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補助者さま 降臨!

 ますます業務逼迫の度を加えつつある旅行書士事務所に、一筋の光明がさしてくるかもしれません。これは明るいはなしです。

 さてこの事務所、登記やら債務整理といった定型処理可能な業務をどんどん受けるようにはなっておらず、そうそう儲かる仕事を常に持っているわけでもないので、常勤の補助者さま(あ、当事務所では今日から補助者は補助者さまと言うことになりました。ちなみに補助者というのは業界用語で、事務員あるいはパラリーガルのこと。)の雇用には適さない面を強く持っています。本職ですら、忙しければ夜なべ、ヒマならば昼寝といった塩梅で。

 ただここ十ヶ月ほど、昼寝より夜なべの割合が不気味に増大してきつつあります。この状況下にあって僕が発動したのが、隣県に住む専業主婦である姉上に一部単純作業を外注する『姉上テレワーカー計画』。

 その顛末は『姉上テレワーカー計画 発動!』・『姉上テレワーカー計画 迷走!』という過程を経てなんとか姉上の戦力化へとたどりつきました。ただ、単純に入力するデータが膨大にあればともかく、少しずつ形態の違う作業が渋滞している場合は、作業指導ができないという欠点もあきらかになってきました。これへ対処するには、やはり事務所に来ていただけるかたちで仕事を手伝ってもらう必要があるのです。

 ただこれはこれで大問題で、ブログではおちゃらけたことを言ってる割に扱いを誤れば一企業の存立が危うくなるような情報(価値は一見してはわからないので、なおまずい)にも触る可能性があり、この事務所の性質を理解できていてかつ身持ちの堅い人でないと怖くて雇えないというのが正直なところです。

 ですがそろそろ『ひとをやとって仕事する』ことを学んでいかないとこの事務所、いつまでも労務倒産の崖っぷちでビバークする状態から抜け出せません。

 ですので勇をふるってこのたび、まずは十数時間ですが、補助者さまを招聘することといたしました。まずはこちらの最繁忙時のみお願いする、という都合のいい観点から、姉上テレワーカー計画における作業時間単価である時間2000円の条件で。さらに、少々遠いところからお越しになるので、

 題して、『旅する補助者さま計画』(笑)

 ・・・ここは本職が2時間4000円で相談やってる事務所だったっけ、というのはこの際脇に置いておきましょう。僕がこのお方を当事務所最初の補助者さまにお選び申し上げたのは、このお方が同業者以外で唯一、当事務所の業務に真っ向から苦言を呈してきた人だから、なのです。この方の苦言は、感謝より貴重だ、ということで。

 ところで、よほどのことがない限り、当事務所の作業は時間1000~6000円(登記だと1万円にタッチすることもあるが労働紛争に入れ込む場合だと数百円になる)を目途として行われているのですが、そこはそれ。補助者さまを動員してペイする仕事のみ、つまり労働紛争なら書類作成開始時に6桁の料金を収受している仕事があるか、おいしい登記申請がたまっている場合のみ補助者さまにお越しいただければよいのではないかと考えています。

 むしろいきなりフルタイムで雇って漫然と常勤で雇い続けると、景気が悪くなったからクビ、などと言わねばならなくなるわけで。これをやらかしたのが、僕をクビにして僕が被告にした●●書士兼●●●●●●士二名のうちの、最初の人物です。

 おそらくは今後、おっつけ仕事が定常的に増えるなら、常勤パートの補助者様を募集すればよい、フルタイムで働く人はさらにその後、と段階的にやっていくことになると読んでいます。

 自分が補助者だったときには、雇い主だった●●書士兼●●●●●●士は二人とも本人訴訟で訴えてしまった(ある意味で、こいつらは当事務所の生みの親とも言える)のですが、それを思うと自分もいつ被告になるかわからない、ある意味そういう世界へ踏み出すことになります。司法書士事務所で補助者に時給2000円は法外なのでないか、という考え方もある(特に、人を雇うことを思い切り安易に考えた場合)かもしれませんが、よそはよそ、うちはうち。

 でもねぇ。素朴な疑問なんですが、当事務所でも所有権保存→抵当権設定登記2件をお受けすれば7万円にはなるのですよ。

 そしてこれに必要な補助者さまの作業って、たぶん事務所内では1時間程度。

 あと、外に出る作業として、銀行2回、法務局2回、お客さまとは2回(当事務所ではね)面談をするけれど、上記のうち銀行1回・法務局1回程度は補助者さまでもかまわないとすると…

 名古屋市内ならば、補助者さまの総拘束時間約4時間&本職の作業時間ほぼ同様、ならば仮に補助者さまに時間2000円払ったってたいしたこと無い…と思ってはいけないのでしょうか?以前僕を雇っていた奴の、補助者への残業手当削って作ったようにも見える妙にでかい家やこぎれいな事務所がふと頭をよぎります。

 もう一方では、退職金をサクッとスって生命保険も解約したさえない初老男性、ばあさんが『離婚する』と自宅兼事務所を飛び出していく姿も。

 僕としては前者にも後者にもたどり着きたくないのですが、たどり着ける可能性だけはひらけてきたようです。とにかくこの補助者さまはこれまでにも僕に、いろいろなことを経験させてくれた実績があり、大変期待を寄せておりますよ。

 と、いうわけでお客さま各位に業務連絡。

 当事務所に電話を掛けたらある日突然いつもと全然違う素敵なお声の誰かが出てきても、それはそういうものだ、とご理解ください。

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