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ただいま書類作成中

 当事務所は、地上7階。ベランダから西を見ると、養老山地に日が沈んでいきます。なんとも侘びた風情です…が。

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今を去ること2年前。司法書士として登録後半年経ってなお、月に1件しか依頼がなかった一昨年の今頃は、この夕日をみながら『このまま落っこちたら、ちっとは楽になるのかねぇ』とため息をついたことも一度や二度ではありません。

幸か不幸か決行しなかったために現在に至っているのですが、今では『もう少し依頼が減ったら、ちっとは楽になるのかねぇ』などと寝ぼけたことをつぶやいてみたりします。今日は一日、納期遅れの民事調停申立書を作っていたのです。VDT作業のやりすぎで目と頭の後ろと背中と首と肩と肘と手首とお尻と腰が痛いです(笑)

原因は、今にして思えば実に些細なこと。

表計算ソフトで勤怠計算をする際に、小数点以下の桁の処理を統一していなかった、のです。

ところがところが。だいたいこの手の失敗は、ノリノリで書類を作っているときには気づきません。大体の場合、いったん下案をお送りして検討してもらっているあいだに、つまり作成後数日寝かせたあとに気づくのがお約束です…そこを今回のお客さまは、見逃しませんでした。いやお目が高い(揉み手)

ここである意味、調子が狂ったのでしょう。電卓を叩いても叩いても、お客さまのいうように確かに一致しない数値が出てきます。

でも表計算ソフトの中では、まったくためらいなく…まちがっているらしい数値をたたき出してくる。打つ手に詰まって筆算やったら、これは電卓と一致。つまり、表計算ソフトの方がなんらかおかしい、ようです。

ここで作業は一頓挫。いよいよすべての計算を一旦電卓で展開するところまで行って、ようやく今週、ブレイクスルーと相成りました。無駄に吹き飛んだ時間、約1ヶ月。

理由は単純でした。割増賃金算出の際に必要な通常の労働時間の賃金を出す際に、大本の計算では、『小数点以下3桁(厘単位)』まで出して(ここでは小数第4位で四捨五入)、セルの表示形式で『小数点以下2桁まで表示(よって厘単位で四捨五入される)』にしており、この数値を引いて各月の未払い賃金を計算する際にはなぜか、セルの表示形式として『小数点以下を非表示(よって表示としては、銭単位で四捨五入)』にしたまま稼働時間数や割増率を掛けていた、と。

したがって、見かけ上は表示されている数値の陰にはじつは小数点以下3桁までの非表示の数値が隠れていて、表計算そのものはこちらを使っているため画面表示を追って電卓を叩いた結果と一致しない、ということになっていたのです。

大汗をかきながら、計算過程の片っ端から小数点以下3桁を切り捨て&2桁まで表示に統一し、どうやら筋の通った計算&説明ができるようになりました。やれやれ、です。お客さまには申し訳ないのですが、これでまた新しい、失敗のツボを押さえることができました。

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コメント

実は私も2年ぐらい前、Excelで計算式の値が小数点以下になっていて、しかも非表示になっているなどとは気付かずに、気持ちわる~い思いをした経験があります。やっとわかったときには勝手に四捨五入するな!と言いたくなりました。表計算ソフトを使う人は皆、こんな目にあっているのですね~

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