人間なんて汚いもんさ、と改めて知った日

非定型的な裁判書類作成多めな代書人事務所を数年経営するほか、上記の真理を知るにはいくつかの方法があります。

たとえば、そいつが使ってるPCのキーボードを分解掃除するとか。

一年ほど通常使用していれば、人体由来の各種落屑物(頭髪体毛含む)がごっそり出てきます。

また別の凄い方法に出会ってしまった、という話です。

東海地方も先日梅雨明けを迎えまして、直後の日曜日である昨日を待っていました。買い換えてから数年経った敷き布団を、丸洗いしたかったのです。

業者さんに布団クリーニングに出す場合は1枚あたり4~5千円を要します。でもその布団の購入価格がたしか5千円ほど、ということで現状に甘んじるか数千円を投じて現状を打破するかの選択、ということ。これを自宅で行うならば。

GoToキャンペーンで割引き後の価格を基準とすれば、どこか近場の温泉宿に一泊できそうなお金が浮くのです。飲み会一回分かもしれません(いずれにせよけしからん、という印象をお持ちの読者もいるかもしれませんがご容赦ください)。

手順は一般的に次のとおりであるとされています。

浴槽に所要の水またはお湯を張り中性洗剤を溶かす→踏み洗い後、複数回水を入れ替えてすすぎ→お好みにより柔軟剤使用→水をできるだけ切って数日間、干す

…数日間。

お天気がいい日が連続しないと作業できない、ということで梅雨明けを待っていたのです。

早起きして朝7時のNHKニュースの開始から終了まで、念入りに踏み洗いをした結果。

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自らの人体由来の物質とは思いたくない色合いに洗濯液が染まっています。

いえ、厳密には染まっているのではなく、水溶性でない物質も混入していることを排水時に確認しました。

なにか黒いざらざらしたものが浴槽の底にありまして(汗)

実はぼくイカなんです、ちょっと墨など吐いてみました、といっても信用してもらえる程度には黒いなにかが、液体固体とさまざまな様相で吸着されていたようなのです。僕の敷き布団には。

このほか注意事項があります。

・夏はお湯を張って踏み洗いをすると、5分経過したあたりで異常に汗がでてきます。作業者の脱水対策を要します。

・すすぎ完了後はなんとかして脱水する必要がありますが、踏んでも無駄です。ある箇所を足で踏んでもその隣の踏まれていない部分が水分を吸収してしまいます。

・結果として浴槽のフチにひっかけて水を切る程度にしか脱水できないため、洗い→すすぎ①→すすぎ②→柔軟仕上げ→簡易脱水まで完了して浴室から布団を搬出できるようになるまでに1時間半はかかり、その間ずっと肉体労働になります。

・夏季晴天無風最高気温33度、といった条件下でも一昼夜では乾きません。そのまま二日目の昼が終わっても微妙な感じです。

●したがいまして、本日も敷き布団がない一夜を過ごすことになるのです。

冴えないローカルフェリーの二等船室を彷彿とさせる寝心地を、まさか自宅で満喫できるとは(苦笑)

地下鉄全線24時間券を24時間30分使うはなし

神さま、感謝します。

明日で17周年という今日まで生き延びさせてもらえたばかりか、●件もの連件の登記のご依頼までいただけるなんて(苦笑)

思わず法務局前で、記念に写真を撮りました。

開業17年目の司法書士が法務局に登記申請出しに来て記念写真を撮っていいものかどうかはさておいて、昨年から名古屋市営地下鉄にも導入された表題のきっぷの話です。

従来の名古屋市営地下鉄では(そして、現在も多くの鉄道では)一日乗車券は発売されていても、暦日をまたがって連続24時間で利用期限を切るような乗車券は設定されていません。一昨年でしたか、東京メトロがこれを導入したときはひどく嬉しい思いをしたことを覚えています。理由は簡単で、東京出張第1日目の正午から使い始めて午後に一杯利用して宿に戻る=一日乗車券の頃ならその日の終了とともに利用を終了させられても、第2日目の朝に宿から国会図書館へ行くのに同じきっぷが使えることになったわけですから。

これが名古屋市営地下鉄で使えることになると、発売額が同じで実質的には二日間有効になったに等しいわけです。たとえば正午から使い始めれば、1日目午後の用事と2日目午前中の用事は全然違っていてもいいわけですから。

で、7月30日の午後はこのきっぷを事務所最寄り駅である桜通線野並駅から使い始めました。7月31日、13時32分まで有効と印字されています。

昨日のうちに銀行に往復し、契約書やら委任状を預かってこなければいけません。13時半過ぎに出発しても銀行に着くのは14時半過ぎ。名古屋市内ではありますが、その銀行はちょっと遠いのです。これが裁判書類作成の依頼人ならもう少し僕の都合で面会時刻を繰り下げますが、さすがに銀行さんに登記の書類をもらいに行くにはそう非常識なことも言っていられません。15時の閉店に余裕を持って行かなければ、ということで上記の時刻から地下鉄全線24時間券を使い始めました。

今日は某区役所で11時半にお客さまとの待ち合わせを設定しています。これに間に合うように9時半前に野並駅から24時間券を利用開始、市税事務所へ行って住宅用家屋証明書を取り、見込みより少々早く入手できたので名鉄ではなく併走する市バスに乗り換えて区役所へ向かいました。

市バスは24時間券では利用できないのですが、icカードで乗車すれば乗り継ぎ割引が使えます。お客さまとの面談そのものはすぐ終わり、1時間に一本しかない東山線沿線に出るバスに『乗り継ぐ』ことができました。実際には乗り継いだというより、目的地で所要の用事を済ませたわけではあるのですが。とにかく第1のバス乗車から90分以内に第2の乗車がある、という状態にはなったので割引が適用されます。

さらに地下鉄を乗り継いで、法務局最寄りの駅に到着しました。時刻はここで12時34分。

うまくやれば登記申請書提出後に昼ご飯を同駅周辺でたべられるかな、などと思ったのですがそこまで手際よくは進みませんでした。東山線本郷駅から目的の法務局出張所までは、歩くと15分ほどかかるのです。受領書を銀行さんにファクス送信し終えて本郷駅の改札に戻ったのは、13時30分になりました。

13時32分まで有効の乗車券を持っていますので、改札は通れるのです。

ただ、有効期間の終了時刻までには目的の駅にたどり着けません。本郷から野並へは乗り継ぎが最低1回、だいたい35分ほどかかるのです。

最初このきっぷが出たときに、たぶん国鉄やJRでいう継続乗車船に類似した制度が適用されるんだろうな、と思ってやってみたら実際そうだった、というわけです。具体的には、券面に示された有効期限終了時刻ギリギリにとにかく改札を通って駅構内に入りさえすれば、あとは順当に乗り継いで目的駅で改札を出るのは期限の時刻経過後でも可能、という制度になっているので最初っからそれを狙う、と(苦笑)

つまり今回の計画では、銀行担当者さんにはできるだけ第一日目の閉店間際に訪問して書類を引き取り、第2日目に会うお客さまには1時間に1本のバスの出発時刻ギリギリに面談時刻を設定して委任状にハンコをもらい、住宅用家屋証明書は空いた時間に取りに行くのが正解らしい…ということで。

こういうきっぷがあると、より一層オンラインでの登記申請からは遠ざかったりするのですがその是非はさておいて。名古屋市営地下鉄がお好きな方には、試してみるといいかもしれません。

言い放題な就業規則の納品説明-飲食店編-

今日中に文案を送る、と連絡したメールにこう付け加えました。でも日中はムリです、と(苦笑)

そんな就業規則の案がさきほどようやくできまして、これからささやかな晩ご飯にするところです。見切り品半額の串カツ1本焼き鳥3本が待っています。ビールも冷やしてあります。

我ながら身も蓋もないな、と思ったのが書き終えたメールの説明文です。起案には結構時間がかかっています。

僕の見解を記しただけなので守秘義務には反しないでしょうし、僕がごくまれに発生する使用者側社労士の仕事でどう振る舞っているか覗いてみたい、という方もいらっしゃるかもしれませんのでメールの送信内容の一部を転記します。


こんばんは。長らくお待たせしました。表題の件、添付ファイルを二つ送ります。
 
 一つは本則の案、もう一つは本則から服務規程(第1●条)だけ抜き出して整理した案です。
 
 特徴としては次のようになっています。
・パート(ほか非正規従業員全部)と正社員を合わせたものにしました。
・正社員とパート等は賃金の払い方で分けました。正社員は月給、パートは時給か日給を想定しています。(第●条)
・正社員は原則として無期雇用契約としますが、採用直後は期間の定めを置ける想定です。(第●条3項)
・パートは今後全員、有期雇用にして(第●条3項②)更新のつど賃金を見直します(第5●条の次)。
・休職は特に私傷病について期間を明確化しました。
・服務規程は『バイトテロなど、会社が吹っ飛ぶほどの凶行』『そうでなくてもクビにできる可能性が若干ある非違行為』『一発ではクビにできない不都合』の3グレードに分けています。(以下、第1●条)
 一発解雇が難しいものは丁寧に指導していかないとクビにできないのが裁判実務なので、書面による指導そのものを制度化して条文に入れました。
・上記の凶行は特に入社時に誓約書を書かせて禁止する想定です。ただし禁止事項を10個も20個も並べても覚えられませんから、誓約書に書かせて禁止する行為は数件が限界と考えてください。
・上記2項の関係で、細々とした服務規程はなるべく整理統合しています。飲酒運転や特定の客に無償で料理を出すことは明示的な禁止事項としました。
・顧客情報の漏洩、それと関連するSNSの利用は規定を厚めにしました。(第●0・●3条)
・副業は可としました。当然ながら勤務時間内には不可としています。(第2●条)
 【重要】現在でも注意しなければなりませんが、たとえ無届けの副業でも、労基法上はよその会社で働いた労働時間と御社で働いた労働時間は通算され、1日8時間・週40時間を超えた側に残業代の支払い義務が生じます。
  ですのでそうした副業は明示的に禁止しています…が、こうやって書いておけば(以下一文、省略。ここはさすがに言えません)。
・休日労働の定義の関係で、1日のはじまりを午前0時にしない想定をしています。(第2●_1条)
・残業の可否を承認制にするのは、残業代を払わない理由としては姑息=訴訟になったら負けるので、その代わりに上司が中止を指示できる規定を追加しました(第3●条4項の次)


さすがに条文そのものはお見せできないのですが、ある程度なじんだ(使用者側の)お客さまにはこんな調子で話をしています。厳しいのか優しいのかの判断は読み手の皆さまごとに、異なるかと思いますよ(遠い目)

ここで公開しなかった箇所等にご興味のある使用者側の方の相談は…お受けする場合は1時間税別6千円としています。相談やその後のご依頼を受けるかどうかはお約束できませんが、多少怒ったり厳しい言葉を口にすることはあってもその後すぐに御社の敵に回って労働者側で裁判書類を作ったりすることはありません。お約束できるのはこれだけです。

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