三人のお客さまの状況をそれぞれ斟酌しながら、ただいま調整中です。

色は事案のほか

 タイトルからピンと来た、という希少なお客さまには、相談料金を割り引きましょう。あなたとわたしの趣味は共通します。ご依頼時にそのようにおっしゃってください。

さてこの記事のタイトルですが、『色は指南のほかでございます』が落ちである古典落語『稽古屋』風にしてみたかったのです。こちらの落ちも、もともとは『色は思案のほか』(意味についてはリンク先参照)にかけたもの。

 主として労働紛争解決支援、あるいは個人向けの登記・社会保険等手続の代行を主たる業務とする当事務所にあって、他人の男女関係諸問題については、それが何らか法的手続に結びつかないかぎり当然ながら相談の範囲外である…はずです。

 その一方で、東京駅から東名ハイウェイバスに乗り、進行方向に向かって左側に席をとって下を眺めていると、西麻布~渋谷駅手前あたりで

-法律相談から人生相談まで-

 というキャッチコピーを出している法律事務所が見えてきます。いろいろな意味で、うまいコピーだと思います。このキャッチコピーに描写されるように、もともとなんらか悩みがあってやってくる人たちを相手取る相談担当者にとって、本体業務に関する相談以外のところで人生相談めいたことをするようになってしまう、という機会はよくあることです。担当者がそれを忌避軽蔑するか歓迎するか、はたまた淡々と時間で料金を徴収するかは、さておいて。

 昨晩もそのような相談がありました。携帯電話が鳴ったのは、22時前に隣県某市から帰ってきてそろそろ寝ようとしていた午前1時過ぎ。僕は携帯電話を電話に使うことがほとんどないので、不審感まるだしで電話を取ったら女性の声がします。当ブログを見ていたらしく開口一番

-センセイ、いま●●市におるの?-

 事案終了後経過観察中の、隣県某市のお客さまからです。しっかりと行動状況が捕捉されています。

 既に名古屋に帰ってます、という僕の返事は、何らか期待を裏切ったようで、今の彼女の状況についてお話を聞き所感を述べ、40分ほどで通話を終えたのですが、あちらさんはあちらさんでしっかりとブログのネタにしています(笑)。概要はリンク先をごらんのとおりなのですが、僕は男女関係分野の相談は全く不得意、もう全然ダメ、できれば忌避したいのですがこれ自体民事紛争の一大原因になっているらしく、いつのまにやら相談せざるを得ない状況に追い込まれていることが年に何度かあります。相談に時間をケチらない僕の方針上、自然とよその男女の

  • 結婚だの
  • 離婚だの
  • 同棲だの
  • 不倫だの
  • 果てはカラダの相性だのその時の技術の有無だの嗜好だの!

~と、まぁいろんなことを聞かされて耳年増への階段を一段飛ばしですっとんで行くこともしばしば。

 もっとも、こうした相談は聞いていて時々意識が遠くなることさえ気取られずにいれば、だいたいの場合相談者の話を聞くだけで満足、となることが多いので…いいんです。

 あと、直接お金にならないことが我慢できれば(泣)

速い!安い!座れない!―快速みえで伊勢市に行こう(苦笑)―

速い!安い!座れない!―快速みえで伊勢市に行こう(苦笑)―
 予想も覚悟もしていましたが、名古屋11時30分発快速みえ5号自由席は、名古屋発車時点で乗車率約120%。中途半端に並んで待つより発車3分前に駆け込むことを選んだため、順当に立席乗車中です。

 今日も伊勢市の司法書士さんのところへ行ってきます。多分、桑名か四日市で空席が出るはずです。

それは安易な、素人相談

 当事務所のコンテンツの一つである『ひとりで できるもん!?内容証明』に、またリンクが張られました。よくあることとは申せ…

 必ずしも歓迎できないのです。匿名で回答できる素人の相談サイトからのリンクは。

 上記のリンクを参照するとわかるとおり、相談者はわけもわからず回答者は迷走状態で正直言ってどっちもどっち、なのですが、なにより素晴らしいのはこの回答者です。調査の結果を見て、思わずひっくり返りそうになりました。

 さて当ウェブサイトのアクセス解析と上記リンク先の表示によれば、

  1.  相談が記載されたのが20時07分
  2.  この回答者がgoogleで『解雇予告手当の請求期限』と検索をかけてきたのが21時37分
  3.  同じ検索ワードでgoogleに表示されたいくつかの(玉石混淆の)ウェブサイトへのリンクに混ざって、この回答者が当ウェブサイトへのリンクを含む回答を掲示したのが21時40分。この間、わずか3分。

 3分ですよ!たったの3分!

 当然ながらこの回答者、当ウェブサイトのほかのページなんか見てもおらず、たった三分で情報を検討してリンクをつなげてきた、ということになるのですが…

 まぁこういう、善意はふんだんにあるけど脇のあまーい(チョコレートパフェに蜂蜜をかけたぐらいの甘さ!)お方とは、一生お近づきになりたくないもんです。『内容証明を送りつけるのもいい手だとおもいますよ。』とはなんともタノシイ回答ですが、この事案で内容証明送って一体どうするつもりなのか聞きたいもの。質問の内容を要約すると

  1.  パートの女性と飲食業の店長の男が不倫関係にあり
  2.  不倫がばれて女性の旦那が店長を追及したら
  3.  店長は女性をクビにした、と女性は認識した

 という事案らしいんですが、

・・・さてこんなもん、解雇予告手当の支払を免れる言い訳をそれこそ三分で複数思いつかないと企業側顧問の●●士なんざやってけない(もちろん僕は、やりませんが)し、何よりここで女性側の最大の弱みである不倫関係の存在にまったく着目しない回答者のレベルの低さに、読んでいて意識が遠くなってきます。

 こちらの攻撃に相手がどう反撃してくるか、を可能な限り推測して先手を打つ・防御策を講じておくのは労働紛争解決支援のための相談の、きほんのきほんのきほんであってこれができなきゃ相談辞めた方がいい、と常々思っているのですがさてこの呑気な相談者、まさか本気で内容証明なんか出さないことを祈らずにはいられません。ただこの相談者も真剣みがあるのかないのか、当ウェブサイトのコンテンツに興味はないらしいのが救いといえば救いです。間違って当事務所に相談に来られたら、回答の表現によっては不倫したあんたが悪いと言ってるように受け取られかねません。こっちの弱みを検討する、というのはしばしばそうした操作(執拗な詮索と取る人も不当な弾劾と了解する人もいる)が必要で、そのことはこれまでに僕と

反対尋問対策の打ち合わせ

をやって不愉快な不愉快な数時間を過ごされたお客さま方は、よーく知っておいでかと(笑)。

 


 ここで問題。対象者は社会保険労務士および司法書士の受験生の皆さんと、労働紛争と労働相談にご興味のある皆さん。

  • 上記の事案で、経営側(店長側ではない)に立ってこの女性の請求を揉み潰すには、どうしたらいいでしょうか。

 ~設問の仕方が露骨過ぎますが、あえてここでは『この女性の請求を実現するにはどうしたらいいでしょうか』とは聞きません。

 だって、実際に自分が想定していない相手側の妨害によって手続が破綻したら、そりゃ手続担当者であるアナタの能力が低くて想定できなかった→対処ができなかったor依頼人に説明ができていなかった、ということになるでしょう?

 さ、頭の体操のつもりで、考えてみましょう。イマジネーションを働かせて、合法なものから非合法のものまで、どーんと行ってみてください。20個や30個は出てくるはずです。

 さらにその各選択肢について、相手側のメリット・デメリット・難易度・費用を考えてみてください。そのことを、どうやって相談者に説明するか、も。

 ただし。来週実施予定の社労士試験の受験生さんは真に受けて考え込まないこと。こんなお馬鹿なブログを見てないで、当座の受験対策に邁進してくれないと…知りませんよ?

2020.12.01修正

回数券で桑名に行こう(笑)

回数券で桑名に行こう(笑)
 昨日と同じようなタイトルですが、打ち合わせのための県外出張です。12時15分栄バスターミナル発陽だまりの丘行き…知らない人にはまったく行き先が想像できない、三重交通の高速バスに乗車中。

 今回も4枚綴り25パーセント引きの回数券を導入しました。三重県北勢のお客さまの事案を伊勢市の司法書士さんと受託する、ということで、これからしばらくは『対三重県出張促進月間』になりそうですから。

 乗客2名のバスは、一路桑名市西郊のショッピングモールを目指します。ご機嫌な昼下がりです。

回数券で伊勢市に行こう

回数券で伊勢市に行こう
 7時50分名古屋発快速みえ51号で、伊勢市まで行ってきます。

 当地の司法書士さんとの技術交流の一環として、今年は割増賃金請求訴訟を、お客さまの承諾を得て共同受託することができました。三重県からの労働事案のご依頼は少ないため、こうした機会は貴重なのです。

 今回組成された、ささやかな司法書士団(弁護団といういいかたに対して、さてこれでいいのやら)ですが今後も必要があれば、いろいろな事務所におなじやり方で技術移転しうる可能性として、この事案では綺麗に成果を挙げてみせたいところです。

 そんな思惑もあって、これから伊勢市への来訪頻度が上がります。そこで、伊勢市まで1枚あたり1200円の回数券を導入してみました。
 快速みえは桑名あたりまで恒常的に混みあう列車ですが、さらに青春18きっぷ利用者も結構混じっていそう。結局この日、松阪をすぎて多気までは座れませんでした。

年初来安値ばんざい?

 平成15年に社会保険労務士として開業するまでは現物株や投資信託で遊んでいたのですが、最近とんとご無沙汰です。一時は生活費にすら危機感を覚えるような状況まで行ったのだからそれは仕方ありません。いまでは独立前から継続して持っている金融商品は二件の変額保険のみです。

 この変額保険の特別勘定について、日本株に投資する特別勘定100%から日本を含む先進国の国債に投資する特別勘定80%:日本株の特別勘定20%に変更すべくスイッチングを行ったのは、今年4月のこと。その時点で日経平均(この指数を説明に用いることは正しくありませんが、通りがいいので使います)約17200円でした。

 簡単に言うと、投資の方向を株式から債券に大きく変えたことになります。変額保険は、自分が選んだ特別勘定の運用成績が解約返戻金や死亡保険金・満期保険金に影響してくるので、これがしくじったら還暦を迎える僕の満期保険金が少々減るかも、しれません。

 その後日経平均18000円を超えたあたりで一時は頭を抱えた(そのまま株式に投資し続ければよかった)ものの…

 ここ数日、僕は結構シアワセです(笑)

 ニュースでは街角でサラリーマンを捕まえて

~いやぁこんなに下がるとはねぇ困ったよ云々~

 などと言わせているのですが、一人くらいああしたインタビューで「ワタシ信用売りしてますんで(日経平均ベア型投信買ってますんで、でもいいけど)」などと言い放つ人を見てみたいもんです。

 でも実際、今回の急落で信用取引をしていて大怪我する人が大量生産されたんだろうなぁ…このまま下落してくれれば債務整理が専門の同業者さん達は忙しくなるかも、などと思ってもみたり。

 ただ、当人としては現物株を買ってるつもりでも客観的にみてそれは信用取引並に危険では?と思うことがあります。それは

 サラ金からお金を借りているにもかかわらず現物株・投信を買い込むこと。

 わかりやすく言えば、年利18%で100万円借りているのに100万円分投資信託買った、という状態です。信用取引と違って強制的に手仕舞いさせられることはないのですが、当人の実力の数倍の取引を成立させられる=レバレッジが効くかわりに投資判断を誤った時に被る損失も大きいことは共通です。上記の例なら必ず年18%(足すことの、投信なら購入手数料や信託財産留保額・源泉徴収税控除分)より高い運用成績を上げて見せなければ損失を発生させることになり、そんなマネがコンスタントにできる奴ならそもそも金など借りねばならない状況にはならない、というのは…

 わかっちゃいるけどやめられない♪

 ってことなんでしょうか。当事務所でも

  •  サラ金に7桁の残高があるのに
  •  ある株をなぜか●●万円で1000株購入後、いきなり死亡
  •  その後諸事情により、遺産分割不能になって株は塩漬けに
  •  ただしサラ金だけは、団信生保でチャラ

 という事案をみたことがあります。当人がなにか目算があってその株を買った、というわけでは全くなさそう…なのですが。

 試しに調べてみたら、ここ数日の急落を経てなお、その人の株は

 配当込み年利換算約40%

 の値上がりぶり(うゎぁ)

 もちろん『狙って常に実現できるなら』いいのですが、『そうでないことのほうが多かった』からこの人、多重債務者になってしまったわけで。

 さてこの株式、一単元1000株しか保有してないのに相続人が複数おりほかに金融資産がない以上いずれ売却せねばならず、そのタイミングの選定にはかなり僕の意見が影響する、という状況にあります。

 ・・・僕個人としてはもう少し株安が続いて欲しいのですが、これを利益相反とは言わないにしろ、この株どうしてくれようか、悩ましいものがあります。

 というわけで。今日の相場のことわざ。

 信用取引は、乞食への一里塚(失笑)

VIVA! 『こちらの都合』 ―または、『両国最高♪』―

VIVA! 『こちらの都合』 ―または、『両国最高♪』―
フロントのお姉さんが、ブログのネタをくれました。

〜こちらの都合で広いお部屋になっておりますが、そのままお使い下さい〜

ここは両国にある、地上25階建てのホテルです。お客さまとの打ち合わせのため、例によって少々ホテルのグレードを上げています。わりあてられたのは、21階のお部屋。

…というより、展望台(笑)

真っ正面だけはビルが立っているものの、窓の下には隅田川、左手はるかに東京タワー、16時から始まった打ち合わせが昂じて日が沈む数分間は思わず席を立って、たそがれてしまいました。

終了後に入ったお店は、蕎麦屋だと書いてあるにも関わらず酒の肴が素晴らしく、こちらも大当り。これだけのこと、と言ってはそれまでですが、両国がお気に入りの街になりました。

半分出張半分放浪

 明日は久しぶりに、白昼堂々青春18きっぷで東海道本線を東上します。

つまり浜松-熱海2時間24分が、ロングシート(泣)

 できれば避けたかったのですが、予算の制約からやむを得ずこのようにする、ということになりました。今次の出張では、

  1. 13日 都内の宿泊先ホテルにてお客さまと打ち合わせ。尋問対策。
  2. 14日 東京地裁にて別のお客さまと、相手方会社の●●申立書閲覧。
  3. 実家へ帰り、2~3日引きこもり(笑)

 という予定です。13日のお客さまからは東京都内での打ち合わせ2回分について交通費1万円、14日のお客さまからは打ち合わせ1回分について交通費5千円の請求をお認めいただいており、つまり今回は合計1万円でどうにかしろ、ということ。ただ、今回都内で若干いいホテルを使うこととしたため、数千円足が出ることにはなっています。開業以来の方針として向こうしばらくの間は預金残高より実務経験を増強することにしていますので、まぁそれもよいか、と。

 で、今回、打ち合わせすべきお客さまの所在地は台東区上野なのですが、墨田区の両国駅付近に宿を取ることにしました。宿からほど近い江戸東京博物館の特別展の内容とはそりゃもう、ぜーんぜん関係ありませんから。全然。

 今回は滅多に経験できない尋問対策の打ち合わせと、これまた滅多に見られない相手方会社のある申立書の閲覧ができる、ということで、何にしろこの内容でなら東京往復で一万円もらりゃ結構さまさまだよ、と思っております。

 ただこの請求は、当事務所名物の旅行書士報酬規程、即ち

  1.  目分量で見積もって
  2.  お客さまの懐具合と請求額を上目遣いで伺いながら
  3.  ガラガラポンで算出決定し
  4.  なんとなく減額する

 という極めて綿密な算出過程を経ておりまして(失笑)

 ただ一応こんな事務所にも原則はちゃんとあり、新幹線普通車指定席を利用した運賃料金および行動1時間あたり2000円の出張料金を請求する、ということも一応可能で、やったこともあります。これだと当事務所最寄り駅の地下鉄桜通線野並駅から東京駅まで往復22540円、出張料金5時間分1万円、合計3万円余の請求をかけてみたことも。

 まぁこれは、

  •  よーっぽど受けたくない依頼とか
  •  先行するいずれかの時点で積極的に僕の指示に逆らったとか
  •  報酬体系を整合させる必要がある他の事務所経由で依頼が来ちゃったとか

 そうした時にしか使いはしませんが、それでも一応原則ですから原則。半年に一回ぐらいしか発動しないっていうだけで。

 ですので東京一往復三万円取ることもできればその三分の一で済むこともあり、これはその時その時で決まるのですが、これまたごくたまーに立場を間違えるお客さまがいらっしゃいまして…

 あるときに、バスでは日帰りできないような遠方の、ある役所で行われるなんら出頭の必然性がない手続がありまして、にも関わらずそれに私が任意に出頭したら、(それまでの出張における請求額と同じ)
●万円を支給します
などと電子メールで一方的に言い渡してきたお方がありまして。

・・・ぶち★

 拝読した瞬間、後頭部のどっかで血管が切れる音がしましたが、今のところ通常作業に支障はないようです。ただ、頭のなかで四文字語の語彙がいくつか増えた気はします。

 まぁ、すれっからしになりきるにはまだ数年かかりそうなので、まだ当分の間創意と工夫と若干の我慢で諸費用の低減に努めるとしましょう。安いだけの事務所と見切られるのには到底我慢なりませんがぼったくりに走るのはもっと嫌という、まぁ開業4年の微妙なお年頃なんで。

 もちろん誰かが勝手に決めた金額を支給していただくいわれは、ありませんので…この言葉は禁句です。禁句!

2020.12.01修正

連敗記録をごらんください

 昨年もあったのですが、労働紛争の解決支援を主たる業務とする当事務所はただいま夏枯れの時期に入っています。お盆という超閑散期を中心に、だいたい九月中旬ぐらいまではあまり依頼がはいりません。

 今日はその夏枯れを一層促進させるかもしれない話です。

 さて先頃ようやく、当ウェブサイトの『労働裁判事務統計』を7月31日付けのデータで更新しました。これまでの事案の概要をデータベースに入れて集計をとるようにしたのですが、いくつか集計方法を変えています。中でも

 負けてるように読みとりやすく変更しました。

 今年に入って、主として割増賃金支払い請求を中心に民事調停・商事調停を申し立てた三件の事案が、ことごとく不成立となっています。

 そして調停不成立の場合は申立手数料の差額を払って訴訟を起こすことができますし、調停ではこっちの主張の当否がどうあれお馬鹿な会社側が「カネは絶対払わない」とゴネ続ければ不成立で終わる脆弱性を持つので僕の技量が低いから負けた、と言われても困る面があり、これを負けた負けたと言うのも鬱陶しい面があるのですが…

 少し考え方を変えてみました。これを読んで負けたと思うお方ならば、まぁ後々おつきあいが辛いことは見えきってるんでいっそ負けたと言ってみてはどうだろう、と。ですので今回、統計中『実現した成果』の項では調停不成立の結果を、申立で回収できた金額ゼロ、と扱っています。

 そして、この不成立事案三件のうち二件はただいま通常訴訟係属中、一件はそのまま依頼終了ということで、残り二件の結果はまたいずれ、集計して公開できることがあるでしょう。あるいは、今度は『調停不成立になった事案の行く末』を分離して統計を取るのもいいかもしれません。

 どうせ不成立になるのが見えているならあえて調停を経由する意味ないのではないの?と思われる人もいるかもしれませんが、実はそうでもありません。大規模庁ならそれなりにまともな調停委員にあたることが期待できるため、調停がすすむ過程で訴訟になった場合の展開を予想できることもありますし、裁判手続初体験のお客さまに「とにかく裁判所に入って自分でなにかやってくる」事に慣れる、という点ではいきなり法廷に入ってもらうよりよほど良いと思います。

 ですので今後もおそらく連敗記録、というより不成立記録を山積みにすることを覚悟しつつ、お客さまのご希望と実情に応じて調停申立から入ってみることにしようかと。これから先の司法書士人生で、いったいどれだけ『負け』られるのか想像もつきませんが。

 ちなみに調停でなく訴訟においては、回収額皆無の事案は相手方会社の破産による1件のみ、和解での回収額の最低は訴状記載の請求額の43%というのがありますが、これは本来取りたい金額の4倍ほどの請求をぶつけて大譲歩した『ふり』をした、というものですので、僕とお客さまの認識では気持ちよく勝たせてもらった事案なのです。

 あとは、割増賃金を自分で計算されてくるお客さまはよくいらっしゃいますけれど大抵の人は不正解、だいたいの場合僕はその計算より何割か増やして請求をぶつけ、なにがしか譲歩したように見せかけてお客さまが当初とりたかった金額だけはきっちりふんだくる、という展開は割と好きなんですが、このへんを全部ひっくるめて公開すると…

 見てくれが悪いですねぇ(嘆息)

 まぁ、『あなたのお悩み即解決!無料相談好評受付中!』などと適当なセールストークとともに満面の笑顔の写真を晒して安易な顧客を誘致するような、よくあるウェブサイトにはしたくないのでこのまま行ってみます。

  それに、たとえば全面勝訴したってそれがお客さまにとっていいことか、はまったくその限りではなく、初体験であまり気持ちよく勝ってもらってもその人の以後の人生に悪影響が生じたりする、ということは実際にあります。まあそういった、

  •  勝訴判決とっちまったよ…いいのかほんとに?
  •  請求額の4割の和解で大勝利!おめでとう!

 という事案が混ざっての、『すずきしんたろう事務所労働裁判事務統計』です。行間をよく読んでお楽しみください。

それは愉快な弁論準備期日

それは愉快な弁論準備期日
大阪での用事が終わり、淀川を渡って東へ、静岡県掛川市を目指します。少々早く大阪駅に着いてしまったため、空いていた13時11分発普通京都行きにのってみました。掛川までは約5時間のみちのりですが、気分が軽いこと軽いこと。
期日2日前にようやく敵さんから出て来た準備書面の内容が、割増賃金の算定の基礎となる賃金について大部分こっちの主張を認めて来たものだったのです。数種類ある諸手当を手当たり次第に割増賃金の算定基礎に入れまくった(もちろん無茶苦茶やったのではなく、被告会社賃金規程と少〜し違う見解を主張しただけ)当方の訴状に対し、被告会社は第一回期日でこの部分だけ認否を留保していたので気が気ではなかったのですが、無駄な抵抗はなさらない弁護士さんが向こうについて下さったようでこっちも助かります♪

でも、現に働いている人達は不当に少ない割増賃金に甘んじているまま、なんですがね。
この会社は結構大きいので、この被告準備書面持って労基署にでも駆け込んだら、あるいは賑やかなことになるかしら、と思ったりもします。

この会社のCMを見るたびに、ちょっと笑ってしまいます。

昼は大阪 夜は掛川

 お客さまに話すとたいていの人は驚かれる(嘆かれる)のですが、裁判所にも事実上の夏休み期間があります。といっても完全に機能がとまるわけではなく、例えば普段は一ヶ月後につぎの口頭弁論期日を入れてくる裁判所が、7月の期日の次は9月中旬だったり。

 現時点で、労働訴訟6件その他の訴訟1件を担当中の当事務所もそのあおりを受けています。8月は、あした大阪府内の裁判所で1件、月末に名古屋地裁で1件、それぞれ傍聴したらあとはすべて9月です。しかも月末の一件はすでに結論が出ている事案。よって傍聴も準備書面作成も不要です。

 というわけで9日以降夏休みにして半分私用で客先まわり(さて関東から九州までって感じで)にしようかな、と思案している今日この頃です。

 しかし。

 静岡県掛川市のお客さまに、まだ登記済の書類を渡していません!

 一方で。

 あしたの大阪出張ですが、往路片道のみ近鉄特急で3200円、復路は旅行書士報酬規程を適用して青春18きっぷ1日ぶん2300円、の請求をかけています。午前中に傍聴すべき期日が入っているためです。

 と、いうことで!

 この際なので大阪からそのまま掛川まで地を這っていこうと決定。掛川のお客さまにはアポイントメントが取れたので、順当に乗り継いで18時30分頃到着とします。ありがたいことに、夕ご飯を振る舞って頂けるとか(わーい)。

 もちろん、午前の用事をすませて大阪発13時30分の新快速に乗り、米原→大垣→豊橋→浜松と順当に乗り継いだらたまたまこの時間になりました、というだけで…

 そういえば大学時代の友だちが今年、卒業から11年ぶりに会いに来てくれました。在学中から示唆に富んだ発言を聞かせてくれて、尊敬していた彼女なのですが、迎えに行った道すがら言うことには

慎太郎くんはいつも、誰かからなにか食べさせてもらってるんだね

旅行書士 対 旅行依頼人

 旅する代書やさんが旅行書士なら、遠く旅して愛知県名古屋市の当事務所にやってくるお客さまはなんと言えばいいのでしょう?

 旅行客とか?(違うっ)

 ここでは一応、旅行依頼人とでもしておきますが、ここ数日でそんな方がいらっしゃいました。一人は東京から。もうお一人は大阪から。

 東京からのお客さまは労働相談がご希望。当事務所に来ると言ってきた時点でストップを掛けた(自分は当然にやることでも、他人にはお勧めできないことなので)のですが、たってのご希望と言うことでお越しいただくことにしました。相談実施時間を午後からとご指定いただいたので、もしやと思って問いただすと

青春18きっぷを使ってきた

 と。それにしては、こちらの予想より来訪時間が少々遅かったのですが、これは単に計画を誤っただけのようです。さて16時前から始まったこの相談で、まず僕がしたことは時刻表を繰って18時頃までは滞在可能と特定することだったのですが、理論的には18時22分金山発(18時18分名古屋発)の新快速に乗ってもらえれば、豊橋→浜松→静岡での乗り継ぎを経て22時30分熱海発、最終の品川行きに間に合う(ただし、川崎で日付がかわるのではないかと考えますが)ので、なんとかお住まいのある板橋区内までたどりつけるようです。

 よって、地下鉄ぶんを考えても東京-名古屋間往復で、三千円ちょっと。いっぽうで当事務所の相談料金は、2時間4000円。これを高いとみるか安いとみるかは、判断が分かれるところです。

 今日おいでになったのは大阪からのお客さま。こちらは労働訴訟遂行中の方です。書類の受け渡しをする必要があったのですが、今晩なら当事務所に来られる、とのことでしたので何にもかんがえずに承諾しました。

 で、「今日はなにか他の用事があるんですか?」と呑気に聞いたら

 「いえ、これだけ」とおっしゃる!

 まぁ確かに、たとえ短くても面と向かって話をすることは大変重要で、だからこそ僕も、遠方の方でも裁判書類作成受託前にはかならず面談を経ている、というより電話とメールだけで訴状書け、と言ってくるような連中は片っ端から追い返しているのですが…

 原則論って、貫徹されると結構怖いもんですねぇ(嘆息)

 特に、自分がやってることでもそれと同等のことを他の人がやるのを見ると、そう感じました。

 さて今回東京からお越しのお客さまですが、昨年夏に東京都台東区からお越しになった方とならんで、当事務所最遠距離来訪者の一人になる可能性がありそうです。鉄道営業キロベースでは最遠、直線距離では従前のお客さまの勝ち(って勝負の世界なのか?)になるようです。おめでとうございます~


付録

 青春18きっぷで東京から、愛知県名古屋市にある当事務所まで相談に来よう!という物好きひたむきなお客さまで、かつ鉄道ファンじゃない普通人のみなさん(って、いるのかしらん?)のために、当事務所推奨列車を挙げておきます。

 下り

東京発5時20分静岡行き 静岡8時26分着(名古屋11時12分着)

 上り

(名古屋16時43分発)静岡発19時35分東京行き 東京22時43分着

 この一日一往復については運用の都合上、特急用車両を使って普通列車に充当しています。よって、座りさえすれば東京-名古屋の行程の約半分をリクライニングシートの車で移動できます。

 これを軸に静岡-浜松-豊橋-名古屋については適当に接続するよう行程を組むのですが、最速で乗り継ぐとカッコ内のパターンになってきます。東京発がちと早い、という方には、東京7時24分発伊東行きに熱海まで乗る、というのもよいでしょう。この列車も特急用車両を使います。ただ、ラッシュアワーど真ん中の時間ですので必ず東京駅から、しかもそれなりに待って乗らないとかえってひどい目に遭いかねませんが。

 さらに遠方、千葉・栃木・埼玉・群馬県からの方の場合には、開き直って沼津または熱海まで普通列車のグリーン車を使われることをおすすめします。

 湘南新宿ラインで高崎線・東北本線、あるいは総武本線・内房線・外房線から東海道本線沼津方面の普通列車に乗り継ぐ場合は、改札をでなければ一枚のグリーン券で乗車できますので、平日950円土曜休日750円で高崎・黒磯・木更津・上総一ノ宮から熱海(沼津)までグリーン車を使えるなら、それなりに悪くないと思います。

 乗り継ぎの関係上この制度の対象とならない常磐線沿線のお客さまには身の不運を嘆いてもらうしかありませんが、いま係属中の方はいないのでまぁよしとします。

 と、いうわけで。

 どうしても来たい人を止めることはしませんが、せめて賢く楽に移動してください。あなた自身のために。

僕は違いのわからない男?

 国道42号線の道の駅で、興味深い商品を見つけました。値段は数百円なので、買ってみます。

 材料は

  •  甘草
  •  天然塩
  •  天台烏薬

 封を切ったら、漢方薬のにおいがします。もみだし可能な、麦茶のパックみたいなものに入っています。

 で、これ入浴剤です。食い物ではありません(と、商品にも書いてあります。しっかりと)。その名も『くまの古道の湯』。さすが紀伊長島だと一人納得します。

 ところでこの商品、手にとって製造者を見ると確かに紀北町紀伊長島区内の会社のもの。それはいいのですが、同じ陳列棚の下の段に、同じ会社の商品があるのを見つけました。

 だしパックです。こっちは調理用。かつお節とか昆布を主たる材料としている、あの『だし』。

 ・・・なんだか割り切れない気分。バ●クリンの会社はダシの素を売ってないしミ●カンやキッ●ーマンは薬用入浴剤を売らないのではないかと、思うのですが、だしの方は次回のお楽しみにとっておいて、今回は入浴剤をためしてみます。

 色・香りとも全般的に、やや控えめな気はします。鼻が悪ければ、あるいは無神経な人なら、黙っていればわからないかも。

 が。しかし。ここまでならタイトル通りだったのですが、入浴後に効果(というべきか)が出てきました。

  1.  体からほのかな薬草の香りがします。色気とはほど遠い香りが(失笑)
  2.  手がすべすべしてきました。加えて、こころなしかお肌全体がしっとりしてきたような(ってこれは素直に喜んでいいのか?)
  3.  湯冷めしにくいかもしれません。ただし、夏なのでそのこと自体いいことかどうかはさておきますが。

 と、いうわけで。こいつは贈答用としては悪くないかもしれません。

 なにしろ香りが香りなので、たとえ女性におくってもこっちに色気がないことははっきりと伝わります。でもって効果はありそうなので、風呂の残り湯で洗濯をしない(今回採用した三種類の入浴剤のうち二種類は、残り湯のすすぎへの使用不可。もう一種類は洗濯・すすぎとも不可)おうちの人にはよいかな、と。

さてこの入浴剤、あと二種類残っています。いずれも甘草を含むもの。

 ええ楽しみですよ。いろんな意味で。

創業四周年 -裁判所からのプレゼント-

 国道260線を西へ、さらに42号線を南へ、尾鷲までやってきました。今日はここで泊まります。

 さて、平成15年8月1日、社会保険労務士すずきしんたろう事務所として創業した当事務所は、当初8ヶ月間売り上げゼロという記録を残しつつ(笑)いまは旅行書士として(汗)なんとか四年間生きながらえることができました。今日までにお祝いのお便りや品物をくださったみなさま、どうもありがとうございます。

 裁判所からも、僕が待っていたものが届きました。

 ある労働訴訟で使用者側の弁護士が申し立てており、僕が反対の意見書を出していた移送申立に対する、申立却下の決定です。

 これで僕のお客さまは、今後愛知県内にあるご自宅最寄りの裁判所に通えばよく、被告が申し立てていた東京地方裁判所には行かずに済むことになりました。大変満足です。

 この春から先月までは、公私ともちょっといろいろありまして気分がくさくさしていたのですが、これで晴れてすっきりしました。あとは台風の動向を気にしながら、ゆっくり名古屋に帰ります。

黄色い軽自動車、海へ

黄色い軽自動車、海へ
窓を全開にして、風が入るような旅は、もう鉄道では難しくなってしまいました。

ですので、先頃11年目の車検を通過した愛車で遠くに行こう、というのが今回の出張、というより旅の目的です。やってきたのは志摩半島五ヶ所湾。伊勢市から一時間で、志摩半島の太平洋側に出てきました。

今日はこの国道260号線を西へ、紀伊長島の方へ向かいます。

予定も宿泊先も決まっていませんが、この町に二人しかいない司法書士さんに表敬訪問することが昨日決まりました。遅れないように出てきたら、90分ほど早着しそうです。

八月も、いい旅ができそうです。

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